45シングルアンプ用の球を手に入れました。
RCA 2A3のベースとなった球『45』です。直熱三極管。
ナス管の『245』や『345』も有りますが、お高いので、まずはST管の『45』です。
『245』は、『45』でしっかり音出しが出来てから、次の楽しみとします。
M型吊りヒーター(フィラメント)です。
RCA Cunningham / Radiotron ダブル刻印。カニンガム。このメーカーも憧れでした。
見た目もカッコ良い~!!!
1935年製だそうです。今から85年も前の球!戦前ですね。
特性測定済(データ付)、動作チェック済の未使用品、且つ動作保証付きでした。安心ですね。
火を入れた時の姿を想像しただけでワクワクします。
SOVTEK 2A3と並べてみました。小ぶりで背が低いです。しかし重みが有ります。
同時期に、整流管『5X4G』も購入しました。
出力管が吊りヒーターなら、整流管も吊りヒーターで揃えたいので衝動買いしました。
赤い『NL』の印字がありますが、NLは商社なので恐らくSylivania製でしょう。
45に比べて、5X4Gのヒーターは太いです。逆V型の吊りヒーターです。
5U4Gと5X4Gは、ピン配が違いますが、特性は同じです。
ソケットの配線を工夫すれば、両方が使える様になります。
3-4ピン、5-6ピン、2-7ピンをショートすれば、どちらでも使える様になります。
なお、平滑回路へは8ピンから取り出し。
整流管は過去の経験から寿命が短いので、纏めて2本購入しておきました。
さて、球の準備が出来ましたので、いよいよ設計です。
~つづく~