3連休の最後くらい、家に閉じこもってないで、どっか行ってみようと、ふと思った。
何も考えずに電車に乗り、着いたのは渋谷。副都心線の地下5階のホームだ。
いまはまだ工事中だが、来年このトンネルが東横線とつながり、いよいよ大きく変わっていくのだな、と思っていたら、池袋方面から入ってきた列車を見てびっくり!
なぜか東急の5050系(4000番台)が、渋谷行き急行として来た。1年後なら当たり前の光景になりそうなものだが・・・。
折り返して、「急行・川越市」行となる。川越も久しぶりだな、行ってみるか。
ということで、
約1時間乗りっぱなしで、終点まで乗り、川越市に着いた。もちろん、ここは、東武東上線。雨が強くなった。
ちょっとだけホームに居残り、折り返して上りホームに入る東急5050を撮る。渋谷行きというのは東急ではごく普通のことだが、ここは東武線。
駅を出ると、さっきまで降っていた雨もポツポツとなり、なんとか傘ささなくてもあるけそうだ。目的地は、蔵造りの街並み、そして、「時の鐘」。
歩いてちょっとしたところで、足が止まった。
この音楽スタジオに、デジャブめいたものを感じたからだ。店の名前は・・・「チコ」!うん、思い出した。かなり昔、友人とバンド組んでたとき、1度練習で来たなぁ。
幸先良いスタートだったかもしれない。雨もすっかり上がり、晴れ間も見えてきた。
歩き続けて20分くらいだろうか、ようやく、「蔵造りの街並み・一番街」に着いた。
空が広く感じるのは、それまであった電線がこの区画ではなくなっているから。
信号待ちの時に、「待ってる間に試食して行きなされ」というので、
「まめ屋」の、きな粉まめをつまんでいく。
ほかにゴマや抹茶の粉をまぶしたものもある(えんどう豆って言ってたが、そら豆じゃないかなぁ?と思うのだが)
どれも長い歴史を持つ立派な建物(蔵)。しかし予備知識はほとんどゼロだから、建物そのものについてはまったくといっていいほど詳しくない。ただ、こういう雰囲気の中を歩くのが好きで、いいなぁ、いいなぁと思いながら、闇雲にシャッター切ったりもする。それゆえ、
こういうのとか、
そうこうしているうちに、「時の鐘」に着いた。
正午になる直前で、大勢の人が集まっていた。「残したい日本の音風景百選」にも選ばれた音とは、はたして・・・?
鐘をつく棒が自動的にゆっくり後ろに行って・・・そして、
ぼくには正直、拍子抜けしたような音のように感じた。けど、これがありがたいのだろう、そう勝手に納得するも、機械じゃなくて、昔のように人が撞いたらいいのに、という思いもあり。
見るものも見たし、昼時でもあるので、このお店に入る。その時また背後で「コォ~ン・・・」・・・なんかどうでも良くなっちゃったかも!?
あまり客もいなかったようで、スイスイ奥のテーブルへ通された。
メニューに「紫いも餃子」とある。ちょっと興味がわいたので、それを注文。一緒にラーメンではなく、半チャーハンにした。
これがその、「紫いも餃子」。
皮に紫芋が練りこまれていて、さらに具の中にサツマイモ(紅東)が少し入っているという。なので少し甘い味かなぁ、と思ったが、やっぱりギョーザだった。
よく見たら、TVやFMラジオでも頻繁に(?)紹介されているらしいことが店のあちこちの張り紙でわかる。
食べ終わって店を出る。注文が少なかったからか、もうちょっと食べたいなと思い、またフラフラ散策。
人力車による観光も良さそうな気もするな。
通りに戻って、また歩いていると、「川越シュー」なるお菓子があるのを発見。
どんなお菓子なんだろう・・・?というところで、この続きは次回!