旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

ニームの古代ローマ~メゾン・カレとアレーナ

2021-01-13 10:08:20 | フランス
2009年フランスの旅より
紀元前16年に建設された古代神殿がほとんどそのまま残されている。

現代の名前は「メゾン・カレ=(四角い家)」

中世には教会に転用されたので壊されなかった。19世紀までにいろいろな建物の一部になっていたが、現代の修復で古代神殿のかたちをとりもどしている。真っ白なのは修復がおわったばかり?

やっぱり、逆の半分はまだ覆われていた。

ニームは古代ローマ時代には南仏最大の街だったとされる。

巨大なアレーナは二万四千人を収容できたそうな。

小松がこれまで訪れてきた古代の円形闘技場のなかでももっとも原型を留めているものだ。
チュニジアのエル・ジェムもよくよく残っております。※こちらからごらんください


座席に使われている石には建設の際に吊り上げに使っていた突起がのこっている。

ローマのものに比べて外壁部分もしっかり残っている。


コメント
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