Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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制作ウォーミングアップです(笑)

2018-01-15 21:14:01 | Ferrari 365GTB4 Daytona
本日の山陰は久々に暖かく昼間はエアコンだけで過ごす事が出来ました
今までですとエアコン+石油ファンヒーターを着けなければ寒くて風邪をひきそうな気温でしたが本当に久々ですね。
空模様は晴れ時々曇りと言う感じでしたが・・・屋外の気温は11度くらいでしょうかね〜
隣町の米子市はもう少し暖かだったみたいですよ。

さて修理が昨日で一段落しましたがもう少し残った仕事が有ります
そしてこちらが昨日届いた新しい修理依頼品・・・本日はこの見積もりからですね〜
修理自体は一見難しく無いと思える内容でした・・・後に大変な事に・・・(笑)

それはそうとして・・・
昨日の修理の仕上げが先ですね
ブラバムは黒いアクリルの台の上に付いていましたが止めるためのネジのボディ側がダメになっていまして台の上でくるくる回ってしまったようで台の上に丸い傷がついてしまっています。
ボディの止めネジの方はワンサイズ大きなものと交換してネジを切りなおしましたので大丈夫なのですが、台の上の丸い傷はどうもそのまま着けるにはちょっと忍びないですよね。
なのでコンパウンドを使って研磨して傷を消しておきます、一番細かなコンパウンドでは消しきれず2000何のペーパー傷を消すためのイサムのミラノ2Kまで戻って研磨しています。

台にブラバムを止めて俺で完成かな!?
台もすっきりと綺麗になっていることがわかりますね

友人の1/6のエンジン模型のためにエンブレムの原型を作っています
日産のエンブレムなのですが当初エッチングで作る予定だったのですがどうも雰囲気が・・・と言う話になりまして
特に依頼されたわけでは無いのですが・・・作ってみました
円形の部分は旋盤で削り出しておきました
微妙な形状なのでここはやっぱり挽物がいいですね
丸い部品の左側のものは厚みが少し厚かったので不採用です
右側のものが良い感じなので中央にエッチング板をハンダつけしておきます

中央のエッチング板に合わせて円形の部品をヤスリで削っています
この削った部分に文字の入ったエッチングをさらにハンダつけします

円形の部品からはみ出た両端の部分の裏側にはホワイトメタルを盛って整えておきました
そして全体をバフがけしてピカピカに磨いて完了ですね

いよいよデイトナに戻ります
・・・と、ここでどこまで作っていたか忘れちゃいました。
こんな時はとりあえずサフを塗った部品を研磨してみました

全ての部品を再研磨してみたら結構細かな凹みが気になったのでパテを盛って凹みを潰してゆきます
大きなモデルなので結構小さな凹みがありましたね

シャーシを見ていて気がついたのが大きな穴があるのです
何の穴か調べて見ましたらサイドマフラーのマウントのために大きな穴があるのです
サイドマフラーはこんな感じで付きます
このマフラーはちょっと変なのがフロントのホイールハウスから出てきます
本来ならエンジンルームの部分なのですが・・・取り回しの都合でエンジンルームからホイールハウスの中に出て床下に出ているのかもしれません
実車を見てないのでよくわからないのです

マフラーのマウントの穴はこんな感じです
大きさは5mm程でちょうどコクピットの足元になりますのでガラス越しに見えてしまうかもしれません。
ここはなんとかしておきたいですよね〜

取り付けピンを付け直します
このマフラーを接着剤でベタ付け・・・と言うのはちょっとやめておいた方がいい感じなので1.5mmの真鍮線を使ってピンをつけます
位置もコクピット内から見えない部分にしておきます
マフラーを所定の位置に決めておいて上から貫通して穴を開けました

前側の穴を開けた部分に1.5mmのピンを接着します
そしてもう一度後ろ側のピンの為に貫通で穴を開けてピンを植えますと元々の太い取り付けピンはカットしておきます

シャーシ側の大きな穴をパテで埋めておきました
今の時点でこの穴を消しておかないと目立ってしょうがないですからね〜

シャーシ以外の小さめの部品にもう一度サフを塗って凹みを確認しました
最初よりもずっと良くなりました

そうそう、最初にエンブレムを作ったエンジンの部品をもう一つ塗って欲しいと言われていました
35GTRのインテークマニホールドのカバーですね・・・なんでも写真撮影があるそうな・・・細かなことは知らないけどね
一度塗ったサフを研いでおきました
ほとんどサフがなくなってしまいましたね〜
3Dプリントした部品だから結構凹凸があるんですよね〜(笑)

次はシルバーを塗りました。
このシルバーもウレタンのシルバーです


明日は修理品も分解編から塗りの部分まで進めておきたいですね。