本日の山陰は曇りの天気でしたね。
昨日はいい天気だったのに・・・ちょっと残念です。
そう言えば・・・そろそろタマネギに肥料をしないといけない時期になってきました。
最近畑に出てないのでちょっと億劫ですね〜。
タマネギが上手く出来ないとそれはそれで嫌なので・・・何とかしましょう。
今年は専用の肥料も買ってきましたので・・・使ってみたいしね。
2日程前の午後いきなり携帯に着信が有りました・・・
ナント、Ferrari250SWBの修理をご依頼頂いているGさんでした。
私はご自宅の電話番号しか登録していなかったので携帯に電話がかかるとは予測していなかったのでちょっとびっくり。
でも多分ブログはご覧頂いていいると思っていましたので塗装を剥がした部分まではご存知では有ろうと・・・想像はしていました。
本来ならこちらからご連絡を差し上げないといけなかったのですが、パテを剥がすべきかそのまま塗り替えるべきか私の心が決まっていなかったので・・・遅くなっておりました。
色々ご相談をしましたがお客様の「私はパテは嫌いです」と言う言葉に背中を押されてパテを剥がして修正する事に致しました。
と言う事で・・・パテを剥がしますが、どうやってエポキシパテを剥がすかなんですね。
下地の方は傷が付かない様にしないといけませんしね。
樹脂ですから暖めれば少しは柔らかくなるだろうという事でファンヒーターの熱で暖めながらナイフを使って剥がします。
冷えたらまた暖めて剥がすを繰り返して何とか剥がしました。
最後はペーパーをかけて完了ですね。
結果的には剥がして良かったですね。
ボンネットの後側中心にパテを盛られてしまった原因が分かりました!!
この件については後々説明致します。
気になっていたリアフェンダーの給油口のパテもリューターで削ります
と言うのも当時のAMRのキットのメタルの余分を使って完全に埋めてしまいます。
少しでもパテが残っていますとその部分にスが残りますのでちょっと大きめにえぐっておきます。
この様な部分を埋めるにはなるべく同じ材質を使うと言うのが鉄則なので今まで作ったAMRのキットの端材を出してきまして埋めました。
メタルで埋める場合はしっかりと溶かし合わせる事が必要でして少なくとも表面がこの様に滑らかになるのがしっかり溶かした証拠になります。
なので表面がガタガタしているのは周りにまだ熱が回っていなくて溶けていないのです。
数多くのハンダ付けをしていれば経験的にわかるのですけどね〜何事も経験なのです。
これだと後でヒケて来たり、継ぎ目が見えたりする事はまず有りません。
「続いて」と言おうか「いよいよ」と言った方が良いのかよくわかりませんが・・・
ボンネットの部分です。
パテを落としたボディに付いていたボンネットを当ててみます
普通ならボンネットの大きさよりもボンネットの付く穴の部分が大きい(パテで作ってあったボンネットの受けの部分も無くなっていますから)のでボンネットはエンジンルーム側に落ちてしまうと思いますよね。
でも落ちないのです・・・!!
ボディの穴の方が小さいのです・・・そんな事は普通無いと思いますが・・・
ここにこの作品の最大の欠点が有りますね。
ボンネットの後側の両肩の部分の形状が合っていない!!!!!
