踊る小児科医のblog

青森県八戸市 くば小児科クリニック 感染症 予防接種 禁煙 核燃・原発

蟹田川でシロウオ漁始まる~シロウオとシラウオ

2005年05月08日 | NEWS / TOPICS
「外ケ浜町の旧蟹田町を流れる蟹田川で、春の風物詩のシロウオ漁が始まった」という報道に、躍り食いのコリコリした食感を思い出しています。
網に躍る春お待たせ 青森・外ケ浜 シロウオ漁始まる

実は先月青森に行った時にシロウオを食べる機会があったのですが、まだ県内産のものではないということでした(それならどこから来たんだろう?)。しかし、シロウオとシラウオは「違うものだ」というところまでは知っていても、何がどう違うのか、全く理解していません。調べてみたら、下記のようにいくつかのページがすぐに検索されます。

シラウオとシロウオ(おさかな普及センター資料館)
シラウオとシロウオ(季節の風物詩 シロウオ/湯浅町広川)
旬の味(春) 白魚、シロウオ、シラウオ????(浅虫水族館)

>シロウオは体長5cmほど(「おどり」でいただくのは体長2cmくらいの
>小ぶりなものですが)のハゼ科の魚で、春先に産卵のため川口にのぼります。
>これと間違えやすい「シラウオ」は、シラウオ科で、体長も約10cm、
>海水と真水の混じった川口などにすんでいます。
>どちらも細長く透き通った体をしていますが、
>シロウオに比べてシラウオの方が尖った体をしています。

要するに、蟹田川でとれてこの季節に青森で「躍り食い」にして食べるのは「シロウオ」で、ハゼの仲間だということですね。「シラウオ」の産地は小川原湖などで、躍り食いではなく主にかき揚げや卵とじで食べる。

シラウオ(市場魚介類図鑑)