Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ボディの複製準備

2018-01-23 20:41:15 | Bugatti Type57SC Atlantic
本日の山陰は曇り時々雪でしたがチラつくだけで一向にたまらず・・・積雪は無しです
中庭もこんな感じで・・・事前のニュースや天気予報でかなり降るかな〜と思っていました
東京ではかなり降ったのですが山陰は降らなかった・・・
ただし今夜から明日にかけては降るらしいです

明日は定休日2日目ですがちょっと普通の休日とは違います
朝から絶食で健康診断にいってきます、胃カメラもしますので絶食ですね
この胃カメラですが高校年生の時に初めてやりましたが・・・今でも嫌いです(笑)

さて仕事ですが
この所はデイトナを進めていますが今日は少し変わったものを製作しておきましょう
ずいぶん久しぶりなんですがアトランティックです
ずいぶん前から製作が止まっているのですがその原因は2つ有りまして
一つは他の仕事が忙しくなってなかなか落ち着いて作れなくなっていた事もありますがまあそれは小さな理由です
一番大きな理由は5台のボディが皆少しずつ違っていましてシートを作った時点でショルダーの部分がボディに当たる個体が出てきたのです
キャストしたボディの厚みが違っていたり形状が少しづつ違うことが原因なのです
これを解決する為には一番良いボディをメタルで複製するのが一番良いだろうと言う結論に達しました
レジンなら自分でできますが事後変形や強度の問題で今回はレジンで複製することを断念しメタルで複製という事にしました。
もちろん作り直しになるドアとかの問題は出てきますがそれくらいなら内装ごとレジンで複製しても大丈夫ではないかと思うのです。
ではメタルでキャストする上でどこが問題になってくるかと言いますと
ボディの一部を真鍮板で作り直した部分があまりにも薄くてメタルが流れないことが判明いたしました
真鍮の部分の厚みをプラ板でカサ増しします
問題は裏側にカサ増しするのか表側でするのかですね
今回は上側をカサ増ししています
下側ですとフレームに干渉してしまうのです

プラ板と真鍮板の隙間にはパテを入れて隙間を埋めておきましょう
隙間が残っているとそのままの形状にキャストされてしまいますのでこの時点でどこまで綺麗に仕上げられるかですね

ついでにメタルボディのスが有る部分もパテ埋めめしてペーパーをかけておきましょう
複製をする場合汚いよりも綺麗なものがいいですからね〜

だいたい綺麗になりましたのでサフを入れておきました
サフはホワイトのウレタンサフでブラックを入れてグレーにして表面の様子がよくわかるようにしています

このまま塗って仕上げたい衝動にかられるほど綺麗なボディになりましたよ(笑)
明日にはキャスト屋さんに向かって出発いたします