Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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塗装開始Ver.2&組立て

2018-01-30 20:28:17 | Ferrari 365GTB4 Daytona
本日は定休日1日目〜!
少し嬉しい様ないつもと同じ様な複雑な気分です(笑)

昨夜は結構雪が降っていまして今朝車の上には新雪が6〜7cm積っていました
心配しながらもアトリエに出勤しますとやっぱりここは少し雪が多いです・・・
家よりも多くてここは10cmくらいでしょうか・・・それでも雪が降ったり晴れたりを繰り返していましたが溶ける方が多かったらしくて夕方には随分減りました。
節分は近くなってきましたがまだまだ春にはなりそうに無いですよ。
山陰では節分頃に結構雪が降るのです・・・安心は出来ませんね。
本日の中庭の様子です


さて今日も仕事を始めましょう
まずはメーターパネルですがここはアルミ板で作り直しましたので質感は良いのですが酸化防止で塗料を塗っておかないと何年か経過して錆が出てしまいます。
どこのとは言いませんがアルミの切削リムを持ったミニカーでは5〜6年経過しますと錆てしまう物も有ります。
高価な物なのでなるべくその様な事が無い様にしたいのです
今回は目の細かなスチールウールを使ってヘアライン仕上げにしてからラッカーのクリアーを塗っておきます
そうそう下地のミッチャクロンは缶から出してエアブラシで塗っておきました・・・出て来たミッチャクロンに何やら細かなブツブツした物が混ざっていましたので塗料用のメッシュで濾してから塗ったのは言うまでもありません。

次はドアミラーです
まだ何も手を付けてい無かったドアミラーですがこの度やっとサフを塗りましたのでミラーの縁の部分を薄く削っています
しなくても良いかもしれませんがやっぱり気になりますから削っておきました・・・このレジンは硬いのでリューターを使っています

外部もサフを塗ったら結構凹凸が見えてきましたので全体にペーパーをかけています
この後もう一度サフを入れてからセミグロスブラックに塗装しましょう・・・まだ鏡を作っていなかったですね〜エッチングは付いていたかな〜??

サイドブレーキのレバーも塗装済です
グリップの部分と本体のレザーのカバーの部分は質感が違います・・・まあ素材が違うのですから同じはずは有りません
なのでこの部品もマスキングをしてグリップの部分はフラットブラックに近いセミグロスブラック、カバーの部分はそれよりも少し艶のあるセミグロスブラックに塗り分けています
簡単に作るなら同色で塗っちゃうんでしょうけど・・・せっかくこの大きさが有りますから塗り分けました。

ブレーキディスクを組立てます
ブレーキディスクは多分鋳鉄製なのでセンターのホイールを支える部分はフラットなガンメタリック・・・残念ながらここは余り見えないのですが・・・。
キャリパーは黒っぽいガンメタリックでグロス
ディスクのパッドが当たる部分はアルミの地金の色そのまま(勿論クリアーは塗っています)と言う事になりました
ホイールのスポークが結構太いので余り見えないかもしれませんね〜。
それでもキットのエッチング1枚よりは随分良いと思います

ステアリングはグリップにセミグロスブラックを塗りました
スポークはインスト通りにシルバーです
問題はこのグリップのセミグロスブラックです
バックスキンのグリップならフラットブラックですが当時はまだバックスキンのステアリングは無かったと思うのでここは艶のあるセミグロスブラックにしています
ステアリングって手でつかみますのでどうしても艶が出てくるんですよね〜レーシングカーですからグローブはされていると思いますがやっぱり使いますと艶が出るのは仕方が無いでしょう。

次はこれを何とかしなければなりません・・・これってわかりますか?
ステアリングの中央のホーンボタンですね
古いフェラーリはこの部分にメッキ製の大きく丸いホーンボタンがついているのです
まあこの部品はホワイトメタルなので磨いてピカピカにしても良いのですがやっぱり洋白の丸棒で作り直した方がシャープに出来ますよね・・・

右側が洋白で作り直したもの、左側がキットのパーツです
シャープさはやっぱり違います・・・

中央は4.0mmのエンドミルでほんの僅か掘っておきました
と言うのも中央にはフェラーリのエンブレムが付くのです
今回は樹脂でコーティングした市販のエンブレムを貼っておきました無かったらデカールを貼ってからウレタンクリアーを盛り上げる所ですけどね〜。
これでも十分なので・・・

ダッシュボードとセンターコンソールの部分を塗りました
シフトゲートの部分はプラスティック製!?の四角な部品が組み込まれている様なのでこの部分はセミグロスブラックにしておきました
面一に削ったのですが艶の違いで部品の質の違いを再現します

メータークラスターの部分やダッシュボードの側面部分などは実車では金属の成形品に縮み塗装がされているようなのでこの部分はグロスのブラックをエア圧を限界まで下げてザラザラに塗りました。ダッシュボードの上の方はおそらくバックスキンか何かの反射しない素材が貼られている様なのでフラットブラックで塗っています
これも質感が違いますね。
グロスの塗料を使っているのにつや消しになっているのがなかなか新鮮じゃないかと・・・(笑)

そしてこの部分の全体を眺めてみましょう〜!
遮熱の為のシルバーの内装はこんなな感じに見えますよ、いかがですか?
僕はなかなかいい感じではないかと思うのだけど・・・。
思った通りに作業が進むと大変気分がいいですね〜


明日はメーターを作るか・・・少し残っている修理をするか迷う所ですね〜。