これは普通は有り得ないですね〜ボンネットがきちんと収まる様にしてからエポキシパテで周囲を作る、又は裏表別々にパテを付けてやればボンネットが穴の部分にきちんと収まっているのかどうかは一目瞭然ですからね。
多分この作者は時間短縮(手抜きとも言いますが・・・)裏表を同時にパテで埋めたのでしょう、だからボンネットが収まっていない事に気が付かなかった。
でもパテが硬化後に周囲を削っていたらボンネットが収まっていない事に気が付いたはずですよね・・・
それでもそのまま目をつぶって塗裝工程に進んだと言う事ですからね、多分確信犯だと思う(笑)
ここが引っ掛かってボンネットが落ちないのです。
この状態でパテを盛られれば当然ボンネットが持ち上がった状態になってしまいその厚み分も含めてパテを盛られてしまう事になりますね。
ボンネットの形状が合わなかった以上にボディ全体の形状が変わってしまいます。
ボンネットの開口部分の後ろの部分を削ってボンネットが収まる様に致しました
次は前の方です
前の方はボンネットの開口部分が少し横側に広めで隙間が大きく開いてしまう部分が有ります。
元々この部分の隙間はパテで塞がれていますがパテを落としましたのでその間隔が広くなったという事です。
ボンネットを外しますとどの部分に問題が有るのかわからなくなりますからマジックでマーキングしておきました。
ボンネットの部品にアルミテープを貼りました。
ボンネットとの隙間をメタルで埋めるのにボンネットとボディの間をハンダ付けしてしまうと外せなくなるからなのです。
まあアルミテープが無ければラッカー等で塗っておいてもハンダが乗らなくなりますので大丈夫なんですよ。
ボンネットのセンターを決めてボディのセンター部分とのマークを合わせてマスキングテープでボンネットを固定します。
ボディとの間に大きな隙間が有るのがわかりますね・・・
隙間の有る部分にメタルを流します
まあ普通にハンダ付けをする要領ですね〜。
但しこの場合もしっかりと熱を伝える事が大切ですね。
しっかり溶かし込みますとこの様に裏にまでメタルが流れています。
これで隙間が塞がりました。
裏にもアルミテープが貼られているのは裏側にメタルが回る事を予定していたからです。
真鍮のボンネットは押してやれば簡単の外す事が出来ます。
メタルで引っ付いて一体化してしまう様な事は有りません。
勿論ですが盛ったメタルはボディ側に頑丈に付いています。
盛り上がった余分なメタルを削って整形してみました。
勿論このままではボンネットの開口部の中にボンネットが落ちてしまいますからマスキングテープで仮固定しています。
この時点でボンネットとボディの間の隙間が綺麗に決まっているかどうか削り合わせて調節します。
またボンネットのRがボディに合わない部分が有りますから指でボンネットを変形させてぼでぃのRに合わせてゆきます。
ついでに最初の方で埋めておいたリアのフェンダーの給油口に盛ったメタルも削っておきましょう・・・
最初から無かった様な感じに見えますね。
いよいよこれからボンネットを支える部分を作ります
まず最初にしなければならない事はボンネットの開口部分の内側を削ります。
この後この部分に真鍮板をハンダ付けしますがメタルの表面が塗料で少しでも汚れていますと正確な作業が出来ません・・・そうなんですよハンダ付けが出来ないのです。
ですから綺麗にする意味でこの部分を一削りしておきます。
ボンネットの受けの部分ですが大きな真鍮板をハンダ付けしますと後で削る量が多くなりまして無駄な時間を過ごす事になります。
なので真鍮の帯金を曲げたいのですが板状の物を普通に折り曲げるのは簡単なのですがこの様に板の幅の有る方に曲げるのはなかなか難しいですよね。
そんな場合はこの様に時計ヤットコ等のくわえる部分に滑り止めのギザギザが無い物で板の一辺をつかんでやりますと曲がってきます。
実車の板金でもベンダーと言う機械がありましてこの様に帯状の鉄板を曲げてゆく事が出来ます。
板をつかむ力や回数、場所等で曲がりを調節する事ができますがこれはもう本当に経験値でしか有りませんので困ったらやってみて下さい(笑)
真鍮板でボンネットの受けを作りますと上にボンネットを載せても・・・もう落ちてしまう事は有りません。
前側のヒンジが受けの部分に少し干渉する様なので今作ったばかりの受けの一部を削っておきました。
まあ少し位削っても表からは見えませんから全く問題は有りません。
もう少しぼんねっとのRを直してみました・・・
多分パテを盛る時に指で押さえたのでしょうね〜
ボンネットが少し捩じれていましてそれも修正しておきました。
ついでに・・・
ルーフの後側に換気用のダクトが付いている車も有りましたがこの車ではここもパテで埋められています。
初期型と後期型はこの部分が違う様な記憶が有るのですが・・・??です(笑)
取り敢えずここもメタルで埋めておきます
その為にはやっぱりリューターーでここを一旦削っておきます。
メタルで埋めましょう・・・
このルーフの部分はメタルが薄いので気を付けてハンダ付けしないと屋根に穴が開く恐れが有ります(笑)
穴が開くかどうかは経験的のすぐにわかる様になりますから・・・とにかくやってみる事ですね。
沢山穴を開けますと必ず良い勉強が出来ます。
この様にしっかり溶かしましょう〜!
