男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

1431 姫貝の炊き込みご飯

2023年12月07日 | ご飯類
前回までこよみの話をお伝えしましたが、今回は時間についてお伝えします。1日を昼と夜に分け
て夫々12等分して1時間とし、1時間を60に分割して1分、更に1分を60に分割して1秒としました。
1日が午前と午後それぞれ12時間になったのは、古代エジプトの日時計で、1日を昼と夜の12時間に
分けたことが発祥と言います。

昼と夜を12等分する「12」は、月の満ち欠けが1年に12回あって、これが暦法に取り入られました。
12という数は、半分にも、4等分にも分けられ、3等分、6等分、そして12等分にも分けられる・・
分割するのに便利な数字で、日常生活でいろんな所で使われました。

分(minute)は、ラテン語の「minutus=小さく分けた部分」が語源と言い、秒(second)は第2
の小さく分けた部分(second minute)が語源になっています。英語で「秒」と「2番目」が同じ
「second」と呼ぶ所以です。因みに、ミニスカートとかミニトマトなど小さなものに「ミニ」と名
付けるのはここから来ています。

1時間を60に分ける=60進法は古代メソポタミア・シュメールの頃が発祥と言います。彼らは太陽の
位置の移動から1年がおよそ360日であることも把握しており、これを元に円周を360の部分(=度)
に分ける方法も作り出したとされています。

古代メソポタミアでは、10進法と12進法と60進法が使われたと言う。10進法は両手の指の数がもと
です。12進法と60進法は、人差し指から小指まで、4本指の3つの関節=12を親指で終いまで数える
るともう一方の手の指を一つ折り曲げる。5本の指全てを折り曲げると60になる・・と言う数え方が
あった。この数え方なら両手の指で最大60まで数えることができる。それが12進法と60進法のもと
にになったという説もあります。

1時間を60に分けて1分(1minute)とし、1分を60に分け1秒(second)としたのは、BC150年頃
の天文学者プトレマイオスと言い、中世になって色んな時計が発明されて現在に至ります。
以上関連のURLをおきます。時間の長さ | 時と暦の知識 | 日本時計協会 (JCWA)

レシピはご飯もの二つ、姫貝の炊き込みご飯と親子丼です。姫貝に限らず貝の炊き込みご飯は活きた
貝を使うと美味しい。親子丼は、鶏肉と玉子を出汁と醤油で味付けしますが、玉ねぎを加えすき焼き
風の甘辛い味にしました。手早くできるのでお昼ご飯にお試しください。

姫貝はふるさと・瀬戸内で良く食べた貝です。大きさ7cmほどの2枚貝で、開くと赤と白の身が
きれいで、姫の名がついたのでしょう。行きつけのスーパーで見つけましたが、5cmほどの大
きさでした。スーパーなどで見かけたらゲットしてみて下さい。直火で焼いても美味しいです。

材 料

米 1.5合 225g ・・研ぎ洗いしてザルに揚げる
具材
姫貝 8こ 120g ・・酒蒸しして殻から外し、二つか三つに切る。
‥分量は殻から外した正味量、煮汁はあとで使う。
ごぼう 10センチ 20g ・・ささがき又は細かく刻む
椎茸(乾し) 2枚 15g ‥ぬるま湯に戻して細かく刻む
大根 3センチ 50g ・・皮むきして5ミリ角に刻む
油揚げ 1/3枚 10g ・・みじん切り
ほうれんそう 2本 30g ・・茹でて2cm巾に切る (トッピング用)

調味料
淡口醤油 大さじ1 10cc
だしの素 小さじ1/2 2g
日本酒 大さじ2 20cc
水 適宜

作り方
1.研ぎ洗いした米と、ほうれんそう以外の具材を釜に入れる。
2.姫貝の煮汁と椎茸の戻し汁と調味料を合わせて300ccに調える。
・・大根など具材の水分があるので、300㏄と少な目にした・・
3.1.に2.を加え点火する。
4.炊き上がったら、釜底からざっくりと混ぜ、器に盛りつけてホウレンソウを乗せる。

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