Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

6.0SLエンジンルームの制作を進めます

2021-06-20 20:54:01 | Wさんの1/18 AMG6.0SL
本日の山陰も蒸し暑い一日でした。
天気は回復に向かっているのは十分理解出来る空模様なんですが・・・それにしても 暑いです。

出勤して今日はすぐに畑に・・・スナックエンドウの棚を片付けます。
と一口に言えば簡単そうですよね、所がそうじゃないのです。
棚にツルが絡まって大変な事になっています(笑)
また少々実が付いていますのでツルを切る度に豆が無いか確認して豆を収穫しながら片付けなければなりません。
最後に棚を片付けて今年のスナックエンドウは終わりですね。
・・・続いて、その先に植えてあるジャガイモを収穫します。
当方の畑では春のジャガイモは余り良い物が出来た事が無いのですが、今年は良さそうですよ。
丁度良い位の物がゴロゴロと出て来ます・・・

2〜3本掘った所で・・・S木さんが登場です。
何か変な音(失礼)の車が来たな〜と思ったらR33の4ドアのGTRでした。
先日塗っていたエアクリーナーのカバーを取りにこられたんですね。
私の仕事に満足して頂けたかな??

で・・・アトリエに戻ってちょっとだけ仕事をしたらもうランチタイムです。
これがまた有り難い事に大変な忙しさで・・・
家内が機嫌が悪くなる程・・・と言えばわかっていただけますかね。
忙しいのは本来喜ぶべき所なのですが・・・

いや、まあストレスは掛かるでしょうから接客は嫌いじゃなくても大変とは思います。
しかも・・・
私が洗い物を全て終えたのは午後4時を過ぎた頃だったと言えばその忙しさは想像できますよね。
ランチライムは午後2時までなので・・・洗い物が全くでき無いほど忙しかったという事なんですよね。
私ですか?
体育会系なので・・・体が大変なのは大丈夫なんですよ。
しかも・・・今日は父の日でして娘が夕ご飯を準備してくれていますので楽しみがありますからね(笑)

午後4時からは本業をピシッと開始します。
ここでモタモタしている事は無いですね〜自分の好きな事をやるのですから・・・(笑)
エンジンルームの部品(エンジンルームの周囲のプラスチックの部品です)をフライスに掛けて表面だけを削ります。
まあ表面を削ったら穴が開くかもしれませんが全部切り取ってしまいますと強度が落ちて使い物にならなくなる恐れが有るのです。
削る理由ですが・・・サスペンションの取り付けの部分(フライスの刃が有る左側の部分)なのですが縦にプレスラインが凸になっていますが・・・実車では横です、しかも凹みのプレスラインなのです。
形状も少し違ってこのような箱では無くLが多断面のカバーなんですよね。
少しでも実車に近くしようと言う事で一旦削って取りましょう・・・。

形状も微妙に違うと言うか・・・誤摩化してあるみたいなのでサスペンションのアッパーマウントの左側を多めに削っています。
実車ではここにもカバーが伸びているのです。
穴だらけになってしまいましたが・・・大丈夫かな!?

切り離したラジエターの予備タンクは形状を整える為に削っています。
実車の写真を良く見ますと、このタンクは二つが一緒になっているみたいですね・・・
複製をするまでに少し考えます。

先ほどフライスを使いましたが、ついでにエンジンのインテークマニホールドを削っておきます。
この部分は少し前にも書きましたがマスキングして塗り分けなければならない部分なので削っておけば楽が出来ます。
しかも実車通りだと言えるのですからね。

フライス加工の完了です。
凹みの底の部分で蓋をされていた部分が綺麗に抜けました。

レジンで複製した部品の気泡の有る部分にパテを盛っておきます。
気泡は細かな物が多いので粘度の低いグレージングパテの方が綺麗に入りますね

パテを使ったついでに複製予定のラジエターのサブタンクとブレーキシリンダーのオイルタンクの裏側の穴を埋めておきましょう。
複製しますと当然ですが透明素材に置き換わりますから裏が無いというのも見えてしまいます。
これを潰しておきますとよりリアルになると言う考えです。

もう一手間かけます・・・
この部品の下の角の部分ですが、リューターで削っています。
角の部分を丸くえぐる様に削っていますが・・・ここにはアナログなオイルの量を見る為のスティックが付いています。
丁度角の部分の様なんですよね。
どうしてこんな部分に有るのか全くわからないですが・・・他の部分では手が入らないと言うのだけはよくわかります。

