本日の山陰は・・・不安定な天気で晴れ間が見えたかと思うとにわか雨で遠くの方には雷も聞こえています。
天気予報では晴れだった様な気がしたのですが・・・まあ晴れ間が見えていますから晴れは晴れなんですけど・・・
何となく釈然としない晴れでしたね。
本日は4月26日ですから早い方は明日からお休みのはずなので本日はGW直前日と言う事になります。
皆さん楽しい予定は立てられているでしょうか?私は5月3日は安来刃物まつりの車の展示と5月4日の名古屋オフ会くらいで後は通常の営業状態になっています。(5月1日水曜日は定休日なのでお休みです)
さて本日も昨日に続いてメーターの配線から作業を進めてゆきます。
メーターの裏側の配線のつなぎ方は色々あります、これもメーターが作られた年代によってかなり違って来ます。
メーターを動かす仕組みが違っているからでありまして昔の物は昨日も書きましたがブルドン管式で温度や圧力を測ります。
今の物はセンサーからの電気信号で計りますからその大部分は電気配線になりますがこの1933年当時はまだ電気信号は一般的じゃなくブルドン管の物が多かったと思います。
実際にブルーバードにはどちらのメーターが使われていたのか定かではありませんが両者が混合されていた物と思われます。
ではメーターとケーブルの接続部分をどのように表現するのか・・・
電気配線とブルドン管のどちらともとれる表現(実に曖昧・・・笑)にしておきます。
と言う事で0.3mm程度の黒いコードに昨日ご紹介をした真鍮パイプのジョイントを組み合わせる形としておきました。
まず左側のメーターからケーブルを配線致します。
メーターの裏に接続した後エンジン前部へ配線を通しますがバルクヘッドには事前に配管の通る穴を開けてありましたのでそれを通します。
ここで疑問をもたれた方も・・・気が付かれないか・・・何故エンジン前部に配線を回すの?かですね。
実際に数少ないカウルをかぶっていないエンジンルームの上側の画像(解像度はかなり良くないのですが)があるのですが配線は全てエンジン後部では無く前側まで回っているのです。
理由を考えてみました。
このエンジンは飛行機用のエンジンなので自動車のエンジンとは搭載する向きが反対なんですね。
つまり自動車用ではエンジンの後ろ側にクラッチが付きますので出力の取り出しとなるプロペラが付いている方が後ろを向いている訳です。
本来なら一番前にプロペラがきますのでエンジンの後方に補機類が集まって来ます、この補機類に付くセンサーに配線がつながっているので逆向きに積んだ車の場合は補機類が一番前側についてしまうから配線は全て前まで延ばさなければならないのでしょう。
飛行機の場合軽量化の為も有って補機類とメーターをつなぐ配線はなるべく短い方が都合が良かったのかもしれませんしケーブルが短いと言う事はトラブル防止の点からも優位でしょうね。
次は右側のメーターに配線をします。
こちらは本数が多いので少し雑然としています。
しかも通す所が離れていたりしますので色々な部分をくぐらせないといけません・・・
途中ではこんな部分にも出て来たり致します・・・
やっとエンジン後方のバルクヘッドとの間まで通す事が出来ました・・・結構時間がかかりましたよ。
次はコクピット左下側にある緊急用の燃料ポンプ(もしくはオイルポンプ)です。
このポンプは1932年までの透し図には書いてありますが1933年と思われる物には書いて無いのですが通す図と言っても全て書いてある訳ではありません書ける部分と書けない部分がありますので書いて無くても付いている可能性はあります、特に燃料ポンプの場合は可能性が高いですね。
オイルポンプと言う事になると1932年までのネイピアエンジンはオイルポンプに対する信頼性が低かったのかエンジン始動前に油圧を高めてやる必要が有ったのかもしれませんがロールスロイスエンジンにはそれが無かったとしたらこのポンプは無くなっている可能性が有りますけど・・・
透し図の配管を見るとこのポンプからの配管は燃料タンクに行っている様なので燃料ポンプと言う可能性が非常に高いですが・・・たとえ燃料が切れても車が止まるだけですがその為に緊急用のポンプを付けたのか?と言う疑問は残ります。
とまあ堅苦しい話は別として模型的に面白い形状なのでぜひ真鍮で作ってピカピカに磨きあげたいですね(笑)
まずはハンドルの部分です。
このポンプは手動式でダッシュボード左側に出ているハンドルを操作して油圧を作る様になっています。
これがそのハンドルの部分です。
真鍮丸棒と真鍮角線から削り出してバフを掛けています。
取り付けたのは見え難いですがコクピット左側のスイッチの下側です。
この位置ですと走行中に操作するのは難しいですね、しかも力が必要です(笑)
反対側にはやはり旋盤で削り出した真鍮製のシリンダー部分を取り付けました銅製の配管がつながっている事でそれと判断出来ますね。
その配管は途中で分岐して1本はメーターパネルに入っています、メータとの接続部にはしっかりと真鍮製のジョイントを介しております。
天気予報では晴れだった様な気がしたのですが・・・まあ晴れ間が見えていますから晴れは晴れなんですけど・・・
何となく釈然としない晴れでしたね。
本日は4月26日ですから早い方は明日からお休みのはずなので本日はGW直前日と言う事になります。
皆さん楽しい予定は立てられているでしょうか?私は5月3日は安来刃物まつりの車の展示と5月4日の名古屋オフ会くらいで後は通常の営業状態になっています。(5月1日水曜日は定休日なのでお休みです)
さて本日も昨日に続いてメーターの配線から作業を進めてゆきます。
メーターの裏側の配線のつなぎ方は色々あります、これもメーターが作られた年代によってかなり違って来ます。
メーターを動かす仕組みが違っているからでありまして昔の物は昨日も書きましたがブルドン管式で温度や圧力を測ります。
今の物はセンサーからの電気信号で計りますからその大部分は電気配線になりますがこの1933年当時はまだ電気信号は一般的じゃなくブルドン管の物が多かったと思います。
実際にブルーバードにはどちらのメーターが使われていたのか定かではありませんが両者が混合されていた物と思われます。
ではメーターとケーブルの接続部分をどのように表現するのか・・・
電気配線とブルドン管のどちらともとれる表現(実に曖昧・・・笑)にしておきます。
と言う事で0.3mm程度の黒いコードに昨日ご紹介をした真鍮パイプのジョイントを組み合わせる形としておきました。
まず左側のメーターからケーブルを配線致します。
メーターの裏に接続した後エンジン前部へ配線を通しますがバルクヘッドには事前に配管の通る穴を開けてありましたのでそれを通します。
ここで疑問をもたれた方も・・・気が付かれないか・・・何故エンジン前部に配線を回すの?かですね。
実際に数少ないカウルをかぶっていないエンジンルームの上側の画像(解像度はかなり良くないのですが)があるのですが配線は全てエンジン後部では無く前側まで回っているのです。
理由を考えてみました。
このエンジンは飛行機用のエンジンなので自動車のエンジンとは搭載する向きが反対なんですね。
つまり自動車用ではエンジンの後ろ側にクラッチが付きますので出力の取り出しとなるプロペラが付いている方が後ろを向いている訳です。
本来なら一番前にプロペラがきますのでエンジンの後方に補機類が集まって来ます、この補機類に付くセンサーに配線がつながっているので逆向きに積んだ車の場合は補機類が一番前側についてしまうから配線は全て前まで延ばさなければならないのでしょう。
飛行機の場合軽量化の為も有って補機類とメーターをつなぐ配線はなるべく短い方が都合が良かったのかもしれませんしケーブルが短いと言う事はトラブル防止の点からも優位でしょうね。
次は右側のメーターに配線をします。
こちらは本数が多いので少し雑然としています。
しかも通す所が離れていたりしますので色々な部分をくぐらせないといけません・・・
途中ではこんな部分にも出て来たり致します・・・
やっとエンジン後方のバルクヘッドとの間まで通す事が出来ました・・・結構時間がかかりましたよ。
次はコクピット左下側にある緊急用の燃料ポンプ(もしくはオイルポンプ)です。
このポンプは1932年までの透し図には書いてありますが1933年と思われる物には書いて無いのですが通す図と言っても全て書いてある訳ではありません書ける部分と書けない部分がありますので書いて無くても付いている可能性はあります、特に燃料ポンプの場合は可能性が高いですね。
オイルポンプと言う事になると1932年までのネイピアエンジンはオイルポンプに対する信頼性が低かったのかエンジン始動前に油圧を高めてやる必要が有ったのかもしれませんがロールスロイスエンジンにはそれが無かったとしたらこのポンプは無くなっている可能性が有りますけど・・・
透し図の配管を見るとこのポンプからの配管は燃料タンクに行っている様なので燃料ポンプと言う可能性が非常に高いですが・・・たとえ燃料が切れても車が止まるだけですがその為に緊急用のポンプを付けたのか?と言う疑問は残ります。
とまあ堅苦しい話は別として模型的に面白い形状なのでぜひ真鍮で作ってピカピカに磨きあげたいですね(笑)
まずはハンドルの部分です。
このポンプは手動式でダッシュボード左側に出ているハンドルを操作して油圧を作る様になっています。
これがそのハンドルの部分です。
真鍮丸棒と真鍮角線から削り出してバフを掛けています。
取り付けたのは見え難いですがコクピット左側のスイッチの下側です。
この位置ですと走行中に操作するのは難しいですね、しかも力が必要です(笑)
反対側にはやはり旋盤で削り出した真鍮製のシリンダー部分を取り付けました銅製の配管がつながっている事でそれと判断出来ますね。
その配管は途中で分岐して1本はメーターパネルに入っています、メータとの接続部にはしっかりと真鍮製のジョイントを介しております。