KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

がんばれ京急、というはなし

2012-09-26 22:08:11 | Railway&RailwayModels

おまえらの愛でモニタが見えない Twitterで広がる「#がんばれ京急」の声

 

 ぼくはここまでではないけど、今回の京急の事故は、県民や利用者には大きな痛手であったとともに、これだけ愛着を持っている人が大変多いのにちょっと驚いたわけで。

 会社に京急を使って通勤してくる同僚が、事故の影響で昨日休んだ。きょうは、家の車で会社まで送迎してもらったのだそうだが、あすは同じように通勤できるかわからないという。

 

 24日深夜、大雨が降って線路に土砂が流入、そこに列車が土砂に乗り上げて脱線。復旧には、現場の土砂を取り除き、脱線した列車を線路上に戻すのだが、トンネル内であることが災い(?)し、作業は難航している。今朝のニュースでは、日中には復旧の見込みのはずが、前述の通りで、あすの初電に間に合うかどうか・・・というところ。

 

 台風などでJ○が止まっても京急は止まらないとか、災害に強いイメージがあるのだが、今回の事故でも脱線はしたが転覆しなかった。TVのニュースで見たら、脱線した先頭車はレールから完全に外れていたが、転覆していなかった。

 鉄道ファンには有名な話だが、京急の車両は、先頭車は必ずモーター付きの電動車でなければならないというルール(?)がある。これは、乗り入れをする他社の車両も同じ。踏切が多く、かりに事故で支障物と衝突しても、電動車ならばモーターや走行用機器があって重量もあるため、容易には転覆しないという。路面電車からスタートした京急ならではの考え方が、今も息づいている。

 転覆しなかったのは先の理由だからとして、不幸中の幸いは、現場すぐ先のトンネルが複線用だったため、トンネル内にある程度の空間があった。もしこれが昔の単線用なら、まちがいなくポータルに激突して、惨事は免れなかっただろう、と考える。 

 ただ、以前((1997年)にも現場近くで土砂崩落による脱線事故を起こしていることもあり、そのときの対策が十分なされていたかについては、批判されてもしかたないように思う(現場は、対策の対象にはなっていなかったという)。しかしこれ以上あれこれ書くと、ぼく以上に熱心なファンから指摘されそうで怖い(^^;ので、このへんにしておく。

 

 個人的には、ただただ、早く復旧して欲しいと願う。もちろん安全第一はいうまでもないが。でないと、いつも利用する○須賀線がその影響で普段以上に混むんだもの・・・(_ _;

コメント
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