9月の《手造の旅》ペルーとイグアスに新潟からご参加の方があり、日帰りでその説明会をしにいった。
新潟は、国内《手造の旅》に佐渡と村上をとりあげようとしていることもあり、もう少し興味を深めたいと思っていたところ。短い時間で地元の方に案内していただくと、ガイドブックを開いて得られるのとは違うアイデアに出会える。
最初に南米の旅の説明をするのに訪れた場所は、「燕喜館(えんきかん)」という元は豪商のお屋敷
移築され、増築されているのでもともとの姿ではないが、実際にイベントに積極利用されているきれいに整えられた場所である。博物館というよりも、きちんとした茶屋のたたずまいか。オリジナルの建物は明治40年建造といわれている。洋風な雰囲気が感じられるのがその時代らしい。
庭に面したガラスは一部が古いもので、ちょっとゆがんでいる。
もともとの建物の部分がこちら→これを見ると、たしかに明治四十年だと実感。人間のサイズに合わせているのか、小作りである。
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次に、同じ齋藤喜十郎という豪商が建てた別邸へ案内していただいた。
街の真ん中にこんな高低差のある庭園があるとは、入口からはいるまでわからない。
渡り石は再利用されたものなのだろう。ただきれいな石をつかうより雰囲気がある
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朱鷺メッセのタワーは新潟市内を一望できる場所、展望台は無料であがることができた さすが新潟おせんべい屋さんがスポンサー。
ちょうどNHKの「ぶらタモリ」が新潟を「砂丘の街」としてとりあげていたので、よく理解できた。
日本でいちばん長い信濃川は新潟県内を流れる時の呼び名。長野県の千曲川と同じもの。流れる県で名前が変わっている。
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古い蔵を改装した漬物屋さんへ 売られていた「梅ゆずの出汁」が気に入って購入。
フィールドワークの成果を、いつか《手造の旅》国内で使いたいと思っている。