5年前のこの日に書いたブログ記事。
その日から、明日どうなるかさえわからない、「非日常」が始まったように思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/15/bc/7663f71017a0f0e15609eb991fd94f63_s.jpg)
しばらくは、感情的になった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/76/4a/95af4130e9b06872229dfc404c71c862_s.jpg)
計画停電、コンビニの食料不足、次々入ってくる不穏なニュース・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/45/d2/0be7f84c2bbe7e3ff9c5ceb8bda03104_s.jpg)
前の日まで何でもなくできたことが、思い通りいかないことに、イラついていた。
1時間ちょっとの通勤が、2時間、3時間もかかるようになった。当然、仕事も思うように進まない。
順番守って真面目に生きるのがバカらしくなり、他人を押しのけて電車に乗ったことも。
誰もが同じ、いや、もっと苦労したり真面目に生きてる人もいっぱいいるのに。
そう気づいたとき、どこまでも愚かしい自分を恨んだ。
東北へ行く用事ができたので、旅行に出たこともある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/67/10/aa9198401e7823c3d63d4dbc2ea3ad6e_s.jpg)
半年後の気仙沼。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/04/22/ef402cb3ad32f9bedf8717e59fef7a5b_s.jpg)
2年経った、三陸鉄道へも。この時はまだ、一部区間が運休していた。
足を運ぶたび、こころの狭さを突き付けられるように感じる。
そのうち、家を建てて親と同居しよう、という話になった。
あの日、実家の市営住宅が築40年以上で、ひどく揺れたらしく、これ以上の地震が来たら建物自体が崩れるかもしれないと、親が怖がっていたこともあってのことだが。
最初は、会社近くの中古物件をと希望していたが、土地が狭く、さらに山道、崖の上の立地なんてのもあり、地震が来たらどうするという議論になり、たまたま運よく(?)、平地で地盤の安定した、今の場所を見つけ、そこに家を建てて無事転居を終えた。
その間、たった5年、しかし、考えの甘さも己の弱さも思い知らされた5年。
落ち着いた日常と思えるの中での非日常は、今もつづいている、と思うのだが。
その日から、明日どうなるかさえわからない、「非日常」が始まったように思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/15/bc/7663f71017a0f0e15609eb991fd94f63_s.jpg)
しばらくは、感情的になった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/76/4a/95af4130e9b06872229dfc404c71c862_s.jpg)
計画停電、コンビニの食料不足、次々入ってくる不穏なニュース・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/45/d2/0be7f84c2bbe7e3ff9c5ceb8bda03104_s.jpg)
前の日まで何でもなくできたことが、思い通りいかないことに、イラついていた。
1時間ちょっとの通勤が、2時間、3時間もかかるようになった。当然、仕事も思うように進まない。
順番守って真面目に生きるのがバカらしくなり、他人を押しのけて電車に乗ったことも。
誰もが同じ、いや、もっと苦労したり真面目に生きてる人もいっぱいいるのに。
そう気づいたとき、どこまでも愚かしい自分を恨んだ。
東北へ行く用事ができたので、旅行に出たこともある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/67/10/aa9198401e7823c3d63d4dbc2ea3ad6e_s.jpg)
半年後の気仙沼。
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2年経った、三陸鉄道へも。この時はまだ、一部区間が運休していた。
足を運ぶたび、こころの狭さを突き付けられるように感じる。
そのうち、家を建てて親と同居しよう、という話になった。
あの日、実家の市営住宅が築40年以上で、ひどく揺れたらしく、これ以上の地震が来たら建物自体が崩れるかもしれないと、親が怖がっていたこともあってのことだが。
最初は、会社近くの中古物件をと希望していたが、土地が狭く、さらに山道、崖の上の立地なんてのもあり、地震が来たらどうするという議論になり、たまたま運よく(?)、平地で地盤の安定した、今の場所を見つけ、そこに家を建てて無事転居を終えた。
その間、たった5年、しかし、考えの甘さも己の弱さも思い知らされた5年。
落ち着いた日常と思えるの中での非日常は、今もつづいている、と思うのだが。