朝から晴れ間が広がり、爽やかな秋晴れの一日になった。
早朝は北西の風が強く肌寒かったが、昼間はカラッとした日差しが強く、
汗ばむほどで朝晩の温度差が大きい。
空気もすっかり秋に変わり、流れる雲に秋を感じた。
今日は親知らずの抜歯手術の予定日で、予約してあった日赤の口腔外科を訪れた。
実は1週間前に歯を磨いていた時に、ポロッと歯が抜け落ちた。
それ以降は痛みも無くなり、食べる時に穴が気になる以外の支障はない。
診察の結果、抜けた跡もきれいになっているので、それ以上の処置は
必要ないとの見立てとなった。
診療情報書を書くから主治医と相談するようにとの指示があった。
親知らず抜歯の時に影響を受ける奥歯も抜くことになっていたが、温存できることになった。
腹を決めて病院に出かけたが、安堵した反面、何となく拍子抜けした。
大病院の診療は初めての経験で、初診の受付から口腔外科の受付、問診、受診、
レントゲン撮影など、広い病院を行ったり来たりと慌ただしい。
最後に会計に書類を回し、自動会計で支払いをして、すべてが完了。
回る先々は、どこも行列ができていて、不慣れな高齢者は戸惑うことが多い。
今回は手術が避けられほっとしたが、病院の診療システムの一端を
体験できたのは収穫だったかも。
用意していたお粥には手を付けず、焼き肉定食を腹いっぱい食べた。