Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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どうやら花粉が飛んでいるのかな??

2014-02-13 18:31:45 | Ferrari250TR NART 1958
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今日は朝からくしゃみが止まりませんね。
どうやら近くの杉林から花粉が飛んでいる様ですね・・・くしゃみが出るからすぐわかります。
抗アレルギー剤は12月から飲んでいるのですが、勿論医者の処方ででですが・・・どうにも止まりませんね~。
今日は朝出勤してみて少々驚いた事が有りました。
私のお店には隣接した場所に駐車場が有るのですがその駐車場は道路よりも60cmくらい高くなっているのです。
その法面には芝生が貼って有るのですが一部それが剥がれているのです・・・
よく見るとタイヤの跡が・・・そうなんです駐車場から斜めに法面を落ちた?様でして・・・
すぐ脇には進入路にスロープが有るのですがそこを通らずに法を降りた?落ちた?
昨日は店休日なので夕方7時くらいにここに来ましたがその時にはこの痕跡は無かったので夜間に誰かがスロープを上がってその後芝生の法面を下り落ちた事になります。
スロープを上がったので進入路が有る事はわかっていたはずなんだけど・・・。
高さも結構有りますし法と道路の間には小さいながらも側溝が有ります・・・車は大丈夫だったんでしょうか??怪我は無かったんでしょうか?
実に不可解な痕跡なんですね。
まあ取り敢えず芝を元に戻して目土を施しておきました、春にはまた奇麗に芽が出るのではないかと思います。

さてさて、旋盤を使ってエンジンルームの部品を作っていますが発電機の斜め下に有るウォーターポンプ?を取り付けておきました。
この部品も上から見ると多分良く見えないと思うのですが・・・ラジエターを一度外して前から取り付け&撮影ですね。

次はウォーターポンプの斜め上辺りでエンジンの右バンクのカムシャフトの一番前に有る機械式の燃料ポンプを作ります。
現在では燃料ポンプは電気式になっていますがこの時代はエンジンの回転から動力を取り出してポンプを動かしています。
多分この時代は回転から往復運動に動きを変えてからダイヤフラム式のポンプであると思いますね。
メインの本体はこんな感じの部品を旋盤で削ります。
大きさを考えるととても実物を縮小した物は難しいのですがそこは雰囲気という物です。

先ほど削り出した部品に内径が0.4mmのパイプをハンダ付けします。
この時に作った部品と90度に交差する様にハンダ付けを致します。

ハンダ付けをした部品をヤスリで整形しますが一番先の部分はそのままでは簡単に奇麗になりませんのでリューターに取り付けておいてまわしながらヤスリを当ててやると旋盤で削ったのか?と言う程奇麗になります。

次はブレーキとクラッチのマスターシリンダーの予備タンクを作ります。
250TRの場合運転席側の足元のエンジンルーム側にマスターシリンダーが有りますがサブタンクはバルクヘッドの下側の部分に付いています、なのでマスターシリンダー部分は見えないのですがサブタンクは見えますのでこれを作っておきます。
5台分で10個ですね。
旋盤が有ればこんなものは簡単です。

サブタンクの取り付けはよくわからないのですが何かバンドの様な物で留めてあるか又はサブタンクの裏側に留め金具が付いているのかもしれませんね。
模型の場合は接着面を稼ぎたいので裏側に真鍮の帯金をハンダ付けしておくと接着時には楽が出来ますね。

向かって左側のエンジン後部のバルクヘッドに取り付けております。
まだ未塗裝なのでわかり難いですね。
上側にはエッチング製のキャップを取り付けております。
まあ難しい事じゃないのですが・・・準備してあって良かったですね。

どうも雰囲気が違う気がして良く見てみるとエンジンのオイルフィラーのキャップが付いてないですね。
これもまた旋盤を駆使してアルミの丸棒から削り出します・・・取り付けてみると雰囲気が出て来ましたね。

次は少し複雑な部品です、次はステアリングギアボックスなんです。
250TRの画像を見る限りウォーム&ギアのアームを動かすタイプの様でしてそのアームを含めたギアボックスをエンジンとラジエターの間に納めなければなりません。
最初は本体ですね・・・

ステアリングギアボックスの側面に斜めの丸い切り欠きを作りたいのでフライス盤を傾けて1.5mmのエンドミルを使って削り出します。

どんな感じに傾けているのかわかり難いでしょうから全体にご覧頂きましょう。

こんな感じで斜めにカットします。
フライス盤は本体を支える部分に回転装置が付いていますのでこんな事も可能なんです。
ここで時間になってしまいました、この続きは明日のお楽しみでお願い致します。
本当は私も途中でストップするというのはなかなか気分が良くない物なんですけどね。