フライスで削ったインテークマニホールドの両サイドに吸気の量を量るエアフロメーターが付いていますがフライスをかけるにあたって一旦切り離しましたが
最終的にはもう一度取付けないといけませn
真鍮のピンを打って置いて接着強度を上げておきます

本日最初にフライスをかけたエンジンルームのインナーパーツですが上に取付けるカバーを作り直します。
使っているのは0.7mmのエンドミルです
0.5mmのプラ板にスリットを入れてゆきます。
エンドミルが折れそうでちょっと怖いですね・・・。


明日も続きを頑張ろうかと・・・

エンジンルーム制作再開です

2021-06-19 21:33:54 | Wさんの1/18 AMG6.0SL
本日の山陰は雨が止みましたが・・・相変わらず曇り・・・しかも少し日が射しますとメチャメチャ蒸し暑いです。
晴れてくれるのは良いのですが、雨が多かったので湿度がえらい程上がっているんでしょうね。
少し窓を開けた位では涼しくないです。
午後からは少し天気が回復・・・
夕方にはこんな夕日が見れました。



畑の土は目一杯水を含んで居ますので長靴がズブズブ埋まってしまいます・・・ので今日は畑はお休み。
で・・・本業です
今日はデカール制作の雑用からですね
マクラーレンってエンブレムはどんなのかピンと来ますか?
私は全くピンとこなかったので・・・
息子に聞いたら
マクラーレンの文字と何か赤い羽みたいなヤツが付いた物じゃないかと言うので調べてみました。
確かにそうですね〜。
でもアルミのプラートに配置するのが難しい感じです・・・一見した所文字なのかマークなのかよくわからない・・・
仕方ないからマクラーレンホンダという事で下にホンダのマークを配置してみました。
まあ実車でもホンダのマークとマクラーレンのマークが貼られているのでまんざら間違いじゃないでしょう・・・(汗!)

この形状ならアルミ板の余白の部分に貼れますね。
実際に貼ってみたらこんな感じです

ついでにロータスも貼ってみました
まあこちらはほぼ違和感が無いはずですね。

エンブレム一つでこんなに困る(ブログネタになると言う事ですね)なんて想像してませんでした。
ロータスも年代に依って少しずつ違いますから・・・
昨日、大阪の某ショップさんからデカールの発送をしましたとご連絡が有りましたのでデカールが届いたら貼付けてクリアーコートします。
願わくはポルシェのデカールが使える物であれば良いですけどね〜初めて使う物なので、ちょっと心配です。


でAMGも少しずつ始めないとね〜
かなりお待たせしちゃっていますので・・・他にもお待たせの方が多数いらっしゃいますが・・・順番で作っていますので(滝汗!!)
これからエンジンルームを作ってゆきますが560SECの時に少し書きましたがこちらのエンジンはほぼ張り子のトラ状態でしたよね。
もう一度確認の為にエンジンをボディに入れてみます。
ギリギリで収まっています・・・この辺りも実車と同じですね。
そしてボンネットも取付けて干渉しないか確認しますがどうやら大丈夫みたいです。

エンジンの加工の為に両サイドに有るエアフロメーターをカットします
と言うのもこの12本の吸気管はシルバーでしてその間の奥まった部分をフラットブラックに塗らなければならないので裏側からフライスで削りましょうという事なんです。
別部品にしておけばマスキングは不要なんですよね。


その前にエンジンルームの他の部分も考えておかなければなりません
このベースになったミニカーはノレブのミニカーなのです・・・
ノレブのミニカーは比較的安いのです
ですからエンジンルームのディティールも値段なりになってしまうのは仕方がありません。
エンジンルームは大まかに2つの部品で構成されています
エンジンの部分とその後ろ側のウインドウの前側のスペースの部品なんですね。
いずれも上下の寸法が圧縮されていまして実に奥行きのないディティールなんですね
このような場合上下寸法を広く出来る加工をします
十分でない奥行きを広く取るために問題がある部分を切り取りました
切り取ることで奥行きが増えますし追加するディティールの奥行きも増やすことができますね。

