kotoba日記                     小久保圭介

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のだめカンタービレ 2

2008年01月03日 | 生活
今日もテレビ「のだめカンタービレ」を、
録画しながら見ていました。
昨日の続きで、おなら体操から始まって、ラストまで5時間。
7話から11話まで。
ホルストの「ジュピター」が3回かかり、
当然、「ジュピター」が鳴り始めた時は、
号泣でした。マジ、ハンカチがべとぼとになって、
目痛いし、まいった。
朝からおもしろ過ぎて、笑えてしゃーないし、
今日はラストということもあって、昨日より泣いた泣いた。
いやあマジおもしれえ。
しっかし、このドラマ、モーツァルトの伝記映画「アマデウス」のノリ、
かなり意識していると思いました。
ていうのは、1話の冒頭で、「モーツァルトはスカトロジーだった」
と天才と変態のことを言っていたのを、
思い出したからです。
のだめ、マエストロに「天才と奇行」の両極を重ねてもいます。
笑いを全体的にバックアップしているのが、鋳?シ人。
この俳優がいなかったら、「スゥイングガールズ」の成功もなかったのじゃないかな、
と思います。たぶん他の役者さんも、「ここまでやる?!」
と鋳?シ人に思って、はじけたように思えました。
それと、音楽家達の情熱。これがまたたまらん。
のだめのセリフ「かみさまが呼んでいるからいかなくちゃ」
と恋人に催眠術をかけて去るシーンがありますけど、
ここはいいセリフだと思いました。「かみさま」という言葉は、
全編通して、ここ一回だけ(及川さんを省いて)ですけれど、
曲「ホルスト」でもそうですが、僕には、
かなり顕現的な感じがあるドラマです。
役者。
及川光博でもそうですし、役者がきっちり自分の領域の仕事を、
全開している、そんな感じだし、
上野樹里じゃなきゃ駄目だし、玉木宏じゃなきゃ駄目だし、
峰や真澄はあの俳優さん達じゃないと駄目って感じの、
凄いジャストのキャストならではのドラマです。
峰のムードメーカーは鋳?ウんより凄くて、
ドラマ全体の、スピード感とか希望とか、
本当はこの峰の存在感が大きいんじゃないか、と思えるほど素晴らしいです。
どうしよう、明日、明後日。。。

もう今日は見終わって、本も読めず、
散歩のみ。とにかく、
のだめ、おもしろすぎる、と泣きはらした目で、
散歩しながら思っていました。

空はグレイで、時折、青空が見えました。
カラス、カモ、鳩、サギが飛んでいて、
誰かが凧を空高くにあげていました。
桜の木を見ると、つぼみになる部分がすでにはっきり判り、
ああここから咲くんだな、と寒極まる今日に思。
桜の花は、気温が低くなった時から、自らタイマーをかけて、
指折り数えて、ちょうどあたたかくなった頃に咲く仕組みらしいです。
たしか、冬眠打破といったのじゃないかな。
そんなことを思い出しながら歩いていると、
春を僕らは植物と同じように無意識に待っているんだな、
と思いました。
でも今は冬。
冬にしか見られない景を探して、歩く。

ああ、今日は賀状も書けなんだ。のだめショック。
コメント
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