今日のトリックス

手品をやっている以上、一度はお会いしたかった人と、たまたま、トリックスで遭遇した。

手品の研究家とでも言えば、いいのだろうか。非常に知的で、演出、手順、技法の効率化など細部まで考え抜いている方で、ひさびさに興奮した。合理的かつ真摯な人の考え方っていいなあ。

考え方だけでなく、演技も繊細だし、カードをもてあそぶ動作もきれいなのだ。演じ手としても、かなり上の方である。

手品を中途半端とは言え、やった身として興奮を感じさせる人は少なく、年に２～３回くらいなのだが、今年は、もう、２回目だ。

今年は手品のあたり年なのかもしれない。