切り取っただけでかなり奥行きが増えますよね
いかがでしょう?
これからディティールを作り直す事で一層良くなると思います。

エンジンルームの方の部品も検討が必要になります
例えばこのラジエターのサブタンクですが本体は半透明の部品なのですが・・・上側を白く塗っただけ・・・
これではね〜ちょっと足らないよね。
せめて全部塗ってくれれば良いけどね(笑)

サブタンクは一度切り離して加工します
どんな加工をするのかと言いますと透明のレジンで置き換えます
透明なものは透明でなければなりません。

左側の前側もディティールを直しましょう
この部分には多分ABSの部品が取り付けられているようです
形状はミニカーと全く似て無いので・・・ここは作り直しですよね(笑)


さ今日も時間だ・・・帰ります。
明日もこの続きかな・・・。
どこかの時点でまたオースチンヒーレーに戻ります、でも区切りがつか無いとね。

雑用を片付けなきゃ・・・また溜まって来ました!!

2021-06-18 21:02:11 | その他
本日の山陰はまた雨の天気でした。
強くは降らないのですが、ず〜っと降っています。
気温が低いので室内がそうジメジメする事は無いのですが、やはり雨よりも晴れの方が良いですね(笑)
でも畑の作物にとっては恵みの雨ですからね〜。
先日枯れてしまったので少し種を蒔き直したオクラはほぼ全部が発芽していました。
ズッキーニは2袋(16粒)蒔いて・・・2本だけ発芽と依然低調ですね。
ここの種はもう買わない事にします(笑)

昨日のブログを今朝になって見ますと・・・
変換ミスが多数・・・
あ〜あ、嫌になってしまいますね。
まあ昨日は仕事がハードだったので3分もPCの前に座っていますと眠たくなってウトウトしていたからね。
昼間は働き通しだったのでかなりお疲れモードでしたからね・・・
そして夜も爆睡!!
6時半位までは一度も目が覚めず・・・(笑)
今日もオリンピックとコロナのTVニュースでお目覚め・・・と余りいい目覚めじゃないですけどね。

で・・・今日も本業です。
先日、展示用のケースをご注文のお客様からプレートも作ってくれませんか?と追加のご依頼が有りまして。
プレートが無いとケースへの配置が決まらないので早速製作中です。
まずは0.5mmアルミ板を切っています
個人的にはアルミ板にポンチで打ち込んだ物が好みなんですけどね・・・と思いながらデカールを作りましょう。

で・・・デカールを貼ってみました
左側が空いているのはここにメーカーのデカールを貼る予定だからですね。
比較的上手くいきましたが・・・1枚だけ気泡が入ってしまいましてやり直しています。

このプレート制作にあたってお客様からのご依頼がありましたのは車のメーカーのマークを入れてほしいという事なんですよね。
フェラーリとポルシェは市販のデカールがあります。
しかし・・・
ロータスとマクラーレンはどこを探しても無いのですよね
仕方がないのでとりあえずロータスを自分で作ります
97Tのプレートなのですが・・・気をつけなければならないのはこの97Tは1985年の車なんですよね。
一般的にロータスのエンブレムってどんな物を想像されますか?
イエローとグリーンの丸いやつでしょうか?
でも違うんですよねロータスのエンブレムは・・・!!
年代によって変わってくるのです

最初は確かにイエローとグリーンのアレなんですけど、ジムクラーク?が事故死したのをきっかけにエンブレムの色が黒になったんですよね。
で・・・確か1987年から楕円形のエンブレムになってその後またグリーン基調の楕円形にその後また丸型になったけどLOTUSの字体が違っているんですよね。
と言う事で・・・データを作って見ました。

データを作ときには印刷の順序を考えてデータを作るのは当たり前ですよね
最初はブラックの円形の上にゴールドの部分を印刷するようにデータを作ったのですが・・・
実際に印刷しますとゴールドがブラックのインクの上で定着しないのです。
普通ならブラックの上に光沢仕上げインクを印刷してからゴールドを印刷すると定着が改善されることが多いのでやって見ましたが・・・やはりゴールドが定着し無いのです。
下の写真を良く見られますと確かにプリントヘッドが印刷しようとしていたことは理解できますね。
しかも字体が違うでしょ!?
新しい字体で間違って印刷してしまいました(笑)
二つ上のが正しいのです。