タミヤのプラモデル用のヤスリで削ります
このヤスリは深い傷が入らないので後の修正が楽になります。
普通はプラモデル用だと(多分!?)思いますがホワイトメタルなら楽に削る事が出来ます。
目の細かなペーパーで仕上げてから真鍮のワイヤーブラシで磨きますとこの様な仕上がりになります。
以上でボンネットの周辺の補修は完了ですね
まだ外れてしまった部品が有りますのでそれを取付けたらサフが塗れますね〜。
昨日はいい天気だったのに・・・ちょっと残念です。
そう言えば・・・そろそろタマネギに肥料をしないといけない時期になってきました。
最近畑に出てないのでちょっと億劫ですね〜。
タマネギが上手く出来ないとそれはそれで嫌なので・・・何とかしましょう。
今年は専用の肥料も買ってきましたので・・・使ってみたいしね。
2日程前の午後いきなり携帯に着信が有りました・・・
ナント、Ferrari250SWBの修理をご依頼頂いているGさんでした。
私はご自宅の電話番号しか登録していなかったので携帯に電話がかかるとは予測していなかったのでちょっとびっくり。
でも多分ブログはご覧頂いていいると思っていましたので塗装を剥がした部分まではご存知では有ろうと・・・想像はしていました。
本来ならこちらからご連絡を差し上げないといけなかったのですが、パテを剥がすべきかそのまま塗り替えるべきか私の心が決まっていなかったので・・・遅くなっておりました。
色々ご相談をしましたがお客様の「私はパテは嫌いです」と言う言葉に背中を押されてパテを剥がして修正する事に致しました。
と言う事で・・・パテを剥がしますが、どうやってエポキシパテを剥がすかなんですね。
下地の方は傷が付かない様にしないといけませんしね。
樹脂ですから暖めれば少しは柔らかくなるだろうという事でファンヒーターの熱で暖めながらナイフを使って剥がします。
冷えたらまた暖めて剥がすを繰り返して何とか剥がしました。
最後はペーパーをかけて完了ですね。
結果的には剥がして良かったですね。
ボンネットの後側中心にパテを盛られてしまった原因が分かりました!!
この件については後々説明致します。
気になっていたリアフェンダーの給油口のパテもリューターで削ります
と言うのも当時のAMRのキットのメタルの余分を使って完全に埋めてしまいます。
少しでもパテが残っていますとその部分にスが残りますのでちょっと大きめにえぐっておきます。
この様な部分を埋めるにはなるべく同じ材質を使うと言うのが鉄則なので今まで作ったAMRのキットの端材を出してきまして埋めました。
メタルで埋める場合はしっかりと溶かし合わせる事が必要でして少なくとも表面がこの様に滑らかになるのがしっかり溶かした証拠になります。
なので表面がガタガタしているのは周りにまだ熱が回っていなくて溶けていないのです。
数多くのハンダ付けをしていれば経験的にわかるのですけどね〜何事も経験なのです。
これだと後でヒケて来たり、継ぎ目が見えたりする事はまず有りません。
「続いて」と言おうか「いよいよ」と言った方が良いのかよくわかりませんが・・・
ボンネットの部分です。
パテを落としたボディに付いていたボンネットを当ててみます
普通ならボンネットの大きさよりもボンネットの付く穴の部分が大きい(パテで作ってあったボンネットの受けの部分も無くなっていますから)のでボンネットはエンジンルーム側に落ちてしまうと思いますよね。
でも落ちないのです・・・!!
ボディの穴の方が小さいのです・・・そんな事は普通無いと思いますが・・・
ここにこの作品の最大の欠点が有りますね。
ボンネットの後側の両肩の部分の形状が合っていない!!!!!
