栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

反省なき犯罪者、金儲け主義の出版社

2015-07-09 18:51:21 | 視点
 単純な二元論、二分法は取りたくないが、この頃、人間には2種類しか存在しない
のではないだろうかと思い出している。そして、その感は年々強くなっていく。
 元々宇宙は2つの相反する物質から成り立っている。
例えば粒子と反粒子、陽子と反陽子、中性子と反中性子、物質と反物質のように。
しかも、この相反する物質は同じ性質を持っているから、ややこしい。
早い話が外観(?)では区別できないのだ。
あたかも善の心を持っている人と悪の心を持っている人が外観からは分からないように。

増殖する悪のエネルギー

 では、物質と反物質が接触すればどうなるのか。
融合して新たな物質、例えば新しい性質を持った物質になるのか。
そうではない。ものすごいエネルギーを発して爆発する。

 人の場合はどうなるのか。同じように激しいエネルギーが迸(ほとばし)り出るのだろうか。
 このところ相次いでいる無差別殺人、殺人のための殺人という行為を見ていると、
そうとしか思えなくなる。
少なくともいま地球上には善のエネルギーより悪のエネルギーの方がはるかに満ちているようだ。
 怖いのは悪貨が良貨を駆逐する現象。
悪は伝播しやすい。
そして感染力も強いようだ。
対して悪の伝播を防ぐ愛・善のエネルギーは弱い。
しかし、一つひとつは弱くても、力を合わせ身近なところから愛を増やしていかなければならない。
一人ひとりがそのための行動を起こせるかどうかにこの星の未来がかかっている。

       (中 略)

殺人のための殺人事件

 衝撃を受けたのが名古屋大の女子学生が犯した犯罪。動機は純粋な殺人

       (中 略)

反省なき犯罪者、金儲け主義の出版社

  なにより私が問題だと感じたのは、「手記」の出版を自らが出版社に売り込んだという点

       (以下 略)


  本稿は「性善説か性悪説か」と題して「まぐまぐ」から6月24日に配信したものである。

  全文は「まぐまぐ」から、あるいはHP「リエゾン九州」内の「栗野的視点」から一読を。