Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

OM Superba MilleMiglia 1927 製作準備

2017-02-21 21:00:00 | OM Superba 1927
本日は神奈川県に納品の為に出掛けておりますので予約投稿で更新致します。
なのでFBには投稿されないので本日ご訪問頂く方は私のブログをブックマークされている方のみですね。

色々書く事は有るのですが皆さんの中でOM Superba MilleMiglia 1927と書いてどれくらいの方が「あ〜あの車ね!」と気が付かれるでしょうか?
実は私もこの車の事を良く知らなかったです。
OMというメーカーは何度か聞いた事が有ったのですが・・・具体的なイメージが無くてご注文を頂いた時にちょっと戸惑った事は確かですね。
なのでこの数週間(フォードモデルAの製作が目処が付いた頃)少しずつでは有りますが調べていました。
ご依頼が有ったのはこのキットです。
A&G Modelliと言うメーカーのメタルキットでして初めて見ました。
若干バリは多めですが変形も少なくてなかなか良さそうですがボンネットサイドのスリットなどは結構男らしく堂々としていますね(笑)

完成写真はこんな感じになるらしいです。
1927年ではまだカラー写真は無いでしょう、この赤の色とかは御客様にちょっとご相談ですね。
実車はこんなに鮮やかな赤では無いと思いますが・・・
カラーの資料はこれが唯一という事も有ります。

細かな部品もホワイトメタル製でコチラはバリも少なくてなかなか良い感じにキャストされている様に見えます。
この丸いガスボンベの様な物はガソリンタンクでしょうか?
その横の箱は工具箱?でしょうか・・・ミッレミリアを走り抜く為に色々準備が必要だった時代なんですね。
もちろんサポートカーもいたかもしれませんがあてにならなかったんじゃないかな〜。

デカールはこんな感じですよ。
数は少ないですね。
上の完成写真では白に水色のラインがズレていますが付属のデカールではズレが無くピタリと端に決まっていますね。
どちらが正しいのか・・・神様しか知らないですよね。

タイヤとホイールはこんな物が付いています。
一応新しい時代のキットらしくホイールはエッチングのスポークにアルミのリムを持ったスポークホイールです、タイヤはトレッドが付いたゴムタイヤですね。
但しアトで実車写真と比べるとわかりますがタイヤの幅が広過ぎですし直径も大き過ぎます。
ボディとのバランスが良く無いのでホイールタイヤ共に作り直しですね。

キットの設計が新しいのかエッチングは豊富です。
ライトのメッシュ製のガードはエッチングが抜けていないのです、この部分も作り直しかな・・・?
ダッシュボードにはメーターが2個だけですね・・・。
スピードメーターか?それともタコメーターか?よくわからないけど燃料計はまだ無いかな・・・。

現車の写真はこれと走行中の物が1枚有るだけです。
雰囲気は何となくわかりますが細かな部分はほとんどわからないですね。
これはなかなか手強いですね。

コチラは走行中の物です。
ドライバーの後ろにガソリンタンクとそのキャップが見えますね。
その後ろはトノカバーなのかそれとも幌なのかよくわからないですが・・・どうやって作りましょう!?