旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

《手造の旅》大津京都丹後間人丹波~伏見クルーズ

2020-11-26 15:47:27 | 国内
鉄道が開通するまで、伏見は何百年も京都の玄関口だった。

大阪から淀川を遡る船が着く港。秀吉が整備したのがはじまり。

↑池の北岸奥に伏見が位置している。

↓下は昭和の地図だが大阪港から淀川をのぼってくると伏見に至る。

↑何百年にもわたり大きな水害が襲っていたのがわかる。
地図上で上の方に記されている水門がこれ。

昭和四年竣工。今も現役で京都市内に淀川の水が入ってくるのを止めている。

水門にある資料館で上陸。

二十分ほど見学時間がある。ちいさいけれど見応えがある。
※ここで解説されていた歴史をこのページに再録しています
見学している間にどしゃ降りに!

ふたたび乗船。伏見の酒蔵は有名。

蔵を見ながらのんびりと、と思ったら
先ほどの雨で水路にどどっと水が噴き出している。

なるほど、治水というのは都市計画の要なのだと実感した。


京都市内をながれる高瀬川は伏見に着いた荷をそのまま船で中心部に運ぶための運河。
鴨川の水を市内へバイパスするかたちで建設された。

1614年に建設され、物流の役目を終えた今もここから分岐している↑

ただぼーっと乗っているだけではもったいない十石船クルーズでした。
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寒天を使った日持ちする羊羹をはじめてつくった「駿河屋」さんへ

ちかくにある「油かけ地蔵」もぜひ見ておこう

「これはホンモノだ」と、ひと目見て思った。

ランチは滋賀県の琵琶湖畔へ

コメント
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