名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

寒い朝

2024年01月09日 | 暮らし

今朝も青空が広がっていたが、放射冷却の影響で空気が冷たく
底冷えがした。

外出予定がないので、家で本を読んだり彫刻をしたりして
終日家で過ごした。


先日の続きで青面金剛神像のリメイクをしている。
青面金剛神は庚申講の本尊で人間の体内にいる虫が庚申の日に、
人の悪事を天に報告し、その人は寿命を縮めるという。 

そのため虫が活動する庚申の夜は眠らないで、青面金剛神を祀って
祈りをし、夜通し酒宴を行うという風習が江戸時代に広まった。


円空は各地の庚申堂や個人宅にいろいろな形の青面金剛神
を残している。

下呂温泉合掌村円空館に展示されている像は、下呂の今井家に
伝わる青面金剛神である。

異形の像には様々な言い伝えがあり、伝説と史実の狭間を
紐解きながら模刻を楽しんでいる。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
庚申の日に~ (Rei)
2024-01-09 20:52:40
庚申の日も知らなくて・・・
神仏は戒めているのでしょうか?
眠らないで夜通しお酒を飲む?
人に都合の良い過ごし方とも思えます。
伝説を知り楽しむのも彫刻の楽しいところでしょうね。
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庶民信仰 (nko)
2024-01-09 21:36:30
Reiさん
庚申の夜は筵や草鞋を編む夜なべ仕事も、
夫婦の交わりも絶ったと言われてます。
ご馳走を持ち寄っての講は、数少ない楽しみ
だったようです。
道教の影響を受け、昭和の初めまで盛んに
行われていたとのことです。
科学が未発達な時代に、健康長寿を願う庶民は
円空さんを様々な形で頼っていたことが窺えます。
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Unknown (ryo)
2024-01-09 23:02:49
青面金剛神像のリメイクをされているのですね〜
伝説や史実に基づき模索しながら
彫っていかれるのですね。
本当にさまざまな形があることを知りました。
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円空さん (nko)
2024-01-10 07:15:19
ryoさん
贅肉を削いだり、頬の弛みを取ったり、口角を
上げたりと、木彫りなので自在に出来ます。
前より良くなればいいのですが・・・
円空は山奥から海辺まで広く行脚していたので、
仏像の形や祈りの形も様々で、興味が尽きません。
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