旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

ユゼス

2021-01-17 10:00:12 | フランス
2009年南フランスの旅より
ユゼスは、ニームへの水道橋に流れる水の源が近い。川の上に位置する中世からの街。

「フネストル(窓)の塔」と呼ばれる11世紀の鐘楼が街のシンボルになっている。

フランスではここでしか見られないタイプだそうだ。
登りたいけど立ち入り禁止(^^;

同時代の教会本体は「アルビジョワ十字軍」で壊されてしまい、

19世紀の再建された正面玄関になる。

内部は古い教会時代の名残が感じられる。

**
ユゼスの街の繁栄は司教座と共に公爵の宮殿があったことがおおきい。
二つの勢力が競っていた結果、小さな旧市街に立派でいかつい(防御に適した)建物がいくつも建設された。

公爵宮殿のベルモントの塔(12世紀)にのぼる。

これを建てさせた公爵の名前に由来する。

同じ敷地内の公爵の礼拝堂の屋根↑

逆方向、すぐ近くに司教の塔↑同じく12世紀ごろのもの。
***
ユゼスのオゼルブ広場(place aux herbes「ハーブの」の意味)はフランスでも指折りの歴史をほこる市場がでる。雨でもだいじょうぶなようにだろうか、広場を囲む建物の地上階部分は大きなアーチになっている。

土曜日の朝

ちょこっとずつ試食?



ここの食材がレストランでこんなふうに提供されるのか

夜のアーチ


日曜日の朝、市場はきれいになくなって静かな広場。落ち着いたアーチを散歩。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする