Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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つづいて250TR~!

2014-02-02 22:10:05 | Ferrari250TR NART 1958
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皆さんは「今日はダメだな~」思われる日が有りますか?
私、今日はそんな日でしたね。

天気が良くて気持ちの良い日でしたし、暖かくて申し分無い日だったのですが結果的に仕事は進まなかったですね。
朝からの製作は最初に作り直したリアタイヤをキャストしようとシリコン型の中に沈んでいる2次原型を切り出しまして・・・なかなか調子よく完璧なシリコン型が完成致しました。

続きまして黒い樹脂を真空注型装置でキャストします。

コチラも完璧~!
加温して硬化を促進してやったのですが・・・理解不能の硬化不良が起きましてシリコン型も使えなくなってしまいました・・・もう一度昨日からの作業をやり直ししまして明日にはもう一度シリコン型が完成致します。
理由を確かめようと同じ主剤と硬化剤を混ぜて加温放置すると・・・今度は何故か硬化・・・失敗の理由が全くわかりません。
明日やり直しますが失敗の理由がわからないままにやり直しをすると言うのは私の性格上きついんです・・・。

お昼のランチの時間はかなりお客様が多く、Cafeから手伝いコールが有りまして厨房の手伝いを久々に行いました。
厨房の手伝いは当然フライパンを振るのですがそれだけでは終わりませんよ、洗い物まで終わってやっと終了になるのです。
遅めの昼食を頂いて開放されるともう3時のおやつの時間です。
それでも少しでも製作を進めようと昨日の続きで250TRのエンジンルームの熱気抜きを作りまして5台とも完了です。

ただこのダクトは接着剤で仮組してフィッティングを確認しただけなんですがこの先どのようにするのがベストなのか・・・と考えます。
パテで埋めてもこの後仮組を解く時にアセトンに浸けますからパテの為には余りよろしく無い・・・
メタルで埋めるのが最良と判断して裏側をメタルで埋めました。
ご覧になっている皆さんは、それなら最初からメタルのままで良かったんじゃないかと考えられるでしょうけれどこの部分は表から平面を出す様に削るというのがメタルではなかなかやり難い、真鍮にして置けば少し硬いから削りやすいですよね・・・でもたったそれだけなんですが・・・。

リューターで削ります。

この後ペーパーでならします・・・夕方までにやっと5台分仕上げました。
明日に残る作業は余り無いのですが、新たな問題も・・・。
マフラーです・・・

上の3台分はミネルバ43の物です下の少し太い一本はフェニックスの物ですがミネルバは形状が少し変じゃないですか?
画像右側が最後部になりますがこの部分はメガフォンマフラーの様になっています。
フェニックスの物でも十分ではありませんがそれでも何となくそんな形状をしていますね。
でもミネルバは細いですし2本が1本になっている様な・・・しかもそのパイプの断面は丸じゃなくて完全にズレていて使い物になりません。
普通ならテールエンドだけ置き換えれば十分に見れる物が付いているはずなのに・・・全て作り直しが必要みたいですね・・・サイレンサーの部分も何か貧弱だし・・・。

忘れていた!

2014-02-02 21:45:38 | Ferrari275GTB
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先日275GTBを制作していましたがフロントバンパーを作った時にライトカバーを作らなければ・・・と思っていましたがずっと忘れていました。
強何気なく組掛の75GTBを見ていて思い出しました。

早速ですが「片思い」と言う簡易型の型取り材で275GTBのフロントマスクを型取りました。
この片思いは100均で売っている「お湯丸君」と同じ感じの物でお湯につけて柔らかくしてボディに押し付けて冷えるのを待ちますとこんな感じで型取りが・・・黒いから良く見えません(笑)

レジンを流してみましたらこんな感じで型取りが出来ていました・・・意外と綺麗に取れていますよ。

バキュームする時に邪魔になるバンパーをニッパで切り落としてヤスリで馴します。
次にポリパテを盛って硬化したらライトカバーのラインが出る様に削ります、この後サフを塗っても良いですしより細かなペーパーで研磨して細かな傷を消します。
細かな傷が有るとバキュームに反映しますからね~。

これで何時でもライトカバーのバキュームが出来ますね。

石川さん~私のバキュームの作り方はこんな感じですよ。
余り参考にならないかな~???