旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

《手造の旅》鉄鉱山とオーロラ 出発 ヘルシンキ到着

2017-11-02 12:04:28 | フィンランド
フィンランド航空で出発

機内の運航地図は以前よりずっと見やすく・わかりやすくなっている。ヘルシンキがどれほどアジアに近いヨーロッパに位置しているのか、一目で理解させてくれる↓

⇒※フィンエアが主導する「新・大航海時代」かもしれない

午後三時過ぎにはヘルシンキ到着↓


市内中心部のホテルにチェックインして近くを歩いてみよう。
ホテルの正面に自然誌博物館のクラシックな建物↓

2012年に出来た「カンピ礼拝堂」は、一見何かわからないような建築物↓

内部もシンプルで、宗教を問わない祈りの場になりえる・・・?


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ヘルシンキ中央駅はほぼ百年前に完成した、建築家エリエル・サーリネンの出世作。いちばん印象的なのは入り口に立つ二組の「光の玉を持つ巨人」ではないだろうか。百年経ってもおもしろい人物像↓

駅構内は改札なしでどんどん入っていける。その気になれば列車にだって乗れてしまう。
近郊へ行く列車の入り口には、SUICAのような電子パスをチェックするポールが立っている↓小松がはじめて電子パスを使う人を見たのはこのヘルシンキだった。「ぴっ」(という音もしないけど)いったい何をしているのかわからなかった↓


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キアズマ=現代美術館は夜でも開いている。入ってすぐの空間↓

カフェでカレリア・パイとコーヒー↓

入り口の売店は美術館らしい品々↓

目に留まったのがこれ↓なんだと思います?

プランター?
いえいえ、どうやらお茶を入れる道具のようなのです。ううむ、使いにくそう…?

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キアズマの面しているのはマンネルヘイメン大通り。フィンランドという国を出現させた時代のヒーロー、マンネルヘイム元帥=後に大統領↓ロシア革命の後独立を宣言したフィンランドで起きた内戦で「白軍」を指揮した。

もしこの内戦で赤軍が勝っていれば、フィンランドはソ連連邦の一部になっていただろう。
そうなっていれば、今のバルト三国と同じ運命だったかもしれないのだ。






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