Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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メーターと配線です

2013-04-25 18:42:57 | Bluebird 1933
昨日は定休日なので自由気ままに!?ミニカーなどをいじっていました(仕事の一環なので多少のストレスはありますが・・・頭が禿げちゃうかも)が本日は仕事です。
と言ってもやっている事の内容が大きく変わらないのは?ですが・・・。
天気は外仕事をするのにうってつけの好天ですが、今日は制作優先です。
一日置いた事で制作の内容が整理されて効率がアップする様な気がします。

本日はメーターの後ろ側を旋盤で削り出してなおかつ配線を差し込める様に0.4mmの穴を開けてあります。
メーターによっては穴位置を中心からずらしている物もありますこれはメーターの種類によって配線の取り出し位置が違う為です。
タコメーターだけは後ろ側から固定する為の金物を付けておきました。


メーターの裏側の部分を取り付けるとこんな感じです・・・。細かな部品なので少々冴えませんが・・・これが有ると無いでは後々大きく違ってくる・・・筈です。

タコメーターは透し図を見る限り機械式の様でしてメーターからエンジンの前側に向かってケーブルが取り付けられています。
このケーブルは他の配線よりも少し太くなりますから旧モデラーズのプラグコードを使いましたこれですと太さが0.5mm程になりまして見栄えも良いと思われます。
問題はエンジンの上側を通す場合に固定しないとエンジンフードを持ち上げてしまう恐れがある事ですね、その為に固定用のステーを作ってみました。
エンジンの上側3ヶ所程でこれで固定したいと思います。

ケーブルはメーターの裏の差し込みに内径0.4mmを0.5mmに拡大した真鍮パイプのを短くカットした物をケーブルのジョイントに見立ててあります。バルクヘッドは事前に穴を開けてあったのでそこからエンジンの上側を通しています。
先ほどのステーでエンジンに止めておりますが実車ならインテークマニホールドのボルトに共締めして固定するタイプのステーになります。


次はブルドン管式のサーモメーターの配線です。
この配線は電気を通す物では無いので少し変わった形をしている事もあります。
私は0.3mmのメッキ銅線に0.1mmのメッキ銅線を巻いて作ってみました・・・。

ジョイントは先ほど書いた様に内径0.4mmの真鍮パイプの内径を0.5mmに拡大した物を使いますがこんな風にピンバイスに固定してドリルで拡大しております。
この細い真鍮パイプは指で固定するだけではキリと一緒に回ってしまうんですね、まあ細いから固定し難い訳です。
ピンバイスに脱着するのは面倒ですが・・・こうしないと拡大が難しいしね。

先程のブルドン管の配管を通して接着剤で固定しておきます。


配管をメーターに取付けるとこんな感じに成ります。

このケーブルもカウルを持ち上げる可能性が有りますのでタコメーターのケーブルと同じ金具で固定しておきます。


徐々に雰囲気が高まって来ましたが本日はこれで終了とします。
明日はこの続きの配線や緊急用の燃料ポンプ!?を制作する予定です。

いよいよ完成にリーチがかかった様な気がします。
メッキ部品はまだ到着しませんがあと配線以外に残るはリアサスペンションフロントブレーキとボディのエクステリア関係に成ります、このエクステリアは大部分部品を作っていますのでそう時間はかからないのではないかと考えております。残る作業を可能な限り全てこなしてもメッキ部品が戻ってこなければマイバッハの製作に戻る事になるかと思います。

ブルーバードが完成すれば次の製作予定の見積もりも進めなければならないですね、ウ~ン忙しいですね。

本日新しいカテゴリーを追加致しました

2013-04-24 21:03:14 | Rossoの休日
今日は水曜日なので定休日です。
本来なら新しく造成した土地の土留めをしたかったのですが生憎本日は雨模様でして屋外の作業が出来ません。

少し前に白いレクサスLF-Aの事を書きましたがお記憶がありますでしょうか?
そう昨年の12月に内装の色替えとLHDからRHDに変更した物ですね。
このご依頼は自動車屋さんを通してのお話だったのですが、その方(LF-Aの持ち主の方)が今度Ferrari SAアペルタと言う80台限定の車に替えられたと言う事でして4月中には実車が納車になる可能性があると同時に同じ模型をご希望になっていると・・・言う事は伺っていたのですがどうやら自動車屋さんにフルオープンのSAアペルタを作ってほしいとBBRの1/18SAアペルタとホットホイールの1/18599XXを持ち込まれてご依頼を頂いた様です。
前回のLF-A程度の事なら少し残業して作ればなんと言う事は無いのですが、さすがにレジンのSAアペルタとダイキャストの599XXとでフルオープンのモデルをつくると言うのは少々の残業では出来ませんので本来なら制作順の中に入れて・・・と思いますが僅か数ヶ月(模型が出来てから)で車が変わります、2年も待って頂くといったい何台の車が変わって行くのか・・・(汗)
私も(ホンダCR-X 1.5iを)3ヶ月で車を替えた事がありますがあれは比較的安い庶民の車ですからそのスケールが違いますね(笑)

