有森の夢「自己新で引退」という報道にはちょっと驚かされました。有森裕子の姿を偶然TVで見かけたのは、NHK教育で10時50分からやっている「視点・論点」という番組で、女性の割礼問題を中心とした女性の人権と、スポーツを通した親善活動について率直に語っていました。ゲストランナーとしては各地のレースに参加しているようですが、上記記事にもあるように、トップランナーとしては引退宣言はしてなくても自然にリタイヤしたものだと思っていたのです。
村上春樹の「シドニー!」には、シドニー・オリンピックに出場できなかった有森裕子が冒頭と最後に登場します。本文のハイライトの一つである女子マラソン高橋尚子の快挙と共に、有森のバルセロナ・アトランタの走り、そしてその後の苦しみなどが描かれている傑作だと思います(読んだ方はご存じだと思いますが、決してスポーツ熱血ものなどではありません)。有森と高橋というある意味で対照的な二人のメダリストは、共にピークを極めた後に小出監督から独立するという道を選んだわけですが、あと3年で復活して北京を狙うという高橋と、ラストランへ向けて自己記録の更新を狙うという有森の姿をレースでみることができる日はいつになるのでしょうか。(記事によると10月の岡山でハーフ出場とのことですが、たとえ国体のハーフであってもTV中継してほしいですね)
>30日にボルダーで開催される10キロレースに出場
>7月3日のゴールドコーストマラソン
>10月の岡山国体でハーフマラソン
>段階を踏んだ上で来年のマラソン復帰を目指す
>目標は2時間26分39秒の自己ベストを更新しての引退
先日話題になった高橋の独立(Go! アスリート 高橋尚子)については、小出監督の様子が増田明美のエッセイに掲載されていました(Webは後日のようです)。同じように小出監督から独立した千葉真子のレース転戦の様子も、あまり伝えられていませんが楽しみですね。(展望/女子マラソンのページが情報源です)
「ひとりの人間としてやれることをやりたい、それがモチベーション」有森裕子(cafeglobe.com)
「有森裕子と読む人口問題ガイドブック」(UNFPA 国連人口基金 東京事務所)
ハート・オブ・ゴールド
有森裕子らを講演に派遣するライツ
村上春樹の「シドニー!」には、シドニー・オリンピックに出場できなかった有森裕子が冒頭と最後に登場します。本文のハイライトの一つである女子マラソン高橋尚子の快挙と共に、有森のバルセロナ・アトランタの走り、そしてその後の苦しみなどが描かれている傑作だと思います(読んだ方はご存じだと思いますが、決してスポーツ熱血ものなどではありません)。有森と高橋というある意味で対照的な二人のメダリストは、共にピークを極めた後に小出監督から独立するという道を選んだわけですが、あと3年で復活して北京を狙うという高橋と、ラストランへ向けて自己記録の更新を狙うという有森の姿をレースでみることができる日はいつになるのでしょうか。(記事によると10月の岡山でハーフ出場とのことですが、たとえ国体のハーフであってもTV中継してほしいですね)
>30日にボルダーで開催される10キロレースに出場
>7月3日のゴールドコーストマラソン
>10月の岡山国体でハーフマラソン
>段階を踏んだ上で来年のマラソン復帰を目指す
>目標は2時間26分39秒の自己ベストを更新しての引退
先日話題になった高橋の独立(Go! アスリート 高橋尚子)については、小出監督の様子が増田明美のエッセイに掲載されていました(Webは後日のようです)。同じように小出監督から独立した千葉真子のレース転戦の様子も、あまり伝えられていませんが楽しみですね。(展望/女子マラソンのページが情報源です)
「ひとりの人間としてやれることをやりたい、それがモチベーション」有森裕子(cafeglobe.com)
「有森裕子と読む人口問題ガイドブック」(UNFPA 国連人口基金 東京事務所)
ハート・オブ・ゴールド
有森裕子らを講演に派遣するライツ