回路設計、配線が終わり、RCA45シングルアンプが完成しました。1st. ver.になります。
まず、外観はこの様になりました。
整流管は、まだ『5U4G』です。
6SN7は、National Union製のブラックラウンド型を使いました。先日ステムリードを修理した物です。
さっそく、火を入れ、音を聴いてみます。
ダイナミックで開放的は音に変わりはありませんが、高音域の細かい音まで聴こえる様になりました。
これは『45』と言う球が直線性が良いためと、デカップリング追加の効果でしょうか。
また、入手時よりは左右への音の広がりが良くなりました。B電源分離が効いたのでしょう。
因みにハムノイズはスピーカーに耳を近づけても殆ど聴こえません。
しかし、音に艶とか色気は感じません。少し荒っぽく落ち着きが有りません。
且つ、低音は団子状で固まっています(ゴンッ!、ゴンッ!って感じ)。弾ける感じがありません。
このままでは満足できる筈が有りません。改良が必要です。
要因は、無帰還だから?直熱管だから?シングルだから?とか色々と考え始めます。。。
或いは、RCA45が85年も前の未使用球だから覚醒するのに時間が掛かる?
整流管は『5U4G』『5X4G』どちらでも使える様に配線しましたので、『5X4G』に挿し換えて見ます。
管壁のシルバーが眩しいです。見た目は良い感じです!。
音質は『5U4G』の時よりは濃厚に感じます。
部屋を少し暗くしてみます。
吊りヒーターの灯りが良い感じです。
兎も角、RCA45で想定通りの電圧と動作が出来たという事で、ここまでは一旦成功としておきましょう。
次は、新しい回路をひとつ導入してみました。
~つづく~