といっても正規の時間内にこれを作るのは今まで待って頂いた方に対して失礼な事、そこでSAアペルタは休日限定で作る事に致しました。
実のところ自動車屋さんを介しているのでご迷惑がかけられないと言う事情もありますなかなか難しい判断なんですが・・・
これが正規の仕事を妨げず・・・私に残った最後の時間なのです。
後は寝ているかご飯を食べているかお風呂には入っているかしか時間が無いですね。

話が決まったら早速方針を決める為に分解致します。
と言ってもダイキャストとレジンの組み合わせはまだ行なった事が無いのでいきなり分解と言う事にはなりません。
勿論失敗する事も見越しての準備が必要になりますので送って頂いたミニカーは双方ともお預かりしておいて分解したのは後で私が入手した同じミニカーになります。

まずはホットホイールのミニカーですが送られて来たのは599XXですがエンジンはSAアペルタと同じGTOのエンジンですがボディ形状がSAアペルタと違い過ぎて使い難いので私が手配したのは599GTO、そして599ベルリネッタの2つです。
599ベルリネッタはリアのバンパーとディフューザー、ボンネットなどを使用します。

二つのミニカーを比べてみますと少しずつ設計に違いがある事がわかります。
実車はベルリネッタが先でGTOが後で出ています、ミニカーも同じ順番になっているのは全く不思議な事ではありません。
外観上はほとんど同じに見えますがGTOはベルリネッタに比べるとコストダウンされた設計が目立ちます。
個人的にはこれはとても残念な事なんですが・・・。
まずウインドのワイパーが違いますねベルリネッタでは別部品で用意されています

しかしGTOではモールドを黒く塗っただけです。

エキゾーストなどもベルリネッタではメッキかシルバーの塗装がされていますが、GTOではプラスチックのままになっています、素組のプラモデルの様で実に素っ気ない感じですね。もっと大きな違いはドアです、ベルリネッタではボディと同じくアルミダイキャスト製ですがGTOではプラスチックです・・・流石に塗装はしてありますけど(笑)

まあコストダウンは仕方ないですが・・・

当初はダイキャストのドアを使いたかったのでベルリネッタのボディにGTOのシャーシを使おうと思ったのですが・・・

シャーシも似て非なる物で取り付ける事が出来ません、しかもボディ形状が目標とするSAアペルタに近いのはGTOの方なのです
写真ではわかり難いのですが奥のBBR製のSAアペルタと比べれば一目瞭然です。


早速方針転換でGTOのボディを使用する事にしてルーフを切断しました!
もうこうなったら後戻りが出来なくなってしまいました(笑)
まあ良い事もありましてエンジンはそのまま少しのディティールアップでそのまま使えます!

リアの部分も余分な部分は全てカットしています。
トランクだけは寸法を合わせなければならないのでまだカットせずにボディラインを見る為に載せてあります。
ボンネットもベルリネッタ用をそのまま使おうと思いましたがボディ形状も寸法も申し分無いのにヒンジの部分が寸法違いで使えません、仕方が無いのでダクトの部分だけカットして使用します。

こうなるとボディの塗装が邪魔になりますので塗料の剥離剤を使って塗料を落としてホワイトボディになりました。
ピラーの一部に塗料が残っているのはご愛嬌です!


今回ミニカーとBBRのレジン完成品を分解して感じたのはデータ模型になっているな~と言う事ですね。
双方ともメーカーは違いますが寸法はほとんど同じ、理由は双方とも版権を取っているからですね。
版権を取ると3Dデータをもらう事が出来ます。
ですから各メーカーではそれを造形してゆけば正しい模型が出来る訳です。
しかし同じデータを使っていれば制作は早くなり、また意識的に強調とかをしなければ正確な形状になるのです。
企業にとって開発のスピードは速い方が良い訳ですね。
ただここに問題が出て来ます、どこのメーカーの物を買ってもその違いが余り出て来ない、つまり何の特徴も無い模型になってしまうんですね。
私にとって3Dデータで作っただけ(自分の印象を織り込まないものと言う意味で)の物は幾ら正しい形状でも無味無臭の印象があるのですが皆さんはいかがでしょう?それが魅力的に見えるでしょうか??
しかし今回の様に各ミニカーを切って貼ってする場合にはそのメリットが出て来ます、そうなんです形状が同じなので切り貼りが非常に楽に出来るのです。

