昨日本日と山陰も雨模様が続いています。
TVのニュースでは全国あちらこちらで強風や豪雨で被害が出ている様ですね。
島根では風もそう強く無くて雨もほどほどで被害が出る様な事は無さそうです、被害を受けられた皆様には慎んでお見舞い申し上げます。
まだ今日から明日にかけて大気の状態が不安定になる様なのでご注意頂きたいと思います。
こんな雨の日にはウレタン塗装はもってこいなのです。
理由はラッカーの様にシンナーが蒸発して蒸発潜熱を奪いませんから塗料の表面に結露をする事が少ない、つまりカブリと言う現象が出難いのです。
気温に対して湿度が高いので埃の舞い上がりが少なくて塗りやすいですね。
一つだけ気をつけたいのがコンプレッサーからブラシまでのラインに結露水が溜まりやすい事でしょうか、塗装前と後には水を抜いておく事が予防になりますね。
今日は2度目のクリアーから仕事を始めましょう。
2度塗りのご紹介がてら少し丁寧にご案内をしてみましょう、参考になる部分は参考にしてください。
まずは昨日ペーパーがけをしたフロントノーズです。
塗る前はこんな感じです、一面に傷が付いて表面が真っ白な状態ですね、一応ブラシとエアーで削りカスは飛ばしてありますがこの時点では水分が残ると困りますしデカールのニスの部分が表面に出ている可能性が有りますので水洗いを致しません。
もし仮にデカールのエッジ部分がクリアーの表面に出ているとそこから水分を吸収しますが乾燥が出来ずにクリアーに悪影響を及ぼす事も有るからです。
何が何でも水洗いをして奇麗にと言うのはこの場合間違っていると思います。
特に中性洗剤を使うと表面張力が無くなりますので水分がどこまでも奥まで入り込みやすいのです。
パラ吹きました、全体がうっすらと濡れる位でしょうか・・・決して艶が出る程は塗りません。
塗料の希釈に付いても書いておかないといけませんね、希釈は1度目のよりもシンナーを多めにして私の場合はサラサラ状態です。
サラサラ状態のウレタンを塗ると流れやすくなります、またエッジにも寄りやすくなりますから塗り方を変える訳です。
ここで10~15分のインターバルを置きます。
表面が少し乾いた状態(指で触ると少しベタベタする位)になったらもう一度パラ吹きをします、今度は先ほどよりも少し艶が戻って来ます。
部品は違いますがこんな感じです
また10分程のインターバルを置いてパラ吹き・・・
最終のパラ吹き、この時点で結構艶が出て来ますのでこの時点で止めます。
何故何度もパラ吹きを繰り返すのかと言うとサラサラの塗料はそのままドバッと塗ってしまうと流れやすい、特に磨き出しをする場合はエッジに塗料が溜まると削る時に下地を出しやすいですね。
全体を同じ厚みに塗りたいのでパラ吹きをしてボディ表面の塗料を半乾燥で濃度を上げてやるのですまたその上にサラサラの塗料を塗料を乗せて濃度を上げる・・・を繰り返すとボディ表面の厚みが薄くて濃度の高い塗料は部品表面で表面張力により移動を起こし難くエッジに溜まる様な事も無い訳です。
エッジに塗料が溜まらなければその部分を研磨する事も少なくて済みエッジを剥がしてしまう事も無い。
更に塗膜の表面の凹凸が少ない為に最初から3000番とかのペーパーで研磨してやれば十分な塗膜の平滑性を得られる訳です。
フロントの整流カバーはこんな感じですね。
塗装の方が一段落しましたから今度はシャーシの塗り上がった部品も組み立ててゆきましょう。
まず一番気になっているエンジンをシャーシに搭載してみます・・・
リアのアクスルシャフトまで組んでみました、ここあたりはビス止めが多いのでまだまだ分解出来ますが位置関係はなかなか良い様ですね。
TVのニュースでは全国あちらこちらで強風や豪雨で被害が出ている様ですね。
島根では風もそう強く無くて雨もほどほどで被害が出る様な事は無さそうです、被害を受けられた皆様には慎んでお見舞い申し上げます。
まだ今日から明日にかけて大気の状態が不安定になる様なのでご注意頂きたいと思います。
こんな雨の日にはウレタン塗装はもってこいなのです。
理由はラッカーの様にシンナーが蒸発して蒸発潜熱を奪いませんから塗料の表面に結露をする事が少ない、つまりカブリと言う現象が出難いのです。
気温に対して湿度が高いので埃の舞い上がりが少なくて塗りやすいですね。
一つだけ気をつけたいのがコンプレッサーからブラシまでのラインに結露水が溜まりやすい事でしょうか、塗装前と後には水を抜いておく事が予防になりますね。
今日は2度目のクリアーから仕事を始めましょう。
2度塗りのご紹介がてら少し丁寧にご案内をしてみましょう、参考になる部分は参考にしてください。
まずは昨日ペーパーがけをしたフロントノーズです。
塗る前はこんな感じです、一面に傷が付いて表面が真っ白な状態ですね、一応ブラシとエアーで削りカスは飛ばしてありますがこの時点では水分が残ると困りますしデカールのニスの部分が表面に出ている可能性が有りますので水洗いを致しません。
もし仮にデカールのエッジ部分がクリアーの表面に出ているとそこから水分を吸収しますが乾燥が出来ずにクリアーに悪影響を及ぼす事も有るからです。
何が何でも水洗いをして奇麗にと言うのはこの場合間違っていると思います。
特に中性洗剤を使うと表面張力が無くなりますので水分がどこまでも奥まで入り込みやすいのです。
パラ吹きました、全体がうっすらと濡れる位でしょうか・・・決して艶が出る程は塗りません。
塗料の希釈に付いても書いておかないといけませんね、希釈は1度目のよりもシンナーを多めにして私の場合はサラサラ状態です。
サラサラ状態のウレタンを塗ると流れやすくなります、またエッジにも寄りやすくなりますから塗り方を変える訳です。
ここで10~15分のインターバルを置きます。
表面が少し乾いた状態(指で触ると少しベタベタする位)になったらもう一度パラ吹きをします、今度は先ほどよりも少し艶が戻って来ます。
部品は違いますがこんな感じです
また10分程のインターバルを置いてパラ吹き・・・
最終のパラ吹き、この時点で結構艶が出て来ますのでこの時点で止めます。
何故何度もパラ吹きを繰り返すのかと言うとサラサラの塗料はそのままドバッと塗ってしまうと流れやすい、特に磨き出しをする場合はエッジに塗料が溜まると削る時に下地を出しやすいですね。
全体を同じ厚みに塗りたいのでパラ吹きをしてボディ表面の塗料を半乾燥で濃度を上げてやるのですまたその上にサラサラの塗料を塗料を乗せて濃度を上げる・・・を繰り返すとボディ表面の厚みが薄くて濃度の高い塗料は部品表面で表面張力により移動を起こし難くエッジに溜まる様な事も無い訳です。
エッジに塗料が溜まらなければその部分を研磨する事も少なくて済みエッジを剥がしてしまう事も無い。
更に塗膜の表面の凹凸が少ない為に最初から3000番とかのペーパーで研磨してやれば十分な塗膜の平滑性を得られる訳です。
フロントの整流カバーはこんな感じですね。
塗装の方が一段落しましたから今度はシャーシの塗り上がった部品も組み立ててゆきましょう。
まず一番気になっているエンジンをシャーシに搭載してみます・・・
リアのアクスルシャフトまで組んでみました、ここあたりはビス止めが多いのでまだまだ分解出来ますが位置関係はなかなか良い様ですね。