Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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スーパーチャージャーの制作Ver.3

2015-09-23 22:00:37 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日もまずまずの天気でしたね~
基本的には晴れているのですが時折雲が出て来ます。
まあ雨は降る様な物ではないのですが・・・晴天とは言い難いかな??
それでも気温は結構高くて予報では29度までがると言われていましたが・・・どうだったのでしょうか?

そんな今日は水曜日なので普通は定休日なのですが、シルバーウィークですので木曜日の明日と入れ替えて本日は営業致しました。
明日はお休み致します。

そんな天気の中、今日もやっぱりイチジクの収穫から・・・
木はかわるがわる実を付けていましてやっぱりバケツに1杯分の収穫があります。
8月終わり頃からですからほぼ1ヶ月になりますね~
そして気になっていたテラスの塗り替え
天気が良い日が結構続いていますのでこのタイミングで塗っておかないと次は何時こんなに良い天気が続くか保証の限りではありません。。。(笑)
2時間かかってテラスを2度塗りしておきました、これで今年の冬はOK!ですね。

そして今度は厨房部分の外壁をバトンで塗装しました。
このバトンは天然系なので匂いは少ないのですが粘度が低いので直ぐに垂れてしまいます・・・これも1時間半程かかったでしょうか完了しました。

残っているのは苗のポット作りと芝刈りくらいでしょうか??
なかなか頑張っていますね~

さて今日も製作を始めようかとアトリエに入って中庭を望む窓のロールカーテンを巻き上げますと空をカマキリが飛んでいました・・・いやそうじゃなくて窓のガラスにカマキリが止まっていたのです。
このカマキリはどうやらお母さんの様でお腹が大きかったです、もう少ししたらどこかに卵を産みつけるのでしょうけれど、幼稚園か小学校の時に祖父から低い所に生めば雪が少なめで暖冬、高い所に生めば豪雪で寒い冬が来ると聞いていた物です。
昔からの言い伝えなので正しいのかそうでないのかわからないけど何となくほのぼのとした話しですね。
メスのカマキリはこの時期には雄のカマキリを食べてしまうとも聞きます、ちょっと考えたら怖い話かもしれませんが栄養の有る雄を食べて栄養を付けて子孫を残すという事なのでしょう。
この彼女も頑張って欲しいですね~。

さて昨日失敗をしたスーパーチャージャーの前後の蓋の部分を作らなければなりません
切削の仕方を考えて他の方法にチャレンジ致しました
結果・・・何とか完成!
もしも他の方法で出来なかったら部品を二つに分割して作る事になりますが別の部分をハンダ付けする場合にこの部分の接合が外れてしまうといけないのでなるべく一体で作りたいのです。

5台分10個の部品を削りました、画像には6つしか見えませんが丸棒の反対側に同じ部品を加工して作っています。

丸棒の両サイドに同じ部品が削ってありますが片側の部品に1.0mmの穴を開けます
この穴はスーパーチャージャーの固定をする為の洋白線が通る穴です。

穴の位置は中心ではなく左側に偏っていますがこれで良いのです。

次は0.5mmの穴を開けます
開ける位置はこんな部分・・・ここは幅が1.0mm有る部分に0.5mmの穴を開けますがこの穴はスーパーチャージャーの軸受けにオイルを供給するパイプが付く穴になります。
この穴は前側と後ろ側の蓋の中央部分に開けることになります。

ここまで加工してやっと丸棒から切り離します
取り付けのフランジは0.5mmになる様にします

まだ削りが十分ではないのですが作った蓋を本体にとり付けてみます。
なかなか良いんじゃないかな(笑)

ついでの事にエンジンにとり付けてみます・・・
スーパーチャージャーの位置がエンジン中央に来ましたね、これで良い感じになりそうです。



明日はお休みですね、何をしようかな??
大変楽しみですね~

スーパーチャージャーの製作Ver.2

2015-09-22 22:14:57 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日も良い天気でしたね。
秋晴れとはこの事でしょう・・・
穏やかで気温も暑すぎず寒すぎず・・・誠に過ごしやすいですね。
ドライブ日和らしく車で外出された方も多かったんじゃないでしょうか!?

今日もバケツに一杯のイチジクを収穫しました、そしてオクラや四角豆も・・・
そして本日のメインイベント
早生西条柿をも収穫致しました、この西条柿は取るタイミングがありまして、まあほとんど人間側の都合なんですが・・・(笑)
この柿は渋柿なのでそのままでは食べられません、皮を剥いて干し柿にするかドライアイスや焼酎を使って渋抜きをするかになるのですが今は時間的に短くて済む(下記が柔らかくならない内に食べられる)ドライアイスが一般的になって来ていますね。
ですがドライアイスを売っているお店がお休みの連休中はたとえ取っても処理が出来ません。
なのでドライアイス屋さんの営業しているタイミングを見て柿を収穫しなければならないのです。
柿は収穫をしますと少しづつ熟して来まして柔らかくなってしまうのです・・・
なので収穫したら少しでも早く渋を合わせてやらないといけないのです・・・・なかなかタイミングが難しいですね。
これだけ外仕事を行ないますと午前中の時間はほぼ残りが無くなってしまうのです。

