Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ボディの修正Ver.1

2015-04-16 18:22:17 | Alfa Romeo T33/2
昨日は定休日だったのだけどやっぱりアトリエに出勤して草取りをしていました。
予報では荒れ模様という事なのでどうかな~と思いながら草取りを開始した所で大粒の雨がパラパラと落ちて来たのでアトリエの中に逃げ込んだら晴れて来て・・・天気が不安定とは聞いていたけど・・・余りにも移り変わりが早いですね。

今日は昨日の荒れ模様からうってかわって暑い日射しが照りつけまして気温は午前中で既に22度を超えていたらしい
ですがやっぱり今日も芝生の草取りから始まりました。

午後からは休日限定のアルファロメオT33/2を少し触りました。
キットの中身はこれだけです・・・

レジンの部品はこの二つだけ・・・かなりあっさりとしていますね。
古いキットだけど当時の評価はかなり良かった様な気がします、実際に友人が作っていたけどかなり良い感じだった。

フロントとサイドのウインドウ関係は形状を変える事がかなり難しいので基本的にこのままの形状で作らざるを得ないのです。
また途中で欲が出て来て直す可能性も有りますが・・・取り敢えずウインドの合わせを行ないましょう。
まずリアから・・・
内側を削ってウインドウがきちんと収まる様に削っています。

何度か合わせては削り、また合わせては削りをトライしました。

サイドウインドウも同様に・・・
そうそうこのウインドの合わせですが今回は4枚のウインドウを1個ずつ切って別々に合わせています。
まとめて一度に合えば良いのですが・・・普通そんなに巧くいく訳は無いですね。

こちらが問題のフロント・・・
ウインドウは奇麗に合いますが・・・この部分を結構削っています。
ウインドガラスとボディの間の段を出来るだけ小さくしたいですからね~。

フロントウインドウはこんな感じです・・・合っているのは有っていますが・・・。
中央部分はもう少しウインドウのRが小さい様な気がします・・・つまり尖った感じですね。
キットはほぼ同じ曲率ですから少しダラ~ッとした感じに見えなくもないですね。
直したい様な気もしますが・・・予算も有りますから・・・難しい判断ですね。

テールの上側には4つのスリットが並んでいまして実車ではそれに平行にボディが切れていますがキットでは中央部が少し長く全体に丸い感じになっています。
キットのボディは逆に両サイドは寸法が小さめ・・・つまり短い感じがしますからそれを削らない様に・・・出来るだけ真っすぐなラインになる様に削っています。

実車の後側の画像は余り良いものが無かったのでわかり難いのですが・・・
こんな感じ・・・キットのテールと比較しますとキットは少しボリュームが無い感じがします。
この部分は少し盛ってボリュームを出してやろうと思っています。

逆にテールランプが付いている面はもっと小さく締まった感じがしますね・・・
まあ写真の写り方の問題も有りますから同じ感覚での比較は出来ないですが・・・
テールランプはボディ面から出っ張っているのではなく面一くらいなのでランプを入れる凹みを掘ってみましたが・・・
上から見た場合の絞りが弱い様なのでこのランプの穴を一度埋め戻しまして絞り込みを大きめにしてからランプの穴を開け直そうと思っています。

ライトはボディと一体のモールドになっていますがこれでは余り感じが良くないので掘ってライトを埋め込みましょう。

取り敢えず掘ってみました・・・

ボディ全体をサンディングしてやるとボディ表面が凹凸になっているのがよくわかります。
だいたいは削って解決の付く物ですが中には削り切れずパテを盛らないといけない部分も有ります。

ということでボリュームの足らないテールの部分や削るだけでは解決出来ない部分にパテを盛っておきました。


ウインドを削っていて気になったのですが模型を作るという事にはいくつか種類が有る様に思えますね。
例えばウインドウの部品がボディにきちんと合う様に削って作るというのは一般的な作り方と言えるでしょう。
私の場合は実車の持つ雰囲気が同じならそのままで作るけどもしも雰囲気が違うならやっぱり作り直したくなってきます、これが仕事で作ると言う事かもしれませんね。
ただ単に部品を合う様にして作る(正しければ良いのですが)と言うのではこの制作記を見ていても面白く無いのではないかと・・・
だから制作が進むとついつい手を入れてしまっていますね(笑)

明日からはアトランティック時々アルファで進めてゆきましょう。
アトランティックはシャーシにボディを積む所まで連続で進めてゆく予定です。
そうしないとエンジンの大きさが決められないからね~。