私の作品は3Dデータと全く関係のないアナログな物ですが、今回は3Dデータとの関わりを感じますね。
ベースになった物は確かに3Dデータに基づいた物ですが私が切り貼りする時点で私の感じた形状を少しずつ織り込んでいけば完成した物が元々とは全く違った物になるかもしれないな~と考えるのです、まあこれはあくまでも私の印象と理想に過ぎませんけど、そんなモデルが出来れば良いですね。

そう言えば息子が言っていましたね。
「3Dのデータが有っても最後は自分の手で修正が必要なんだと・・・」




本日も最終組み立てですね

2013-04-23 21:21:21 | Bluebird 1933
今日は午前中は薄曇りで気温も僅かに上がっていた様で暖かく外での作業にはもってこいの天気でした。
昨年11月に近所のホームセンターで植え込み時期が過ぎたと言う事で処分品として売っていた極早生のタマネギを一袋入手して植えておいたのですが、今日気が付くと葉が少しづつ黄色くなって来ましたので収穫してみました。
そう大きくは無いですが初めて作ったタマネギなのでスライスしてサラダにしようと思っています。


さて本日もブルーバードですが昨日の最後の作業で困った問題が出て来ました。
ボディ内側のフレームを取り付けるとボディカウルが閉まらなくなったんです。
その時の画像は心に余裕が無くて(笑)撮り忘れてしまいましたがあれだけ仮組をして自信が有ったのに・・・。
こうなったら仕方ない、削って微調整をするしか無い訳でして・・・幸いにも原因はすぐにわかりました。
フレームの取り付け部分が塗装により持ち上がってしまった事とカウルの裏側に塗料が付いた事でクリアランスが無くなってしまったと言う事の様です。
仕方ないから危険を承知でカウルの内側を削りました、仮組の段階でかなり薄くなっていましたので心臓バクバクでした(笑)
貫通したらカウルは最初からやり直しですからね~いくら塗料を残してあっても無用な塗り直しはしたく無いですから・・・
半日以上をかけてやっとカウルが収まりました・・・(暑くは無いけどドット汗をかいたですね)


フレームとカウルの微調整が完了しましたのでフレームと燃料用の銅パイプをフレーム後部に接着します。
その銅パイプの先に真鍮製のジョイントを付けたら燃料ホースを接続します。
画像では良く見え難いのですがこれを取り付けてしまうともうフレームを外す事は出来なくなってしまいます。
と言う事は分解する時にはここを外さないといけないと言う事ですね・・・修理が来る場合があるので良く覚えておかなければ・・・多分忘れちゃうんだろうね~。

次はメーターパネルを取り付ける準備をします。
このメーターパネルもコクピット部分のカウルと余りクリアランスが有るとフレームのグレーがまともに見えてしまいますから要注意ですね。
希望的にはグレーは見えない方が良い!
メーターパネルも微調整を繰り返し丁度良い位置で接着です。

「次はいよいよフレームの接着です」と書くと何だか順番が違う様な気がする方も多いかと思いますね。
私もいつもと違う順番である事を感じております。
しかし、一口にフレームの接着と言っても他の部分との関わりがあります、今回の場合は先ほどのメーターパネルやボディカウルとのクリアランスの大きな問題がありますから先に全ての問題をクリアーしてからフレームとシャーシを接着したかったのです。
接着剤は強度の高いエポキシ系の物を使い浮き上がらない様にマスキングテープで押さえて置きます。


次はメーターの準備です。
普通の方ならメーターは先ほど接着したはずと思われるでしょう。
しかし、違うのです今回はカウルが外れるフルディティールですからメーターパネルの裏側・・・つまりメーターパネルの反対側も作っておかないとカウルを外した場合には不自然になりますね。
ここで旋盤を回してメーターの裏側の部分を作ります。

タコメーターは中央にエンジンから回転を取り出してメーターまで伝えるワイヤーが入る穴とメーターを押さえる金具を作っておきます。
小さな物は飛行機用のメーターからの流用と思われますのでこの金具は使わずに直接ビスで取り付けられていると言う設定にしておきます。

明日も制作はすると思いますが定休日なので外で造成地の土留めもしなければなりません、なかなか忙しいです(笑)

5月4日は名古屋オフ会に出席します!