さてそれからは中で制作を始めます
昨日少しご披露致しましたがスーパーチャージャーの本体の補強のリブの表現ですが、これがなかなか大変なんです。
普通の作り方ですと洋白丸棒を削って素材を作っておいて糸鋸で溝を入れてそこに洋白板を差し込んでハンダ付けし削って仕上げるという大変回りくどい作り方が必要となるのですが、今回はちょっと違います。
こんなエッチング板をご覧になった事があるのはタメオキットを作られるF-1のファンの方でしょうか?
実はこれ
タメオの別売りのディティールアップパーツでラジエターのメッシュの部品なのです。
こんな状態の物が4つ連なった物が袋に入れて売っています。

このメッシュを3列程で切ってこんな感じにします。

そしてスーパーチャージャーの本体部分のよりも少し小さめのRを盛った精密ドライバーの先の部分に巻き付けて曲げます。

そしてそのメッシュを作ったスーパーチャージャーに巻き付けてハンダ付けします。

作ったスーパーチャージャーをエンジンに取り付けますとこんな感じになります・・・なかなか良いんじゃないでしょうか??

実はこの作り方はCMCのミニカーのこの部分からヒントを得ております。
エッチングの板を本体の周りに巻き付けて補強のリブにしてありますね・・・
1/43ではエッチングの厚みが0.2mm実車に合わせて43倍すれば8.6mmの高さのリブになりますからマアマアの寸法じゃないかと思われます。

しかしここからが良く無かった・・・
このスーパーチャージャーの両端の部分をつくりたかったのです。
上の画像をご覧頂ければわかるんじゃないかと思います。
素材になる丸棒を削っています。

そしてフランジの部分を削ろうとしますがどうも上手く削れませんこんな風になってしまうのです・・・
センターは狂っているし使い物になりません。
この部品は廃棄処分になってしまいました・・・(笑)

明日もこの部品に挑戦してみましょう・・・・。

スーパーチャージャーの製作Ver.1

2015-09-21 21:33:47 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日も山陰はいい天気でしたね、時折雲は出ますが雨が降る程ではありませんでした。
朝は畑で収穫ですイチジク/オクラ/茄子/四角豆という所ですね。
最近はお店で使うには多過ぎるイチジクの収穫量でしてパック詰めをして店頭で販売していますが、中にはわざわざ電話をされて予約までされる勢いになっています。
まあ格安というのもありますが・・・(笑)
まあ余り儲けにはなりませんがまあ楽しみにしてくれる方があるのは嬉しい事です、それは模型でもイチジクでも同じ事ですね。
そしてその後は何時の様にブルーベリーの植え替えで汗を流し、その後は家内からの依頼でバラ園の消毒です。
家内は食品を扱う仕事なので農薬を使った消毒は全て私の仕事と心得ているのです。
まあ手を洗わない訳では決してありませんが万が一と言う事もございます、転ばぬ先の杖というヤツですね(笑)
それにしても最近はバラが大きくなって来まして消毒も時間がかかるのです・・・

さて午後からは制作を開始致します
本日は難しい制作にかかります、そうこのエンジンで5本の指に入る難しさのスーパーチャージャーですね。
作り方にはいくつか有ります。
削り出しで作るには一体に作る方法といくつかの部品に分けて削る方法ですね。
どちらも一長一短がありまして一体に作ればハンダ付けでバラバラになってしまう危険性はありませんが削りが難しく増して同じ物を5つ作るというのはなかなかの難問ですよ。
バラバラに作れば一つ一つの部品を作るのは難しく無いのですがハンダ付けをして組み立てる場合に熱が回ってしまって今まで組み付けた部分も分解してしまう恐れがあります。
今回はそれを承知でいくつかに分けて部品を作ってゆこうと思っています。
肝心なのはその分割方法で削りが簡単にもなりますし難しくもなります。
まずは7mmの丸棒を四角に削って5.0mm角の四角い棒を作ります。

その四角い棒を2.2mmにスライスしてこんな物を作っています。
そして固定用の1.0mmの穴を開けます・・・

エンジンに取り付けるとこんな感じになります。
エンジンの所定の場所に取り付けてシリンダーや他の部分に干渉しない様に確認しておきます。

次に6.0mmの洋白丸棒から3.0mmの丸棒を作ります。
この丸棒を半分だけフライスで削って半丸にしました。
長さは5.0mmにカットしますが旋盤でカットすると引っ掛かっておれてしまいますので糸鋸で少し長めにカットしました。
何でも旋盤が良い訳ではありません、適材適所ね!(笑)

最初に作った四角な部品を挟み込む様にハンダ付けをしようと思っていましたが両方に付けるのが形状的には正しいのですが内側に取り付けるとシリンダーに当たってしまうのです。
この部分は吸気用のダクトの陰に隠れてしまいますから付けなくても良いのかもしれません。

