本日の山陰も雪の天気です
昨夜のうちにさらに15cm程降り積もりましたね
お店に出勤したら4WDのライフでもお腹が支えて動き難くなります
しかもオプションのエアロが付いていますんで車の前に雪が溜まってきましてさらに動けなくなると言う・・・
昨日に続いて出勤したら中に入らずに除雪でございます
太腿/お尻/腰/腕/肩全部が筋肉痛ですよ(笑)
今日でこの冬型も緩むらしいのですが・・・いろいろな予報が出ていてよくわからない(笑)
ただ明日からはセンター試験なので少しでも天候が回復していて欲しいですね
当家の親戚にも2人程センター試験の該当者がいますのでね〜
下の写真は除雪後の開店前のお店です。
さて本日も修理ですね
次の患者さんはランボルギーニカウンタックのウルフ2号車ですね
ワイパーと書いてありますのでワイパーの浮きの修理なのですが
カウンタックのワイパーに種類が有るのをご存知でしょうか?
LP400とかウルフカウンタック位までのワイパーは取り付け用のピンの部分がエッチングのアームと一体の物でして全てエッチングで作られています
このタイプの場合取り外しに非常に神経を使います
なぜならアームと差し込みのピンの折り目がエッチングで半分の厚みしか有りませんので大変折れ易いのです。
LP400Sの頃になりますと差し込みのピンは挽き物になっていましてワイパーアームの根元に穴が有りましてその部分で接着されています
この場合ですと取り外しは楽ですね〜
ウルフの場合は一体のエッチングワイパーなので気をつけなければならないヤツですね
そしてワイパーが浮いている物を修理する場合はもう一つ気をつけなければならない事が有ります
この浮いている原因なのですがフロントウインドが浮いていてワイパーアームを持ち上げている場合が大変多いのです
下の写真で確認出来ますが今回はウインドウは大丈夫そうですね。
一旦取り外して接着剤を掃除しまして付け直しておきました
これは簡単ですね・・・ワイパーの塗料が剥げていたらこの時点でタッチアップしておきましょう
次はF40ですね
このミニカーは80〜90%位何かしらの問題を抱えています
でももう古いミニカーですから何かしら問題を抱えていても不思議では有りません・・形有るもの一度は滅すると言うでは有りませんか。
まずはリアのエッチングメッシュですね
ボディが収縮してしまい金属のエッチングメッシュは収縮出来ないので中央部分の接着が甘い部分が膨れてしまっています
今回もそれでした・・・
他の部分ではリアウインドウの浮きも多いですね、今回はリアウインドウは大丈夫でしたが・・・。
そしてフロントのワイパーの浮きですね
この場合だいたいフロントウインドウが浮いています・・・今回もよく見ましたらフロントウインドウが浮いていましてこれも一緒に修理しておきました。
こちらがリアのメッシュを付け直した所です
この様にメッシュとボディ後端部が平行になるのが正しいですね
メッシュの両サイドをほんの少し削って寸法を縮めておきますと意外とすんなり付ける事が出来ます
しかし余り削り過ぎますとメッシュの枠が細くなってしまいまして見え方が不自然になりますから注意して下さい
次は246ディノですね
この角度で見ますと確かにワイパーが浮いていますね〜
でももっと良く見て下さい
ワイパーの付け根の部分がウインドウのモールで押し上げられているのがわかりますか?
これでワイパーが浮くのです
そしてミニカーの箱の中から出て来たのがこのモールですね
どうやら運送途中で外れてしまった物の様です
修理でミニカーを送る場合は箱の中に外れた部品を入れておかないで下さい
振動で踊って大事なボディに傷が付いたり部品自体の塗装が剥げたりする事も有りますからね〜余分な修理はしない方が良いのです。
フロントのウインドウを一旦取り外しました
外さないと修理出来ないですからね
外したウインドウを元通りに接着しワイパーも取付けましたよ
あっという間に見えますが・・・実は時間がかかっています
そんなに早く出来る訳が無いですよね
外れていた右側のレインドリップをウインドの上側に取り付けました
まあこれはサービスですね〜(笑)
この写真を見ていて気が付きました・・・サイドウインドが外れてないですか???
もう一度荷物を分解して確認しておきましょう・・・あちゃ〜もう請求書も作っちゃったのに〜
本日最後のF50です
エンジンフードの上の透明なカバーの前側が少し浮いているらしい・・・
一旦外す為にピンセットでつまんで引っ張りましたが・・・前側はきちんと接着されていました・・・。
元々少し浮いていたのか?それとも送ってくる間に自然治癒した?
