立冬が過ぎても、穏やかな日が続いている。
日の出前に散歩に出かけるが、あまり寒さは感じない。
若宮大通りのトウカエデや、白川公園の
ケヤキは色濃くなってきた。
午後は日進市図書館ホールで、朗読を聴いてきたきた。
ドラマの展開に思わず引き込まれたり、耳もとに届く静かな語りが
子守唄になったりと、心地よい時を過ごすことができた。
いつものことながら、淑やかなご婦人に囲まれた黒一点の
友人がうらやましい。
終わった後は、入院中の友人を見舞ってきた。
大病を患い、手術後それほど日にちが経っていないので、
会うまではこちらが不安を感じていた。
ベッドの中か車椅子かと想像していたが、談話室まで
歩いて来る姿を見て驚いた。
様々な幸運が重なってのことだが、友人の命が救われたことに、
とても幸せな気分になった。