これは普通は有り得ないですね〜ボンネットがきちんと収まる様にしてからエポキシパテで周囲を作る、又は裏表別々にパテを付けてやればボンネットが穴の部分にきちんと収まっているのかどうかは一目瞭然ですからね。
多分この作者は時間短縮(手抜きとも言いますが・・・)裏表を同時にパテで埋めたのでしょう、だからボンネットが収まっていない事に気が付かなかった。
でもパテが硬化後に周囲を削っていたらボンネットが収まっていない事に気が付いたはずですよね・・・
それでもそのまま目をつぶって塗裝工程に進んだと言う事ですからね、多分確信犯だと思う(笑)
ここが引っ掛かってボンネットが落ちないのです。
この状態でパテを盛られれば当然ボンネットが持ち上がった状態になってしまいその厚み分も含めてパテを盛られてしまう事になりますね。
ボンネットの形状が合わなかった以上にボディ全体の形状が変わってしまいます。
ボンネットの開口部分の後ろの部分を削ってボンネットが収まる様に致しました
次は前の方です
前の方はボンネットの開口部分が少し横側に広めで隙間が大きく開いてしまう部分が有ります。
元々この部分の隙間はパテで塞がれていますがパテを落としましたのでその間隔が広くなったという事です。
ボンネットを外しますとどの部分に問題が有るのかわからなくなりますからマジックでマーキングしておきました。
ボンネットの部品にアルミテープを貼りました。
ボンネットとの隙間をメタルで埋めるのにボンネットとボディの間をハンダ付けしてしまうと外せなくなるからなのです。
まあアルミテープが無ければラッカー等で塗っておいてもハンダが乗らなくなりますので大丈夫なんですよ。
ボンネットのセンターを決めてボディのセンター部分とのマークを合わせてマスキングテープでボンネットを固定します。
ボディとの間に大きな隙間が有るのがわかりますね・・・
隙間の有る部分にメタルを流します
まあ普通にハンダ付けをする要領ですね〜。
但しこの場合もしっかりと熱を伝える事が大切ですね。
しっかり溶かし込みますとこの様に裏にまでメタルが流れています。
これで隙間が塞がりました。
裏にもアルミテープが貼られているのは裏側にメタルが回る事を予定していたからです。
真鍮のボンネットは押してやれば簡単の外す事が出来ます。
メタルで引っ付いて一体化してしまう様な事は有りません。
勿論ですが盛ったメタルはボディ側に頑丈に付いています。
盛り上がった余分なメタルを削って整形してみました。
勿論このままではボンネットの開口部の中にボンネットが落ちてしまいますからマスキングテープで仮固定しています。
この時点でボンネットとボディの間の隙間が綺麗に決まっているかどうか削り合わせて調節します。
またボンネットのRがボディに合わない部分が有りますから指でボンネットを変形させてぼでぃのRに合わせてゆきます。
ついでに最初の方で埋めておいたリアのフェンダーの給油口に盛ったメタルも削っておきましょう・・・
最初から無かった様な感じに見えますね。
いよいよこれからボンネットを支える部分を作ります
まず最初にしなければならない事はボンネットの開口部分の内側を削ります。
この後この部分に真鍮板をハンダ付けしますがメタルの表面が塗料で少しでも汚れていますと正確な作業が出来ません・・・そうなんですよハンダ付けが出来ないのです。
ですから綺麗にする意味でこの部分を一削りしておきます。
ボンネットの受けの部分ですが大きな真鍮板をハンダ付けしますと後で削る量が多くなりまして無駄な時間を過ごす事になります。
なので真鍮の帯金を曲げたいのですが板状の物を普通に折り曲げるのは簡単なのですがこの様に板の幅の有る方に曲げるのはなかなか難しいですよね。
そんな場合はこの様に時計ヤットコ等のくわえる部分に滑り止めのギザギザが無い物で板の一辺をつかんでやりますと曲がってきます。
実車の板金でもベンダーと言う機械がありましてこの様に帯状の鉄板を曲げてゆく事が出来ます。
板をつかむ力や回数、場所等で曲がりを調節する事ができますがこれはもう本当に経験値でしか有りませんので困ったらやってみて下さい(笑)
真鍮板でボンネットの受けを作りますと上にボンネットを載せても・・・もう落ちてしまう事は有りません。
前側のヒンジが受けの部分に少し干渉する様なので今作ったばかりの受けの一部を削っておきました。
まあ少し位削っても表からは見えませんから全く問題は有りません。
もう少しぼんねっとのRを直してみました・・・
多分パテを盛る時に指で押さえたのでしょうね〜
ボンネットが少し捩じれていましてそれも修正しておきました。
ついでに・・・
ルーフの後側に換気用のダクトが付いている車も有りましたがこの車ではここもパテで埋められています。
初期型と後期型はこの部分が違う様な記憶が有るのですが・・・??です(笑)
取り敢えずここもメタルで埋めておきます
その為にはやっぱりリューターーでここを一旦削っておきます。
メタルで埋めましょう・・・
このルーフの部分はメタルが薄いので気を付けてハンダ付けしないと屋根に穴が開く恐れが有ります(笑)
穴が開くかどうかは経験的のすぐにわかる様になりますから・・・とにかくやってみる事ですね。
沢山穴を開けますと必ず良い勉強が出来ます。
この様にしっかり溶かしましょう〜!
タミヤのプラモデル用のヤスリで削ります
このヤスリは深い傷が入らないので後の修正が楽になります。
普通はプラモデル用だと(多分!?)思いますがホワイトメタルなら楽に削る事が出来ます。
目の細かなペーパーで仕上げてから真鍮のワイヤーブラシで磨きますとこの様な仕上がりになります。
以上でボンネットの周辺の補修は完了ですね
まだ外れてしまった部品が有りますのでそれを取付けたらサフが塗れますね〜。