でも接着剤を1ヶ所切ってしまったので外して取り付け直す事にしました
ほらこの通りです・・・
綺麗に外れました・・・F50のリアフードの窓は比較的剥がれている事が少ない部分です
F40は曲面なので接着が難しい、それに比べると同じ様なバキュームパーツを使っていますがこちらは平面なので接着がきちんと出来るのかもしれませんね。
代わり映えはしませんが・・・改めて再接着しておきました、これで少し安心出来ますかね。
最近のレジン製のミニカーですがウインドの外れが多いですね
まあこれはレジンという素材で作っているので事後収縮は避けられないのです。
お客様からも良く伺うのが
「なぜもっと強力な接着剤を使わないのか!?」
と言うお話ですね。
最初にボディを作るのになぜレジンを使うのか・・・
勿論生産設備にお金がかからない(ダイキャストは金型が必要になるので膨大なお金がかかる)からというのも有りますが細かな部分まで繊細に作れると言う利点が有るでしょう。
例えばダイキャストミニカーで一番残念なのはスジ彫りが太くて浅い事ですね・・・これでモデルカーというよりも玩具の要素が大変強く感じられてしまうのです。
レジンを使う限り事後収縮は避けられない問題だと思います
では事後収縮が有ると考えてその時にウインドウは外れるのと外れないのではどちらが良いか!?と言いますと色々考え方は有りますが私は外れた方が良いと思っています。
今回のLP400のフロントガラスの様に接着が良くて外れないと変形してしまい部品自体も使えなくなってしまうからなのです。
例えば接着剤もエポキシや瞬間接着剤を使って組立てて有りますともう修理はボディの塗り替えが前提になり低価格での修理は不可能です。
接着剤の掃除が出来ないからですね。
現在はゴム系の接着剤で接着してありますから何とかなりますが・・・これがエポキシ系の接着剤や瞬間接着剤で接着されていますと分解ははっきり言って「運」ですね
修理に出して下さる方には大変申し訳ないのですがやっぱりウインドウは外れた方が良いかと思うのです・・・(笑)
昨夜のうちにさらに15cm程降り積もりましたね
お店に出勤したら4WDのライフでもお腹が支えて動き難くなります
しかもオプションのエアロが付いていますんで車の前に雪が溜まってきましてさらに動けなくなると言う・・・
昨日に続いて出勤したら中に入らずに除雪でございます
太腿/お尻/腰/腕/肩全部が筋肉痛ですよ(笑)
今日でこの冬型も緩むらしいのですが・・・いろいろな予報が出ていてよくわからない(笑)
ただ明日からはセンター試験なので少しでも天候が回復していて欲しいですね
当家の親戚にも2人程センター試験の該当者がいますのでね〜
下の写真は除雪後の開店前のお店です。
さて本日も修理ですね
次の患者さんはランボルギーニカウンタックのウルフ2号車ですね
ワイパーと書いてありますのでワイパーの浮きの修理なのですが
カウンタックのワイパーに種類が有るのをご存知でしょうか?
LP400とかウルフカウンタック位までのワイパーは取り付け用のピンの部分がエッチングのアームと一体の物でして全てエッチングで作られています
このタイプの場合取り外しに非常に神経を使います
なぜならアームと差し込みのピンの折り目がエッチングで半分の厚みしか有りませんので大変折れ易いのです。
LP400Sの頃になりますと差し込みのピンは挽き物になっていましてワイパーアームの根元に穴が有りましてその部分で接着されています
この場合ですと取り外しは楽ですね〜
ウルフの場合は一体のエッチングワイパーなので気をつけなければならないヤツですね
そしてワイパーが浮いている物を修理する場合はもう一つ気をつけなければならない事が有ります
この浮いている原因なのですがフロントウインドが浮いていてワイパーアームを持ち上げている場合が大変多いのです
下の写真で確認出来ますが今回はウインドウは大丈夫そうですね。
一旦取り外して接着剤を掃除しまして付け直しておきました
これは簡単ですね・・・ワイパーの塗料が剥げていたらこの時点でタッチアップしておきましょう
次はF40ですね
このミニカーは80〜90%位何かしらの問題を抱えています
でももう古いミニカーですから何かしら問題を抱えていても不思議では有りません・・形有るもの一度は滅すると言うでは有りませんか。
まずはリアのエッチングメッシュですね
ボディが収縮してしまい金属のエッチングメッシュは収縮出来ないので中央部分の接着が甘い部分が膨れてしまっています
今回もそれでした・・・
他の部分ではリアウインドウの浮きも多いですね、今回はリアウインドウは大丈夫でしたが・・・。
そしてフロントのワイパーの浮きですね
この場合だいたいフロントウインドウが浮いています・・・今回もよく見ましたらフロントウインドウが浮いていましてこれも一緒に修理しておきました。
こちらがリアのメッシュを付け直した所です
この様にメッシュとボディ後端部が平行になるのが正しいですね
メッシュの両サイドをほんの少し削って寸法を縮めておきますと意外とすんなり付ける事が出来ます
しかし余り削り過ぎますとメッシュの枠が細くなってしまいまして見え方が不自然になりますから注意して下さい
次は246ディノですね
この角度で見ますと確かにワイパーが浮いていますね〜
でももっと良く見て下さい
ワイパーの付け根の部分がウインドウのモールで押し上げられているのがわかりますか?
