●昔の記事を直前季節用に多少、手を入れました。
●うちのブログは意外と国語の情報が充実しているので活用してほしい。
※無料だよ、無料。塾、予備校並みの教材もあるよ。元予備校あがりだから。
※以下、本題。
●第一志望はゆずらないと言いながらも、そうはいかないことがあるだろう。
●そこで、滑り止めの決め方について述べてしまおうと思う。
●第一志望でない場合に備えることも重要だ。今回の話は有坂誠人先生、代々木ゼミの教務課の方、自分の経験談などをまとめて述べていく。
●まずは偏差値の出し方。
二学期(後期)の模試の最低偏差値or平均偏差値マイナス5くらいが妥当である。
「二学期(後期)の」というのがポイント。まあ、前日まで偏差値は上がり続けるが(そう信じろ!)、今回は滑り止めの話だから。
●次に志望学部(分野やら学群やら)の決め方。え? 志望学部は決まっているじゃんと言う方は甘い。滑り止めの話である。文系、理系と大まかに決めればいい。どうしても適正と言うのがあるからもう少し細かくしたいという人もいるだろうからそこは趣味としてもいいが、文系でも人文科学か社会科学かくらいに緩やかにした方が良い。
滑り止めだから学びたいことをあきらめるのも作戦なのだ。
私は法学部志望だったが経済学部にした。結果として法学系統は学んでいて向いていなかった。
人生と言うのは意外とうまくできているものだ。
●さらに志望校の決め方である。
先ほど求めた偏差値で口ずさんで抵抗感が一番少ない大学を選ぶのが原則。自分の気分を重要視しよう。
●そして、入試科目の内容をチェック。数学の範囲や漢文の有無などをチェックする。
まあ、絶対的自信のある科目は少々なんとかなるかもしれない。私は浪人生として漢文を勉強したことが三日しかないが、漢文のある大学を滑り止めにした。
●絶対的な自信がある科目があれば、少々の冒険は効くのかもしれない。
●わたしの場合、国語は絶対的得意科目であったから。
●そして、できればであるが、受験結果による奨学生・特待生制度のある大学が良い。私は知らなかったが、私が滑り止めにした大学は奨学生制度があって、受験で上位3人~5人にはいると授業の半額が戻ってきたのである。
せっかくの(?)滑り止め大学である。上位で合格しているはずではないか。私が仮面浪人を止めたのは、その奨学金を受け取った頃である。
さらに、その大学は2年生以降、学部上位2~5人程度に特待生として学費の全額が帰ってきたのである。実際に特待生となった。まあ、滑り止めのせいもあるが、予備校時代の90分講義に集中する力を発揮したからであろう。
ここだけの話、某国公立大学の教授から「英語だけは学習しておいてくれ。あとはなんとかするからウチの大学院にきてくれ」とスカウトされるくらいは、講義の予復習をしていたのである。その教授は翌年亡くなってしまったが。
今では講義の予復習は当たり前の行為であろうが、昔の大学は甘かったのである。
滑り止め大学だと甘いかもしれない。
予習、復習して、授業に集中するだけで、トップ層に入れるかもしれない。
トップ層に4年いると卒業学部総代になれるかもしれない。
俺がそう。
●また、他の科目同士が関連していたので(学部と言うのはそういうものだ)、他の科目で良い成績を取ると応用が効いたのだ。
大学と言うのは、授業科目の選択さえ間違えなければよい成績が取れるのである。
●滑り止め大学ライフもまじめに過ごせばそれなりに楽しいものだ。
●以上、参考にしていただければ幸いである。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます