Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

完成目前です

2020-01-26 21:22:29 | Ferrari 312T Monaco GP No.1
本日の山陰は晴れてとても天気がよかったです。
久しぶりじゃないかな〜こんな天気は!!
今日も朝からタマネギ畑の草取りです、今日の目標は畝を1列ですね。
何本あるんでしょうかね〜畝1列で・・・多分500本くらいかな・・・。
草を取って肥料をやって・・・大きくなってほしいですね。

さて1台目の312Tですが実はまだ手元にあります
アクリル製の展示ベースの方も届いていましたが配置が決まっていなかったのでお客様に確認をして頂いていました。
こちらの配置はまあ普通ですがこれが一般的ですかね〜!?

ちょっと変わった配置でこの様な配置もお客様に提案してみました・・・。

配置は上側の斜めのものになりました
確かにこれが一番バランスがいいですよね〜。
と言う事でマスキングテープで配置をマーキングしています

その上にモデルカーを置いて確認中・・・
リアウイングの部分が少しカバーに近いかな
それにフロントウイングがプレートに近いですよね
少し角度を変えましょう・・・
ちなみに斜めにスチールの定規が入っていますがこの部分にミニカーを止めるためのビス穴が付いています
その位置関係を上からよくわかるようにしています

ミニカーを台から下ろしましてスチールの定規の部分にマスキングテープを貼って位置を決めましょう
ついでにカウルスタンドも位置関係を決めておきましょう
あくまでも車体とのバランスが必要です(笑)

位置関係が決まったら
カウルスタンドの固定用のピンを取り付けましょう
まさかピンもなくアクリルのベース板にカウルスタンドを接着したら簡単に外れてしまうに決まっていますからね〜
アクリルの表面はツルツルなので接着剤の効きが良くないのです
アクリル同士なら溶かして接着する接着剤があるのですけどねアクリルと金属ではちょっと難しいですね。
カウルスタンドに穴を開けて0.8mmの真鍮のピンを2本取り付けました。

アクリルの台にピンバイスを使って穴を開けました
アクリルは比較的柔らかいので穴は開けやすいので指で揉むだけで簡単に穴を開けることができます

ピンはそんなに長く無くても強度は十分にでます
ピンの長さは4〜5mmあれば十分でしょう

カウルスタンドやミニカーを取り付けるまえにアクリル専用のコンパウンドを使って表面を磨きます
手垢や保護用の紙の粘着なども一緒に磨き落とします。

車体をビス留めしてからスタンドを接着しました
固定するために明日まではスチールブロックを載せておきましょう


明日はブログの印刷をして製作解説書にします
お客様はこのブログをご覧になっていらっしゃるかもしれませんがこのブログも永久に有る訳ではありませんので印刷してお渡ししておきましょう。
全部終わったらメイクアップ さんに発送しますが車名の入ったエッチングプレートを準備されるとのことなのでお客様にお渡しするのは少し先になりそうですね。




さらにエンジン周りを組立てます

2020-01-25 20:44:55 | Ferrari 312T Monaco GP No.2
本日の山陰は曇りの天気でした
風は少し強くて気温は低めなのか低く感じるだけなのかよくわからないのですが・・・
今日も午前中は少し畑に出ましてタマネギの草を取っておきました。
草を取りながら除草剤を使えば楽なんだけど・・・と思ってしまう事も有りますが、私自身のアレルギー反応もどこから来るのかわからないのですがこの様な一見なんの影響も無いと言われている薬剤が微妙に影響を及ぼしているとしたらもう手遅れかもしれませんが摂取しない方が良いですしね・・・。
まあ何よりも安全なんでしょうから・・・と信じて草をむしっておりました(笑)

さて本日のお仕事です
草取りや昼の厨房係をしていますとどうしても制作にかけられる時間が少なくなってきましてね・・・苦労する部分では有りますがどこかで何とかしなければなりませんからね。
今日もエンジンの上部の部品を取付けましょう
クランクケースの上側には何やらアルミ製の挽き物の部品が付く様になっております
その為にクランクケースの上側にはこれがスッキリと収まる様に凹みが付けられています。
しかし接着強度を考えますとここはピンを打っておいた方が良いですね。
少し太めの0.8mmの真鍮線を打っておきました!

次はカートリッジ式のオイルフィルターですね。
この部品も挽き物なのですがこちらには取り付け用のピンが作ってありますのでピンを埋めなくても大丈夫です。
しかしながらカートリッジ式のオイルフィルターは取付け部分にカシメの細工がして有ります。
皆さんが良くご存知の物で説明しますと缶詰めの缶の上下にこの様なカシメ加工が使われていますよね。
オイルフィルターの場合は片側だけがこの加工になっていますのでこのカシメの部分を再現するのに金属リングを接着してみました。
旋盤で挽き物で作るならその時にこの膨らみの部分を残してくれればこんな細工は不要なんですけどね。

二つの円筒形の部品を取付けてみました
この二つが乗りますと何だかエンジンの部分が少し華やかに見えるのは私だけでしょうかね〜
方やアルミ製の金属地、方やホワイトの塗装+デカールと言う質感の違う部品が付く事で良い感じに見えますね。

エンジンとミッションを中心に組み立てていますがミッションの後に付くウイングのステーも準備を始めましょう
塗装が終わったので次はキルスイッチのデカールですね。
一応デカールが固いので先日ご紹介した強力な軟化剤を使って定着させておきました。

続いてリアサスペンションの組立てですが・・・
リアのスタビライザーを組立てています
と言うか接着剤が硬化しないと次に掛かれないので・・・なかなかもどかしいですけどね。
ここはじっと耐えて待ちましょう。

先ほどデカールを貼って軟化剤を塗って定着させましたリアウイングのステーですが1時間程乾燥器に入れて乾かしておきました
デカールも乾きましたのでウレタンクリアーを塗りました
この部分はボディと同じ仕上げを予定していますからクリアーコートは必須ですね。

ついでにシャーシのアッパーパネルにもクリアーを塗っています
ここには何のデカールも有りませんから・・・先にクリアーを塗って仕上げておきましょう。
接着はまだですけどね・・・。

シャーシの方も少し組立てを進めます。
一番先端の方に付いているのがステアリングギアボックスですね
タメオのキットではここはエッチングとアルミの挽き物が使われています。
なかなか質感が良いですね。

ステアリングが付きますと次はコクピットの足元の上側のパネルを付けます
ここを付けないとステアリングシャフト等が取付けられないのです。
この部分はシャーシの折り曲げ部分の補強のパネルまで別部品になっていましてなかなか細かな表現が楽しめます。

次はフロントの足回りを組立てますが・・・
まだ塗装をしていなかったアップライトやブレーキキャリパーを整形してから塗装の準備ですね。
どこに持ち手を付ければ塗装が1回で終わるのか考えながらですね。
裏表で2度塗るとなれば当然手数が2倍かかりますからなるべく一度で済ませたいですね(笑)

ゴールド系のシルバーで塗っています
インストにはゴールドと指定されていますけどここはやはりシャンパンゴールドの方が感じが良いという判断ですね。

塗装が乾いたらフロントのサスペンションを組み付けられますね〜。
明日はその当りから始めましょうかね。

エンジンとミッションの組立て

2020-01-24 21:01:23 | Ferrari 312T Monaco GP No.2
Studio_Rossoは本日からまた新しい1週間が始まります。
本日の山陰は曇りどきどき雨の天気でした。
どうやら全国的に天気が良く無い週末の様ですね
関東方面は雪が降るとか言われていますが、島根県は全く雪が降りませんからね〜。
この気候はどうかしていますね〜60年生きてきて初めてですよ1月末になっても雪が全く降らないのは・・・
新しいコロナウイルスの肺炎も流行していますしね〜。
怖い事ですね〜。
まあ毎年同じという事は無いので気候が変わってきたり新しい病気が出たりというのは全く不思議な事では無いかもしれませんよね。

さていつもの前置きですが・・・テスタロッサの修理でちょっと気が付いた事があります
ウインドウが外れるのはよく有りますよね、F40などもリアグリルが曲がって変形して酷い場合は外れてしまう事も珍しく無い・・・テスタロッサも気が付き難いのですがリアのスリットのグリルが曲がっている物が多い様ですよ。
ウインドウが直って一段落の私のテスタロッサですが後から見ますと何か変です!?
良く見ますとリアのメッシュが大きく湾曲しています
まあボディが収縮しますと両サイドしか止めてありませんから中央部分が膨らんでしまうのは仕方の無い事でしょう
ではどうやって直すのか・・・
両サイドの曲がっている部分を少し多めに曲げてやりましたが今度はその分メッシュが後に出っ張ってきまして見た目がどうも良く無いのです
仕方が無いので少しカットしてやりますとメッシュをつなげている部分が無くなってしまいました・・・
内側に真鍮線か洋白線の0.4mmくらいな物をカットして接着してみました
この後ブラックに再塗装しまして何とかなりました
こんなに荒療治をしないと直らないくらいの所まで収縮しているんですね・・・これはちょっと普通の人には敷居が高いかもしれませんね〜。

さて312Tのエンジンを組み立てましょう
プラグコードですがプラグキャップを所定の位置に接着します
プラグコードはシリンダーヘッドの上にインダクションボックスがありますからデスビから1本のコードでの配線はちょっと難しいですね
インダクションボックスの下側で2分割にして配線をするのは先日のスーペリアと同様ですね

こんな感じで12気筒分のプラグコードは3本ずつまとめられて4カ所から各プラグに配線されます
自然なRで曲がって配線されるのは銅線のコードを使いその形状にまげて配線ができますから感じが良いですね。

一方デスビの方はこんな感じに・・・
穴に差し込んで接着しています
コードは全部で13本ですね
見た感じゴチャゴチャな感じですね〜

ついでに燃料のデリバリーパイプの部分です
こちらの方も3本ずつ束にして通しておリます。
実車では1本ずつ別々に配管されていますがさすがにスペース的に
無理かな〜

配管を通します
どこをどう通すかなかなか難しい所ではあります
なるべく自然な形になる様にしたいですね

次はデスキャップをデスビに接着しまして配線の通り道を考えましょう
下側の部分に自然につながる様にしなければなりません。

プラグコードを配線するまえに
もう1度ミッションと合わせてみます
干渉がないかよく確認しておかなければなりません
後ではどうにもならないことが多々ありますからね〜

デスビからのプラグコードを配線しました
実際にどこを通るかはレースによっても少し違うらしくて・・・まあ整備をするメカニックがどこを通すのかで違うのかもしれませんね

インダクションボックスを仮組みしてみますが・・・
なかなか格好がいいですね〜
しかしながら
このままシャーシにうまく収まるとも思えませんしね〜
難しければ難しいほど楽しいです(笑)


今日は細かな作業が多かったので若干疲れました・・・頭が痛かったのもそのせいかな〜??

明日はこの続きでエンジンの組み立てを進めましょう


ボディパネル一部塗装開始です

2020-01-23 17:55:45 | Ferrari 312T Monaco GP No.2
本日の夜は飲み会なので早めの更新です。
楽しく飲みたいのでやるべき事は先にやっておかないとね〜。
明日に残らない様に程々に飲んできます〜!!

さて312Tの方も修理の250SWBに合わせて塗装を致します
まずはサフを塗って下地の様子を検討しましょう
塗ってみますとあれだけ綺麗だった・・・と思っていたボディですがスが有りました。
いきなりダメ出しですね〜

エンジン部品関係はグレーに着色したサフを塗りまして、ボディ関係は塗膜の厚みを最小限にしたいので
ホワイトのまま使っています
下塗りのピンクを省略出来るかな〜と言う訳です。
まあピンクのサフにしても良いのですけど、この後パテを付けたり磨いたりで下地が出ます。
もう一度サフを塗らなければなりませんがピンクのサフも大量に作って準備してあれば良いのですがサフのピンクの色味が揃っていないと上にレッドを塗った時印象が変わって来る可能性も有ります。
だからといって全体に2度同じピンクサフを塗るとサフが厚くなってしまいますので・・・出来るだけサフを薄くする為にこの様な塗り方に致しました。
あのス穴の一つが無かったらこんなに考える事は無かったのかもしれませんね〜。

312Tもレッドを塗ってみました
このレッドは当然ながら250SWBとは違ったカラーですね

アッパーパネルも塗ってみました
こちらはエッチング製なのでス穴は無いですけど縁にたまらない様に軽く何度か塗り重ねています。
エッチングは平滑性が高いので塗料が寄り易い様な気がしますね〜。


2度目の更新は前置きが無いので短めですね〜
と言う事も無いのですが塗装の工程は作業が多い割に書く所が少なめなんですよね〜(笑)

Ferrari250SWBボディ塗装

2020-01-23 09:36:20 | ミニカー修理
本日の山陰は雨の天気ですね〜
予報では午前中は雨、午後から曇りって言っていたよな気がしますが
今日は畑の草取りは無理っぽいです。
草取りですが昨日まででやっと半分くらい終わりました。
来週のお休みはスマートの車検に行かなければなりませんので草取りはどうかな〜出来れば良いですが。
肥料はしなければなりませんしね〜気ばかり焦りますね〜。

さて今日はやっと一発目のサフを
塗りました・・・
これ一回でサフが終わるはずも無く・・・サフを塗りますと気になる部分が沢山出てきます。

サフの硬化は乾燥機に入れれば1時間はかかりません
なので乾燥機から取り出してスが有る部分をパテ埋めしたり
削りや整形が足らない部分を削ったり・・・

特に気になったのがホイールアーチの厚みですね
上の方は薄くなる様に削ってありますがホイールアーチの下側の前側後側は何も加工してないので厚いままでした
上の方は厚みが見えないのですが下の方は完成後にも見えますからここは薄い部分に合わせて削っておきました。
通常この部分は皆さんが思われるよりも厚い事で正解なのですが・・・と言うのも開口部分の強度を出す為に折り返しが付けてありますからね〜普通の金属板をカットした様な薄さでは有りません(笑)

ボディの修正をしましたのであちこちに下地やパテが見えてしまいました
ここで形状確認の為にもう一度うっすらとサフを塗っています。

さてここからが大切な所です
ボディカラーを調色するのですが・・・
ボディカラーはレッドと言っても色々有ります
古いフェラーリの様に少し黒っぽく血の様なと表現される様なカラーやその後のオレンジが強い少し黄色が強いんじゃないの!?と言う様な物、少しお洒落なメタリックレッドなども有りますよね。
お客様からはオクタン11号のP26の様な感じをイメージされていますこの車は奇しくも内装は赤のレザーになっていてこのミニカーと同じなんですよね。

で調色したカラーがこちらです・・・
塗装ブースの電球を100Wにしたら写真の赤の色が飛んでしまいましてピンクに見えています
作業灯の電球が丁度切れてしまいまして持ち合わせが無かったので100Wにしましたが・・・ちょっと明る過ぎますね〜


次の作業は塗料が硬化しないと出来ませんので修理はここで中断しておきます
続きは今夜312Tを更新致します。