内側の部品を取り付けるのをやめておけばこの通りエンジンに綺麗に装着する事が出来ます。

そしてそのエンジンをシャーシに載せてみます。
T57Gは残念ながらエンジンの搭載位置を少し下げないとボディに干渉してしまいますのでスーパーチャージャー本体がシャーシに当たってしまいますのでシャーシを少し削ってやらないといけませんね。
でも何とか収まりました・・・普通のアトランティックでは多分大丈夫と思いますが・・・

上から見ますとこんなにエンジンからはみ出しています・・・

そしてスーパーチャージャーが難しい一つの理由がこれです・・・
わかりますか?
このスーパーチャージャーの表面には冷却と補強を兼ねて縦横にリブが入れて有るのです。
これをいかなる方法で再現をするのかこれが大変なんですね。

画像のスーパーチャージャーは作り方の一つの方法です
この作り方に付いては明日のブログで・・・(笑)

スーパーチャージャーの動力取り出し部分の製作

2015-09-20 23:04:05 | Bugatti Type57SC Atlantic
先程アップしたのはEB501の展示ベースを少し加工したに過ぎません、これだけで一日の作業終了というのは甘いですね(笑)
当然ですがここからはアトランティックの制作にチェンジですね。

エンジンをシャーシに搭載した所までは進んでいたのですが補機類の作り方で少々考えていました。
他の物を作る事で少し頭を冷やして作り方を検討する事が出来るのです。
そこで本日の製作は難関のスーパーチャージャーへと向いたいと思います。
本日作るのはエンジン後半部分からエンジンの回転を取り出す部分です
参考までにアトランティックのエンジンから寸法をとって略図に書き検討します。
もちろんシャーシに載せられないとNGですからね

大きさの検討が終わったら部品を削って作ってみます。
外径は3.0mmにして取り付けのフランジは0.3mmの厚さにしました

中央には1.0mmの穴をあけておいて1.0mmの洋白線を貫通してスーパーチャージャーとこの取り出し部分を支えようと言う構造にしたいのです。

スーパーチャージャーの動力を取り出す部品は旋盤で削っただけで簡単に作る事も出来ます、しかしそれでは取り付けフランジに付く強度をより出す為の三角なリブを省略する事になってしまいます。
そこで取り付けフランジの部分に糸鋸で十字形に切り込みをいれました・・・ここに洋白板を差し込んでハンダ付けするのです。

洋白板を差し込んでハンダ付けしたのがこの部品です・・・

さらに旋盤で斜めにフランジを削り込んでゆきまして・・・
余りにも小さいのでよく見えないかもしれませんが・・・まあマッチ棒と比べるとこの大きさですから見え難いはずですよ(笑)

スーパーチャージャーの動力の取り出しの部品を取り付ける為の穴を開けました。
この穴はスーパーチャージャーの位置をも決めてしまいますから大事な穴なんですね~。

そして5台のエンジンとも取り出しの部品をエンジン本体に取り付けております

カツミEB501のその後

2015-09-20 22:18:46 | その他
今日も大変良い天気でしたね。
お陰さまで外の作業も少し進みましてブルーベリーの植え替えが1/3だけ出来ました、もちろんいつもの無花果やオクラ/四角豆の収穫をした上にですよ・・・。(笑)
明日も本日同様に無花果の収穫をしてバラの消毒(突然の依頼です・・・また仕事が増えてしまいました)をしてからブルーベリーの植え替えを1/3行なう予定です。

昨日レストアしたカツミ製のEB501は一応完成をいたしましたが展示ベースに線路を固定したらやはりバラスを置かないと格好がつきませんね~。
と言う事で昨日ホームセンターが閉店直前に店内へなだれ込みまして・・・物色!
園芸用品のコーナーにパーライトと言う商品が目にとまりました。
形状は小さな砕石という感じで何でも火山岩として産出されるパーライト原石や珪藻土等を高温で熱処理してできる人工発泡体である。ガラス質の岩石中に含まれる構造水がガス化して発泡する。「真珠石」とも呼ばれるらしい・・・。
詳しくはコチラを・・・


パーライトは真っ白なので染めてやらないと線路のバラスには見えないですね~。
そこで染めるのですがバラスは1色では無いのです。
何色かの色のバラスが混じっている方が自然なのだと思います。
そこで模型用の塗料を使って染めてみます。
グレー系の2色を準備しておいてそれぞれ薄いもの濃い物を作り都合6色のバラスを染めてみました。

それを固定するのは木工用ボンドを水で薄めたものをスポイトでバラスの上に落としてゆきます。

このまま乾かせばバラスが固定される訳ですね・・・
まあ上手くゆけばですが・・・実際の所夕方の時点ではまだ少し柔らかいのでもうちょっと何か考えないといけないかもね~。
線路の右下の部分は木工ボンドが付いていて白く見えていますのでこの後掃除をしておきました。

取合えず
電気機関車を載せて完成としておきます。

ちなみにレストアなのでギャラリーへのアップはありませんのでもう一枚!(笑)