栗野的視点(No.691) 2020年6月17日
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「コロナ」が変えた社会(3)~世界は中国化していく
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「アメリカファースト」に凝り固まったトランプ米大統領は自国経済の悪化も
COVID-19による米国民の死者数増も、悪いのは全て中国のせいにして自身の
支持率アップを図ろうとしている。だが彼の思惑とは反対に中国の世界への影響力は確実に広がりつつある。
そしてCOVID-19の世界的大流行(パンデミック)が一段落した後、世界はほぼ間違いなく中国化しているだろう。
「コロナ」後は中国が世界標準に
なぜ、世界の政治指導者達はここまで強権的な方法に踏み切ったのか。
なぜ、民主主義国家の国民が大した反対もせず、自由と私権の制限にやすやすと従ったのか。
本当にSARS-CoV-2は狂暴なウイルスなのか。
そうしたことが本当に解明されるのはもう少し後になりそうだが、
現段階でもはっきり分かっていることが1つだけある。
後の時代に「COVID-19の前と後」と語られるほど、この感染症が我々の世界を
変えてしまったということだ。
それは何か--。
結論から先に言えば、民主主義の崩壊と世界の中国化である。
さらに言うなら、アメリカという「帝国」の完全なる崩壊と、それに代わる
中国という「新しい帝国」の覇権確立だろう。
そして意図するとしないとに関係なく、それまで世界の秩序を維持していた
民主主義国家はCOVID-19を契機に経済のみならず政治的にも中国の覇権の下に
ひれ伏したことを意味する。
それと同時に、それまで「グローバルスタンダード」とほぼ同意語だった
「アメリカスタンダード」は「チャイナスタンダード」に変わることも。
「帝国」になれない中国の覇権主義
(略)
増加する監視システムと追跡アプリ
(略)
全文はHPに収録、「まぐまぐ」からも配信しているので、そちらでどうぞ
栗野的視点(No.691):「コロナ」が変えた社会(3)~世界は中国化していく