で・・・データを一から作り直します
と言うのも印刷順が違ってきますとデータも変わってきます
全面的にデータを作り直して印刷したら・・・

今回のデータはゴールドの丸いベースの上に文字の部分を抜いたブラックを印刷して見ました。
・・・が今度は元データのブラックの部分がほんの僅かにグレーになっていたのかブラックの印刷が網目になってしまいました。
まあコレはコレでカーボンデカールみたいで格好がいいですが・・・(笑)

今は真っ黒に近いのでもう一度データを見直しまして修正いたしました。
やっと思った通りのデカールが出来ました。
すごく時間がかかりましたよ・・・。
1枚しか使わ無いのにね・・・。


続いてエアクリーナーのサインのデカールも昨夜のうちに貼っておきまして、今朝はデカールのニスの段を取る為にウレタンクリアーを塗っています。
全体に塗ってしまうと厚ぼったくなりますから、デカールの周辺に一度塗りまして中研ぎを入れまして全体にウレタンクリアーを塗りました。
大きな物のデカールの段差を取る場合はこの様に部分的にウレタンクリアーを塗って中研ぎしてから全体にウレタンクリアーを塗ります。
大体2回もウレタンクリアーを塗ればデカールの段はほぼ消えます。
これで消えない場合はデカールの端が浮き上がっている場合が多いですね。
とくに切れのよく無い刃で切った時とかは要注意です。
で・・・全体を中研ぎしています。

で・・・半艶仕上げにしたいので半艶のラッカークリアーを塗りました・・・乾きますと半艶に仕上る予定なので楽しみですね。
艶の具合が今の時点ではわかり難いので完全に硬化したら確認して再度塗るかどうか決めます。

先ほどまで加工していたのはエアクリーナーの表側なのですが・・・
裏側も同じ半艶にしたいので・・・塗っていましたが。
3Dプリントの部品の表面が余り綺麗ではなかったので、余計なお世話ですが削って塗り直しておきました。
まあどうせ塗り直さないとブラックの色味が揃わないのでね
後は十分に研磨するのかどうかだけなんですよね。
少しでも関わってしまいますと・・・たとえ見えない所でも手を抜かないというポリシーに反するので磨き直しして塗直しですね。


さて、本業のこちらを進めたいのですが
雑用がまだ完全では無いので・・・もう少し・・・明日から始めます(笑)


少し前にこのブログでアナウンスしていた1/18シンガーが埼玉県に嫁いで行くことになりました
本日発送させていただきました。
あとは無事に届く事を願っています、郵便局さん宜しくお願いいたします。


これで、デカールが届けばプレートも完成しますしエアクリーナーケースも完成します。
後は修理がありますね・・・あ〜まだフェラーリF-1の見積もりも途中になっていました。
なかなか終わりませんね。


センタートンネルの作り直し

2021-06-17 21:25:08 | Austin Healey 3000
本日の山陰は曇りでした。
昨日、一昨日と雨の天気だったので(まあず〜っとでは無かったですけど)
中庭の芝刈りがあまり進みませんでした
まあ当然・・・今日まだ仕事が残っているんですよね
なので本日出勤してからすぐに中庭に出て芝刈りを始めました。
まあ当然ですが厨房係が始まるまでには終わるはずもなく・・・
厨房係が終わってから午後2時ごろからかな〜
また芝を刈りました
16時にはやっと終わりました!!
芝刈りが終わった記念に・・・
空の雲が重いですよね〜


で・・・
芝刈りが終わったら本業開始です
まあ毎日色々な仕事があるのですが・・・昨日見積もりをしていましたので本日は手紙を付けて発送させていただきました。
本来なら直接お話をさせていただいた方が間違いがないのですが・・・

続いてフロントのバルクヘッドを作ります
と言うのも
シートの位置を考えてもバルクヘッドが無いのはちょっと不自然なんです
普通は見える位置にあるので・・・ね。
あとでABCペダルをつける為にもバルクヘッドは必要ですよね。
材料は先日作ったホワイトメタルの板ですね
ロールで伸ばして1.5mmほどの板にしています。

次はセンタートンネルです
厚さ3.0mmのメタルの板をカットして使っています

使うのは同じ3.0mmのメタルの板なのですが縦に使ったり横に使ったりすれば
使えますよね〜
工夫が大切なんですよ(笑)

削り出した部品を所定の場所に置いてみます
この車のシフトレバーはミッションが他車からの流用だったので変な場所に出ていたらしいのでそれも再現できればいいかな!?

