危険運転がメディアで何度報道されても減少するどころか
相変わらず我が物顔で運転するドライバーが後を絶たない。
上の写真は日本全国が雪で包まれた1月下旬のある朝の光景。
写真右端の雪道は車道ではなく歩道である。
そこにくっきりと付いたタイヤの後。
自動車が歩道を走っていたのだ。
雪で覆われ車道と歩道の区別がつかず、誤って歩道に入ったのかと最初思った。
しかし、よく見ると画面上の方から突然、歩道にハンドルを切り歩道を走っていることが分かった。
意図的に歩道を走っているのだ。
どこまで走ったのかタイヤ痕を辿ってみると、写真では切れて写ってないが
画面手前の方で向かって左側へとタイヤ痕が続いていた。
画面左側は作東中学校である。
幸いこの日は土曜日。登校する生徒はいないからよかったが、もし平日の朝だったらと思うとゾッとする。
一体誰が何の目的でこのような危険運転をするのか。
作東中学の生徒は道で会えば「おはようございます」「こんにちは」と挨拶をよくする礼儀正しい子ばかりだ。
一方、先生の方はと言えば道で会っても挨拶されたことはない。
それどころか道を横切ろうとしても一時停止せず、車が先とばかりにスピードを緩めず走る。
始業時間に遅れるからか、学校の前の道路を、だ。
登校中の生徒がいればどうなるのだと思ってしまう。
家の前の道を雪かきしていた老婆に出会ったので、「道が凍っているから気を付けてくださいよ」
と声を掛けしばしよもやま話。
老婆曰く。「この道は結構車が通るから危ないんです。橋から下り坂になっているから
スピードを出して学校の先生なんかも通るんですよ」
ここは生活道路。それを生徒の見本にならなければいけない先生がスピードを出して走るとは言語道断。
都会より田舎に住んでいる人の方が車のスピードは出すし、徐行運転しない傾向にある。
一体この国のモラルはどこへ消えたのか。