名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

都会のため池の生物

2014年06月17日 | 雑感



6月も半ばを過ぎて、蒸し暑い日が続いている。
夜は窓を開け放って寝ているので、
ウシガエルの重低音が、部屋まで響いてくる。



車の騒音ほどではないが、かなり耳障りだ。
雄ガエルのラブコールは、繁殖期が終わる
8月まで続きそうだ。

食用のためアメリカから来た外来種であるが、
繁殖力が強く、全国各地に縄張りを広げている。


↑ Wikipediaより

小魚や昆虫、在来カエル、小さな蛇など、
動くものなら何でも食べてしまう。

20センチほどもある迫力に、天敵である蛇も
尻尾を巻いて、逃げてしまいそうだ。

飛騨にいた頃は、カエルや卵塊を食べるイモリや蛇、
それを襲うクマタカやトビの姿をよく目にした。


↑ ミドリガメ


↑ ブルーギル

食物連鎖は、自然界をバランスよく保っているが、
天敵のいない都会の池は、アメリカザリガニやブルーギル、
ミドリガメなど、外来種が、我が物顔でのさばっている。

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2 コメント

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外来種は逞しい (Rei)
2014-06-18 08:43:59
遠い地へきてたくましくなければ生きていけないにでしょう。

近くの池でも お腹の底に響くような低音が聞こえてくるので
散歩中の人に尋ねると食用ガエルでしょうとのこと。
これもウシガエルのことでしょうか?

外来種は植物でもなんでも悪者扱いですが
なにか良い点もあるのでしょうか?
返信する
グローバル化 (nko)
2014-06-18 10:53:49
Reiさん
いずれも、人間の都合で海外から連れて来られて、
今になって邪魔者扱いではかわいそうですね。
果樹の受粉用西洋ミツバチが、在来種を減らして問題になったり、
北米から来たウシガエルも、食べる人が
いなくなって、生態系に影響を与えています。
功罪はともかく、この世界でも、
グローバル化が進んで行くようです。
返信する

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