今朝、12歳の女の子(だったかな)が中島みゆきさんの『ファイト』をリクエストなさっていた。
元気をもらいたいとのこと。
私の感性がおかしいとは思うが、あの歌で元気をもらったことはない。
あって、「悲壮な決意」である。
私は冒頭部だけでひるんでしまった。
聞いて後悔したといってもいい。
サビだけでよかったのに。
聞いてしまったとは。
「あたし中卒やからね 仕事をもらわれへんのや」
12歳はここからどんな元気をもらうのか。
「私、本当は目撃したんです 昨日電車の駅、階段で
ころがり落ちた子供と つきとばした女のうす笑い
私、驚いてしまって 助けもせず叫びもしなかった
ただ恐くて逃げました 私の敵は 私です」
これには共感を覚える。
「私の敵は 私です」
そう、つまりはそういうことだ。
私にとって『ファイト』は「元気」をもらえる曲ではないのである。
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