Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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1度目のウレタンクリアーを塗りました

2013-04-06 18:43:39 | Bluebird 1933
昨日デカールを貼りましたが一晩置いて水分を乾燥させました。
朝からクレオスのシンナーをブラシに入れてデカールの表面が少し濡れる位塗りましてデカールを溶かして密着させます。
昔はラッカークリアーを塗っていましたが今はシンナーのみを塗っています。
理由はこの後のウレタンクリアーとラッカーのボディカラーの密着が良くないので最近はウレタンのボディカラーを使用しておりますがデカールのまわりにラッカークリアーをパラ吹きした場合にもやはり密着が落ちるのです、まあウレタン塗料(クリアーとボディカラー)の間にラッカー塗料が一層入って来る訳ですからその分だけ密着が落ちるのは当たり前と言えば当たり前ですね。
そしていよいよウレタンクリアーを塗りました。
1度目なので仕上げよりも少し粘度の有る物を使って塗っております。

これも一度にドバッと塗る訳じゃなくて少しずつ重ねて塗ってゆきますインターバルは10~15分くらいでしょうか!?
もう既にデカールの段が見えなくなっていますね。
これはクリアデカールの厚みが薄くて段が少ない事にもよりますね。
キットに付いているデカールにはやたらと厚い物も有りますからね~。


私の使っているウレタン塗料は加温(温度にもよりますが)乾燥6時間程で研ぎが可能になりますので作業効率が非常に良いですね。
朝塗れば加温して夕方には研ぎを入れる事が出来ます。
試しにノーズコーンを研いでみました。
デカールの段差はもう見えなくてすぐに奇麗な面が出来上がります。


この状態で他の部分を確認しておきます。
他の部分と言うのは吸気ダクトがノーズコーンの穴を通るのか!?と言う事ですね。
まあ普通この状態ではウレタン塗料が厚めになりますので穴を通らない事が多いのです、実は塗装時に一番気になっていたのがこの問題です。
通らないからと言って大きな穴を開けてしまうとダクトとノーズコーンの間に隙間が出来てしまい不細工な事になります。このクリアランスは感と経験しか無いですね。

リアの垂直尾翼の部分のデカールも段が無くなりましたね。
これで最終仕上げ塗りに移れそうですね。
この時点でクリアーが薄いとデカールのニスの部分がコンパウンドをかけた後に段が目立つ事も有ります。

何故だかフロントの下側に少しクリアーが溜った様な部分が出来てしまいました。
塗っている時は全く気が付かなかったのですが・・・幸いな事に塗料の溜った部分に気泡が入ってなかったのでペーパーで削れば元通りになります。

ペーパーをかけた後はこの通りに綺麗になりました。

他のカウルの合いも調整及び確認をしておきます。

これで明日は2度目のウレタンクリアーを塗る事が出来そうです。