Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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テールレンズとナンバープレートのステー製作

2017-02-17 23:13:04 | Ford ModelA Hot rod
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本日の山陰の空はこんな感じです・・・
厚い雲がかかっていましてね一見寒そうですが実は暖かいのです夕方暗くなってからでも7度くらい有りましたからね〜。
普通夕方になりますと2〜3度くらいですからね〜。

テールレンズを作るはずなのに旋盤で金属を削っています。
普通はレンズと言いますとアクリル板を削って作る物です。
しかし、古い車ですと金属の枠にオレンジとレッドのガラスを嵌め込んだ金属のフレームが付いているのです。
これは海外の車だけでは無く古いダットサントラックなどにも同じ様なレンズが使われています。
確かガレージのどこかに古いダットサンの物が有った様な気がしますが・・・。

この丸棒の端の部分は直径2.3mmで中央の凹みは直径が2.0mm深さが0.2mm程です。

糸鋸を使って縁の部分を幅0.25mm程カットしています。
この部分に縁を入れてオレンジのウインカーとレッドのストップ/テールレンズを分けているのです。
しかしこの時代にテールランプは有ってもストップが有ったかどうかは定かでは有りませんが・・・。
ひょっとしたらテールランプだけだったのかもしれません。

縁をカットした部分に分割する縁を入れます。
実車を見ますとこの部分は真っ直ぐではなくRを描いていますのでこの作品でもRを付けておきます。

いつも使っているハンダゴテでは容量が少なくてテールランプの部分に十分に熱が伝わらないのです。
仕方がないので小型のトーチを使いましてハンダが流れる様にしています。
ちょっと真鍮が変色しますがこれは磨けば綺麗になりますから心配は有りません。

余分なハンダが流れない様に注意が必要です。
はみ出した真空線を削って整えますとこの様な感じになりますね。

真鍮丸棒の端面に作ったテールレンズを厚さ0.4mmになる様に旋盤でスライス致しますとこの様なテールレンズが完成致します。
このテールレンズは凹みの部分に着色したエポキシ樹脂を充填してレンズにするのです。
その前にメッキをかけておくのは言うまでも有りません。

作ったテールレンズを所定の部分に取り付けてみました。
こんな感じになります・・・
凹みの部分は下がウインカーのオレンジ色上がレッドになる様にします。

次はナンバープレートのステーを作ります。
真鍮で作っているのがそれですがバンパーのステーと干渉してしまいますので少し右に寄ってしまったのは仕方がないですね。
・・・この後どうも気になってしまい左側の少し長い方を削って左右の長さを合わせておきました。
まあこの上にナンバーが付きますのでほぼ見えません。

次はナンバープレートの照明ですね。
ナンバープレートの上側に出ている部分にこの照明を取り付ける予定です。
0.8mmの洋白角線を削った物に洋白の帯金をハンダ付けして整えておきました・・・
石川さんに笑われそうな出来ですね(笑)

もうちょっと攻めても良いのですが・・・取合えずバフをかけてみました。

もうちょっと拡大してみましたが如何でしょう・・・!(笑)
それらしく見えて来るから不思議ですね。

ステーをバンパーの裏にハンダ付けしました。
この位置関係が難しくてステーの左右が狂ってしまったのです、まあ削って合わせています。
部品を作る時に少し先を考えて作っているのですがその先の問題で寸法が狂ってくる事があると言う事ですね。

ステーを取りつけたバンパーをボディに戻してみました。
丁度テールランプを避けてナンバーが付いています、良い感じですね。

ナンバープレートはこの大きさが有ります。
取り付けてみますとこんな感じになります・・・なかなか格好が良いですね。
・・・フロントはナンバーが付いていない様に見えるのですが・・・(笑)


明日はドアハンドルとテールゲートのハンドルを作らなくてはなりませんね。
そうそう、明日からCMC製の1/18Ferrari312Pの修理を始めます。
お楽しみに〜!

SAアペルタ ハードトップクリアーコート

2017-02-17 18:01:05 | その他
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今日は雨が降っていましたが気温は結構高めでして日が射さなかったですが過ごしやすい一日でしたね。

来週の21〜22日までランチアストラトスの納品で上京してきます。
今回はちょっと忙しくてその他の打ち合わせが出来そうに無いのですが、今年は何度か上京する機会を作る予定ですので打ち合わせはそのチャンスでさせて頂ければと思います。
まあ今回は平日なのでご都合のよくないお客様も多いでしょう・・・。

そうなりますと来週は休日が使い物になりませんから今のうちに雑用をこなしておかなければなりません、2ヶ月に1度恒例になりました等Cafeのイベントハガキの印刷をしておかなければなりません・・・。
朝から400枚程印刷しますが、裏表共印刷をしますと夕方までかかってしまいました。

昨日帰りにラッカークリアーをパラ吹きしておいたハードトップです。
今回は時間に余裕が有りますからシンナーでは無くラッカークリアーを使っています。
このラッカークリアーはデカールの浮きを無くす為の物でしてパラ吹きで十分なのです・・・塗膜の表面がユズ肌になっていますのでパラ吹きという事はご理解頂けるでしょう。

続いてウレタンクリアーを塗りました
ラッカークリアーでデカールの浮きなども無かったのでウレタンクリアーを塗っておきました。
ピカピカですね〜!
このままでも十分かもしれません。

これで終わらないのが私流です。
1000番のペーパーを使ってウレタンクリアーを研いでいます。
いくら綺麗に見えてもやはり塗膜の表面はうねっています仕方が無いですからここから1000番のペーパーで中研ぎを入れております。

下地が出ない様に丁寧に研ぎました、これで十分ですね。

次はラッカーのセミグロスクリアーで仕上げてゆきましょう。
一度に余り厚く塗りますと下側のウレタンクリアーが膨らんできまして塗装を台無しにしてしまいます。
ここからはパラパラと塗り重ねてゆく感じですね。

ラッカークリアーが硬化しますと裏側を塗ってから塗装完了ですね。


結局ナンバープレートを作り直して欲しいと言う依頼よりも輸送中のトラブルのハードトップのやり直しの方がかなり時間がかかりましたね
ハードトップだけで何日かかったのでしょうか??