2013-04-22 21:51:56 | Bluebird 1933
4月も残り少なくなって来ましたが、もう皆さんはゴールデンウィークの予定は決められましたか?
私の方はまず4月28日は安来市文化協会の総会ですが昨日も書きました様にアトリエの有る地区の溝掃除がありますので3時以降は1時間~1時間30分程度アトリエを空けます。
5月1日は水曜日で定休日なのでこの日はお休み致します。
5月3日は安来はもの祭りですので同時開催のクラシックカーミーティングに車を持ち込んで展示だけしておいて渡しはアトリエにて通常通り仕事をしますが朝夕の車の移動の時だけアトリエを留守にします。
それ以外は基本的に営業しますが5月の4日だけ名古屋で開催されるオフ会に参加して来ます。
つまり4日の朝から5日の14時頃まではアトリエが留守になりますのでご来店の節にはご注意下さい。

ご来店を予定されている方はメールか電話でお問い合わせいただけると確実かと思いま。

Eメール studio_rosso2004@yahoo.co.jp

さて製作に入りましょう。
本日はまず最初にボディとシャーシを組み合わせましてビス止めしました、これでリアのサスペンションを組み立ててしまうとボディは外れなくなります・・・いきなり外れなくしてもちょっと心配なので先に燃料タンクを取付けることにいたしました。
透し図を見ると燃料タンクには燃料ホースが取付けられているのですがこれはまだ準備をしていませんでしたのでここの辺りから始めることに致します。
タンクと燃料パイプの間にはエンジンの振動から燃料パイプの破損を防ぐためにゴム製の燃料ホースが使われています、このホースもただのホースじゃなくて古いフェラーリのエンジンルームについている様な黄色いホースを針金で補強した様なタイプのホースが使われてます。
これを作ってみましょう。
まずはホースの周りに巻いてある針金の様な物ですがフジミの極細コードの芯線を取り出してみます、これが約0.1mm程で銅線をメッキした物が使われているので丁度良いのです。

ホース自体はモデラーズのコードで細いタイプの方の白い被覆の物をクリアーイエローに少しブラックを入れた物を塗って黄土色のホースを作ります。
丁度良い色が有れば何でも良いのですが・・・なかなか丁度良い物が無いですね。

そして黄土色のコードの周りに先に取り出した芯線を巻いてゆきます。
コードが柔らかいのでなかなか巻き難いですが、ゆっくりと巻けば比較的簡単に出来ますよ。

この巻き付けた針金状の物は両端を専用の金物でカシメて有りますので作例ではアルミパイプを1mm程にカットしてコードを通しておきました。

アルミのタンクにホースの取り出し口を付けます。
アルミや真鍮の素材で出来ているタンクではホースの取り出しにいきなり穴をあけてはいけません、金属自体が弱いですから穴を貫通する部分に予めアルミ板などを2重にサンドイッチして補強にしてあります。
模型では洋白丸棒の中央に0.5mmの穴をあけて薄くスライスして補強のフランジにしてみました。

取り出しの金具は真鍮製でアドラーズネストの連結式の六角ボルトと内径0.4mmの真鍮パイプを組み合わせて90度に曲がった金具を作っておきました・・・それらを組み合わせて下の画像の様なタンクになりました。

ここから先の組み立てではボディに余り余分な力をかけたく無いので車体を旋盤で削り出した3mmのスペーサーを介して組み立て台に固定致しました。いつもの組み立て台がかなり小さく感じますね。

次は燃料パイプをシャーシに固定するためのステーをアルミ板で作りました。
0.5mmアルミ板をロールで0.3mmまで圧延して細く切り出しましてホースを通すために先を内径0.4mm程に丸めております。
0.4mmのドリルのキリを使って丸めると正確なサイズにする事が出来ます。

左側のフレームに沿って前側に配管してゆきますが避けなければならない物も有りますので接着をしながら曲げてゆきます。
昔の車は曲げやすいという事も有って銅パイプを燃料パイプに使っていましたが金属疲労を起しやすいのでかなり危険だったと思われますね。
下の写真ではまだ接着していませんのでステーの位置がずれたりしていますが・・・

