栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

65歳で挑戦する経営者、秘められた目的は(1)

2010-02-08 23:28:09 | 視点
 昨年末、懇意にしている某経営者からある決意を打ち明けられた。

その時は飲み会の席だったこともあり、さほど気にも止めず聞き流していたのだが、今年に入り二度もその話を聞いたので、本気なのだなと思うと同時に、敬服した。

 私は同じ話を三度聞くと相手の本気度を信用するようにしている。

逆に言えば、三度聞くまでは、あまり信じてないということにもなるが。

 というのも、人は一度目は調子のいいこと、相手の耳に心地よいことを、その場の雰囲気、勢いで言うことがあるからだ。

だから一度目の話はほとんどまともに聞いていない。

だが三度となると別である。中には話の内容が微妙に変化したり、ほころびが出てくるものもある。

まあ大体、人は三度目ぐらいに本当のことを言う。

だから三度も聞けば相手は本気と見ていい。こちらもそれなりの態度で聞かなければならない。

 さて、冒頭の社長の決意である。

今春、福岡から札幌まで歩いて行くという。

65歳で徒歩による日本縦断は多少無茶といえなくもない。

しかも4か月近くも会社に留守にしての挑戦である。

なぜ彼はそこまでして挑戦するのか

         (以下、略)


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