Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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遅れを取り戻す様に・・・

2013-04-29 21:20:55 | Bluebird 1933
GWの連休3日目になりますがいかがお過ごしでしょうか?
今日は午後4時くらいまでは天気も良くて汗ばむくらいの天気でしたね。
夕方には雲が出て来まして今夜は雨ということですがまだ降っていません、今夜は少し降るかもしれませんね。

この所いつも拝見するHPやブログを拝見しますが更新が少ないのはやはり皆さん遊びに出られているんでしょうか?それとも帰省で実家にお帰りなんでしょうか・・・?
まあまたお休み明けにはまた元気で更新をして下さいね(笑)

さて塗装の膜厚から誤差が重なってノーズカウルの脱着が少々難しくなってしまったので仮組をし直すために塗料を剥いてやり直しましたがご覧の方から見ればとんだ遠回りに見えるかもしれませんがこの様なことはそう珍しい事じゃないですね。
意外と遠回りしているんですよ(笑)

遅れを取り戻すためにさっさと塗装をします。
まずはサフです、
このサフも厚く塗ってしまうと、また脱着に支障が出てくる可能性も有りますからなるべく薄く仕上げなければなりませんね。

加熱乾燥をして半日でボディカラーを塗りました。
ボディカラーは予備を残していましたのでその塗料をしっかりと撹拌して塗りました、この再塗装の時にもまずはサフを塗った金属板に試し塗りをしてから塗りますが今回はいくらしっかりと撹拌しても同じ色にならなかったんです、少し濃くなってしまうのです・・・。
理由はよくわからないですが少しホワイトを足して再調色して色を合わせました。
別々にカウルを塗る場合は試し塗りを必ずします、それはたとえ今回の様に同じ塗料を残して置いても同じ事です。
色を合わせる事はそれくらい難しいのです。

ボディカラーが硬化するまでは何もする事が無いので・・・と言う事は無いのですが。
ラジエターがまだ制作してありません。
外観上は出来ていますがまだ完成はしていないのです。
ラジエターはメッシュを作っていないのです。
この時代のラジエターは今の様に縦横の構造になっていません、この当時の物は蜂の巣の様に六角形の構造になっている様です、今となってはどの様な作り方になっているのかまたどの様な作り方なのか分らないのですが・・・。
ハセガワトライツールのエッチング板で六角のメッシュを使います。
ラジエターの必要部分にマスキングテープを貼って型取りしてメッシュに貼って切り出します、当然切り出しただけではきれいに入りませんからペーパーを使って微調整をします。

サフを塗ってメッシュをフラットブラックで仕上げます。
同時にラジエターのメッシュが入る部分もフラットブラックで仕上げておきます、この部分を艶消しにするとメッシュがきれいに引き立つのです。
仮にグロスにするとこの部分が反射するのでメッシュが映えませんね。

塗ったメッシュを取付けるとこんな感じです。
なかなか雰囲気が良いでしょ?

このラジエターにはウォーターラインが無ければなりません、仮組の時には1.2mmのハンダ線でアルミ製のパイプを作っておりましたがその接続には必ずラジエターホースがないといけませんね・・・。
今のラジエターホースはシリコン製だったり少し前でもゴム製の物でしたがそれ以前の物はゴム製のホースの外側を布のメッシュで強化した物が使われていました。
今回のホースはちょっと短めですがシートベルトの幅広の布をハンダ線に巻いております。
ホースバンドはいつものワインキャップの細切りを使っています。
金属色ですが柔らかくて曲げやすいですね。

先程作った物をラジエターに組み合わせています、まだ接着はしていませんが如何でしょう・・・
なかなか雰囲気がでていると思いませんか?

本日はノーズコーンのボディカラーを塗りましたが塗料がまだ柔らかいのでデカールはまだ貼る事が出来ないのですが準備だけはしておきましょう。
データを出して来て印刷をします。

同じ物が何枚でも出来ます・・・何度失敗してもOKですね(笑)
印刷の上にリキッドデカールフィルムを塗っておきますが無ければタミヤの水性アクリルのクリアーを使っても良いですね。
今の日本には良い塗料が揃っていますね、わざわざ専用品を買わなくても全く問題ないですよ。

明日はノーズのデカール貼りとノーズに追加するメッシュの制作ラジエターの組み付けなどをお伝え出来ると思います。
お楽しみに!