配管をしてフレームを取付けてみると・・・~ンなかなか格好良いですね。
まだホースとは接続しておりませんので明日はこの部分から始めて見ましょうか・・・。


今日は余り進められなかったですね

2013-04-21 19:33:01 | Bluebird 1933
本日は朝から自宅のある地域の公園の町内一斉清掃でした。
本来なら前日に草刈り機で刈っておくのですが昨日は午後から冷たい雨が降っていましたのでそれも出来ず、また住宅地の中で早朝から草刈り機を始動すれば音でクレームが出かねないので自粛していました。
しかし春の雑草は私たちが考えるよりも早く大きく伸びていまして少々の鍬や鎌では除草を出来ませんでした仕方が無いのでガレージまで出向いて草刈り機を軽トラの荷台に載せて公園での草刈りと成りました。
片付けて出勤すればもう午前中はほぼ時間が無い状態に成ってしまい・・・。
まあぼやいても仕方ないですけど・・・(笑)
来週はアトリエのある地域の溝掃除となっていましてこれもまた3時からと言う時間ですから制作に大きく影響が出るかと思われますね。
他の方は休日なんですが私の所は営業日なんで時間を取り難いですが他の方に任せる訳にもいきませんので・・・仕方ないでしょうね。
そうそう、28日は安来市文化協会の総会の日でもありますが溝掃除とバティングしてしまったので(人の嫌がる)溝掃除を優先するべきでしょう。

そんな中
ボディとシャーシを合体させようとしたらシャーシの一番下側の板の塗料がほんの僅かでしたがチップしてしまいました、本来なら筆でタッチアップでも全く問題のない程でしたがこんな時に限って予備の塗料を残していなかったのであっけなく塗り直しをする事に致しました。
グレーの再調色はかなり難しいのです。
また割と簡単にチップしてしまうと言う事は下地の密着にも問題がある可能性が有りますからこの際下地まで全て剥がして塗り直します。

塗装の作業をしたのなら先日来の展示ベースも塗ってしまおうと言う事になりまして・・・
中研ぎを入れています。
手前側の1枚はまだ研いで無いもの、奥の2枚は研ぎを既に入れた物になります。

エアで削りカスを飛ばして再度塗装を致します。
ここではウェスで展示ベースの削りカスを払ってはいけません、ウェスの繊維が木の表面の凹凸に引っかかってしまい必ず埃が残ってしまいます、ここは印毛で払ったらエアで飛ばした方が良いですね。

そして数時間乾燥して艶消し仕様の展示ベースが完成致しました。
ブルーバードの車体より一足お先の完成になってしまいましたね。

シャーシの方が塗り直しになったので、ボディの再研磨をしました。
まあそう大きな傷が有った訳じゃないのでもう一度点検しながら磨いたと言う感じですね。
それでも磨き忘れが何ヶ所かありましたから再研磨して良かったですね。


本日アイドロンのワイヤーホイール仕様のミウラと250GTOLMNo.19とポルシェ917ガルフNo.20が入荷して来ました、多分ガルフは少し前にデリバリーされていたのですが今回の注文品は私の手元に残したかったのでそう急ぐ物ではなかったのです、ですから次の発送便があれば一緒に送って下さいとお願いしていたものです。
しかし、見れば見る程良くなっていますね。
アストン以来(正確には911の73RS以来か・・・)デカールは筋彫り部分でカットしてクリアーを塗ってあります。
まあクリアーが少し厚めなのはしょうがないかもしれませんが、この値段でこのクゥオリティーですと変にプロバンス辺りのキットを組上げなくても十分に満足出来ますね。
それくらい良くなっています。
いまだに他の量産メーカーではこのデカール処理をしていない物が多くありますからこの価格でこの内容には十分満足な物ではないかと思われます、これでまた世界基準が上がったのではないかと・・・。


少し前にMFHのロータス97Tが入荷しましたが忙しさで段ボール箱から出して商品を並べるのがやっとで今日まで商品を見る事が出来ませんでした、本日初めてこれを開けてみました。

ボディは奇麗なキャスティングで文句の付け様が無いですね・・・

シャーシはさすがにメタルでは厳しかったらしく(多分厚みの問題で・・・)白いレジン製の物が付いていました。
私らしく作るならここは真鍮のエッチングで作った物をハンダ付けするのが良いかな~。
ここのエッチングトランスキットは結構売れるかも・・・(笑)

後はかなり精密なメタルのキャスト部品が付いています・・・いつもながら凄いキットなのだけど・・・果たしてこれを作れる人が何人いるのだろうか・・・。
私にオーダーが来たら私はどうするのかな?
今までオーダーが来た物で制作を断った事は無いですからキット受けるのでしょうけれど・・・本当に作れるのかな?