名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

飛騨の棚田が大雨で崩落

2020年07月16日 | 暮らし

↑高山市滝町の棚田
今日の朝刊に、高山市滝町の棚田が大雨による
山崩れで崩落したことを伝えていた。



以前住んでいた地区にある棚田で、農作業をする人たちの姿が
いまだに目に焼き付いている。



東は乗鞍岳、西は白山が眺望できる山間の集落は、家と田畑が
斜面にへばり付くようにして暮らしている。

過疎化が進み後を継ぐ人が少なく、高齢者が細々と棚田を
守っていた。



私が居た頃も最上段の田は放棄され、他にも廃田が
目立つようになっていた。

先祖が営々と、何百年もかけて築いてきた棚田が、
一瞬の豪雨で崩壊してしまった。

道路や鉄道は公共工事として再建が進むが、山奥の小さな
棚田まで目が届く事はない。
農業遺産が、見守る人もなく消えていくのが惜しまれる。



木曜日は円空彫刻の稽古日で、荒子観音寺の
教室で過ごした。



大作を彫る人や、小さな仏像に取り組む人など、教室は以前の状態に
戻っているが、感染者の増加で今後の教室活動に不安が残る。



今朝もカルガモ一家の観察で、白川公園を訪れた。



親ガモがいなかったが、しばらくして戻り親子5羽が
元気に泳いでいた。

コメント (4)
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