いつも名古屋へ来るときは、高山の水をペットボトルに詰めて持ってくる。
田舎家は上水道が来ていないので、湧き水をポンプで台所や風呂場などに送って使っている。
恐らく、ミネラルやカルシウム、その他有機物も混じっていると思うが、10年以上飲み続けていても体がおかしくなったこともないので、今も安心して使っている。
名古屋の水道は、木曽川水系の水を使っているので比較的おいしい水だと言われているが、やはり飲み比べると自然の湧き水との差は歴然としている。
飛騨はいたる所に湧き水や清水があり、コップなどが置いてあるので、通りすがりの人がよく利用している。
名水ブームや自然の湧き水の人気が出て、最近は地元の人たちも長寿の水とか長命水などと名付けて、汲み易いように樋をつけたり、清掃をしたりして維持管理に努めている。
評判の良い水汲み場には、他県ナンバーの車がポリタンクを持って汲みに来たり、順番待ちをする姿も見かけるようになった。
飛騨では、きれいでおいしい水を使った豆腐や地酒、蕎麦などが名産品、名物として売り出されている。
水を意識する人が増える一方で、名水が大腸菌に汚染されて飲めなくなったという話も耳にする。
水も空気も汚染源はすべて人であるから、自然環境をこれ以上損なえば、空気をボンベで買ったり、飲料水もペットボトルで買う事になるかもしれない。
今日も名古屋で、飛騨の名水?で沸かしたコーヒーを味わっている。
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