これでワイパーが浮くのです
そしてミニカーの箱の中から出て来たのがこのモールですね
どうやら運送途中で外れてしまった物の様です
修理でミニカーを送る場合は箱の中に外れた部品を入れておかないで下さい
振動で踊って大事なボディに傷が付いたり部品自体の塗装が剥げたりする事も有りますからね〜余分な修理はしない方が良いのです。
フロントのウインドウを一旦取り外しました
外さないと修理出来ないですからね
外したウインドウを元通りに接着しワイパーも取付けましたよ
あっという間に見えますが・・・実は時間がかかっています
そんなに早く出来る訳が無いですよね
外れていた右側のレインドリップをウインドの上側に取り付けました
まあこれはサービスですね〜(笑)
この写真を見ていて気が付きました・・・サイドウインドが外れてないですか???
もう一度荷物を分解して確認しておきましょう・・・あちゃ〜もう請求書も作っちゃったのに〜
本日最後のF50です
エンジンフードの上の透明なカバーの前側が少し浮いているらしい・・・
一旦外す為にピンセットでつまんで引っ張りましたが・・・前側はきちんと接着されていました・・・。
元々少し浮いていたのか?それとも送ってくる間に自然治癒した?
でも接着剤を1ヶ所切ってしまったので外して取り付け直す事にしました
ほらこの通りです・・・
綺麗に外れました・・・F50のリアフードの窓は比較的剥がれている事が少ない部分です
F40は曲面なので接着が難しい、それに比べると同じ様なバキュームパーツを使っていますがこちらは平面なので接着がきちんと出来るのかもしれませんね。
代わり映えはしませんが・・・改めて再接着しておきました、これで少し安心出来ますかね。
最近のレジン製のミニカーですがウインドの外れが多いですね
まあこれはレジンという素材で作っているので事後収縮は避けられないのです。
お客様からも良く伺うのが
「なぜもっと強力な接着剤を使わないのか!?」
と言うお話ですね。
最初にボディを作るのになぜレジンを使うのか・・・
勿論生産設備にお金がかからない(ダイキャストは金型が必要になるので膨大なお金がかかる)からというのも有りますが細かな部分まで繊細に作れると言う利点が有るでしょう。
例えばダイキャストミニカーで一番残念なのはスジ彫りが太くて浅い事ですね・・・これでモデルカーというよりも玩具の要素が大変強く感じられてしまうのです。
レジンを使う限り事後収縮は避けられない問題だと思います
では事後収縮が有ると考えてその時にウインドウは外れるのと外れないのではどちらが良いか!?と言いますと色々考え方は有りますが私は外れた方が良いと思っています。
今回のLP400のフロントガラスの様に接着が良くて外れないと変形してしまい部品自体も使えなくなってしまうからなのです。
例えば接着剤もエポキシや瞬間接着剤を使って組立てて有りますともう修理はボディの塗り替えが前提になり低価格での修理は不可能です。
接着剤の掃除が出来ないからですね。
現在はゴム系の接着剤で接着してありますから何とかなりますが・・・これがエポキシ系の接着剤や瞬間接着剤で接着されていますと分解ははっきり言って「運」ですね
修理に出して下さる方には大変申し訳ないのですがやっぱりウインドウは外れた方が良いかと思うのです・・・(笑)