旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

ヴェゾン・ラ・ロメーヌ~山の手の中世の街

2021-01-21 22:09:51 | フランス
2009年南フランスの旅より
ローマ時代の大都市が中世には小さくなってしまう例はよくある。ヴェゾンも「ローマの」という形容詞付になってしまうほど古代の方が大きな町だった。

パクス・ロマーナ(ローマの平和)が潰えた中世になると、人々は自然の要害である山の手にかたまって住むようになった。
街が近づくと岩の上の廃城が見えてきた。

↑写真左手に見えるのが山の手にかたまった中世の街。
↓途中にちらっと見えたケルト時代?巨石文明?の遺跡


旧市街入口の小さなホテルにチェックインし、散歩に出た。

ほんとうに小さな旧市街


↓これは朝の散歩にて↓ こういう街なら、散歩が楽しい立地の小さなホテルに泊まりたい(^.^)

この旧市街の上にでると、さっき遠くから見えた11世紀?頃の廃城に出る↓

この向こう側はえぐれた崖になっているのだ

ここから見晴らす川の向こうの平地が↓

ローマ時代の都市だった↑
山の手の中世都市と平地の古代ローマの街の間にはウヴェズ川が流れていて、

そこに渡された橋は、ローマ時代の紀元後一世紀からのもの。

欄干は修復されているようだが、十七メートルのアーチはローマ時代からのオリジナル。

夕食に入ったイタリアンのお店でチーズたっぷりのペンネが忘れられない↓

こんなふうに、チーズをくりぬいて調理!

もう一度食べてみたいなぁ(^.^)




コメント
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