男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

牛肉の佃煮  ・・圧力鍋でつくる・・

2013年02月23日 | 肉類・たまご

牛肉の佃煮は№32でお送りしましたが、今回は調味料を変え、煮る鍋を
圧力鍋にしてみました。圧力鍋の利点は、食材が短時間で柔かく煮えて、
味のしみ込みがよいことです。欠点は、、圧力がかかってから煮すぎると、
モロモロに崩れ、挽き肉のようになっしまいます。試行錯誤の結果、今回
レシピにたどりつきました。

阪急・芦屋川の駅近くに「芦屋軒」という牛肉屋さんが作る佃煮がおいしい
と聞き、食べてみるとこれが実においしくはまり込みました・・20年以上も
前のことです。牛肉の佃煮は汁気がないのが一般的ですが、ここのは
煮汁を含んでいました。レシピは、その味を思い出しながらつくりました。

圧力鍋の利点は短時間で煮え、味のしみ込みがよい・・と前述しましたが、
牛肉のばあい、硬い部分の肉でもほどよい柔らかさに、おいしく煮えるのも
利点です。まだ試していませんが、脂身が少ないけど硬いとされるアメリカ
産の牛肉・・それも赤身のものなら、うってつけかも知れません。

調味料は。、これまでのものと発想転換しました。ヒントは№252の牛丼
の煮汁に使ったトマトケチャップと赤ワインです。近所の外人さんのお宅に、
ルイジアナはエルヴィスゆかりの町、トゥペロから来た人たちに、手作りの
「牛丼」をご馳走しました。これが好評でそのレシピを教えて欲しい頼まれ、
現地で手に入る調味料を・・と考え、ケチャップとワインを選びました。

ハッシュドビーフ・・これをご飯にのせると・・ハヤシライスです。レシピを
ご覧になると、面倒と思われるでしょうが、意外に短時間で作れました。
平成18年発行の「暮しの手帖の評判料理」を参考にしました。ハヤシルウ
で作るのと比べ、どちらがおいしいか?ときかれると、人それぞれ・・と
言うしかありませんが、家人には好評でした。


牛肉の佃煮は2回目です。前作は、良質の牛肉を煮汁でサッと煮て引き上げ、煮汁を煮詰めて肉をになおしては
引き上げ・・という手間のかかった作り方でした。今回は圧力鍋で煮るので手間いらず、牛肉も並み以下のもも肉
でも柔らかくでき、味のしみ込みも満足できるものでした。一番のメリットは安い牛肉でも柔らかく煮えることです。


材 料 牛もも肉 薄切り 600g ・・1cm巾に切る
しょうが 1かけ 60g ・・1㎜×1㎜.の繊切り

調味料 さとう 100g
日本酒 75㏄
赤ワイン 75㏄
みりん 50㏄
醤油 45㏄
創味つゆ 60㏄
たまり醤油 30cc
ケチャップ 50㏄

作り方 生姜の繊切りと調味料を圧力鍋に入れ火にかける。
沸き立ってから、1cm巾に切った牛肉を入れる。
・・入れたら、箸でさばいて、全体に火を通す・・

ふたをして中火で煮る・・圧力がかかり、圧力弁が
まわり始めて5分煮る。

圧力弁が落ちてしばらく置く。
牛肉を網ザルで取り上げ、スノコにうつす。

残った煮汁を器に入れ、冷蔵庫で冷ます。
・・半日おくと、表面に牛脂がかたまる・・
牛脂をすくいとり、煮汁を圧力鍋に移して煮詰める。
・・煮詰める時間は圧力がかかって3分くらい・・
これで濃厚な煮汁になる・・そこにスノコの牛肉を
加え、圧力がかかってから3分煮る。

これでできあがりですが、煮汁をこしとって冷まし、
牛脂をとりのぞく作業をすると、50gほどの牛脂が
とれる・・コレステロール恐怖症の方のレシピです。




コメント
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