フロントのバルクヘッドの位置を再確認します
というか・・・ちょっと足元が狭いかも知れませんが・・・
でも他のドアの筋彫りなどから考えればこれがベストな位置・・・のはずです(笑)

ダッシュボードを取り付けて見ます
キットのものを加工してとりあえずつけて見ました
メーターやスイッチの配置を考えて高さを検討しないといけませんね
ここでもバランスが大変難しいですね。

で・・・ここからはS木さんの仕事ですね
今度はLF-Aらしいのですが
エアクリーナーケースの部分の加工です
まずはデカールのデータを確認します
なるほど〜トヨタさんのサインがある訳ですね・・・

実車は白いマジックでサインを書かれているようなので・・・
白いインクで印刷します
ちょっと見えにくいですが
・・・これは実車がそうだから仕方がないよね。

でも・・・S木さんが持っていらっしゃったエアクリーナーケースはセミグロスブラックに塗られていますが・・・
デカールの密着が良く無いですよね

デカールを貼る為にはクリアーを塗っておきます
まあ塗装面が凹凸があったら密着が良くないのは理解できますね。

クリアーが乾かないとデカールが貼れないですね
明日はこの続きを進めてS木さんにお渡ししたいですね。

フロントウインドスクリーン完成です

2021-06-16 20:21:42 | Austin Healey 3000
本日の山陰も雨の天気です。
関東方面の様に強く集中的に降る事は有りませんが、どこか遠くで雷鳴が聞こえますね。
まだ梅雨なんでね〜
大雨には警戒しないといけませんね。

フロントウインドウを作り直しましょう
と言うのも後期型から初期型にするにあたって形状が少し違うのです
大きさ的には良かったので・・・
分解してスチールブロックの上で叩いて平らにします

少し大きめの洋白板にハンダ付けをして固定します
ハンダ付けしないとずれてしまって正確な仕事が出来ないのです。
この後足ら無い部分は大きめに切り出します、そのままで良い所はそのままに切りだして削って整形ですね。

周囲の厚みの部分に洋白線をハンダ付けするのは最初に作ったウインドウと同じです
従って取り付け用の足も両サイドの縦の洋白線を下側まで伸ばして使うのも同じです。
どこが違うのかと言いますと前から見て両端の下側が少し下まで延びています
中央の上側が少し上に延びています
両方の修正とも寸法が不足していますから作り直ししか方法が無かったのです。
削って合わせられれば最初に作った物を削ってしまうのですが・・・強度上どうしても一体に作りたかったのです。

ウインドスクリーンの上から見た時のRも少し控えめにしました
見る角度に依っては平板のウインドウに見えるかもしれません
実車もそれくらいのRしか付いていないみたいですね。
ウインドスクリーンの後側のダッシュボードのアッパーパネルですがウインドウのRを少なくしましたから当然修正が必要になりますね
でもこの修正は削れば直りますから最初から作り直しをしなくても大丈夫ですね。

次はウインドウスクリーンを抜いてみましたついにガラスが入る様にウインドスクリーンを抜いてみました
四隅にピンバイスで穴を開けまして糸鋸で切って抜きます
ウインドフレームは最低限の厚みしか無いので糸鋸の刃が引っ掛かり易く刃を折らない様に切るのはなかなか至難の業です
それでも今回は1本も折らずに内側一周を切る事が出来ました。

ウインドウフレームは最低限の幅にしないとスッキリと収まりません
これもなかなか難しいのです
周囲にハンダ付けされた洋白線と組み合わせてL型の断面を持つ感じに仕上げますが・・・洋白板側が幅が広過ぎますと見た目の繊細さが無くなりますからね・・・
ここは繊細な感じにしたいのですよね。
周囲の洋白線の内側にウインドウガラスが収まります。

完成したウインドウフレームをボディに取り付けてみました
これ位の太さなら繊細な感じで良さそうですね。

次に気になるのは・・・このセンタートンネルですね
後期型はこれで形状は合っていますが、初期型はこの様なセンターコンソールが付かず、センタートンネルにカーペットが敷かれていてタバコの灰皿やシフトレバーや肘掛けが取り付けかれているみたいですね。


明日からまた新しい1週間が始まります。
この1週間はどんな1週間になるのか大変楽しみですね〜。

明日はこのセンタートンネルを削って作り直す所から作業を開始しましょう。