My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

45 シングルアンプの製作(8) ~外観と初試聴~

2021-01-17 13:45:24 | 真空管アンプ

回路設計、配線が終わり、RCA45シングルアンプが完成しました。1st. ver.になります。

まず、外観はこの様になりました。

整流管は、まだ『5U4G』です。

6SN7は、National Union製のブラックラウンド型を使いました。先日ステムリードを修理した物です。

 

さっそく、火を入れ、音を聴いてみます。

ダイナミックで開放的は音に変わりはありませんが、高音域の細かい音まで聴こえる様になりました。

これは『45』と言う球が直線性が良いためと、デカップリング追加の効果でしょうか。

また、入手時よりは左右への音の広がりが良くなりました。B電源分離が効いたのでしょう。

因みにハムノイズはスピーカーに耳を近づけても殆ど聴こえません。

しかし、音に艶とか色気は感じません。少し荒っぽく落ち着きが有りません。

且つ、低音は団子状で固まっています(ゴンッ!、ゴンッ!って感じ)。弾ける感じがありません。

このままでは満足できる筈が有りません。改良が必要です。

要因は、無帰還だから?直熱管だから?シングルだから?とか色々と考え始めます。。。

或いは、RCA45が85年も前の未使用球だから覚醒するのに時間が掛かる?

 

整流管は『5U4G』『5X4G』どちらでも使える様に配線しましたので、『5X4G』に挿し換えて見ます。

管壁のシルバーが眩しいです。見た目は良い感じです!。

音質は『5U4G』の時よりは濃厚に感じます。

部屋を少し暗くしてみます。

吊りヒーターの灯りが良い感じです。

 

兎も角、RCA45で想定通りの電圧と動作が出来たという事で、ここまでは一旦成功としておきましょう。

 

次は、新しい回路をひとつ導入してみました。

 

~つづく~

 

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