↑飛騨の山里
感染者が急増する中で、4連休が始まった。
遠出をする気になれないので、朝の散歩以外は家ごもりの一日。
護法神像は仕上げの段階で、鑿を叩く音や木屑も
多く出ないので、居間ですることにした。
その合間にテレビを見たり本を読んだり、
昼寝もたっぷりした。
↑カルガモ一家は5羽とも健在
朝の散歩はいつものように白川公園からスタート。
公園の木立では、セミの大合唱が始まり、木の幹には
たくさんの空蝉を目にする。
源氏物語では、光源氏が空蝉の部屋に忍び込むが、
薄衣一枚を残して姿を消すくだりがある。
紫式部は、おおらかで大胆に鳴き立てる光源氏と、抜け殻を残して
去る空蝉の哀れを蝉に託しているのだろうか。
平安の雅を持ち合わせないので、蒸し暑さを
かき立てる鳴き声を鬱陶しく感じる。