「尊敬できない」「なら職変えて」橋下知事と職員バトル(朝日新聞) - goo ニュース
最近、独裁的態度をリーダーシップと勘違いしている行政トップが増えてきた。
筆頭は小泉元首相と石原東京都知事。
黒か白か、右か左か、イエスかノーかのような二者択一を迫るやり方は、ある意味分かりやすく、また選びやすいから、大衆はそうした指導者を支持しやすい。
ところが、かつてのヒトラーやスターリンもそうであったように、提示する問題の前提が違えば、違った選択肢もあるのだが、そういう選択肢を巧妙に出さないようにしている。
今回の場合も「ことあるごとに『自分は選挙で選ばれた府民の代表者』といって正当化する。橋下さんは人として尊敬できない」と述べたのに対し、
「上司に対するものの言い方もある。私のやり方があなたの意に沿わなければ、職を変えてくださって結構です」
と答えている。
「知事と職員の集い」という集会であり、目的は知事と職員がコミュニケーションを図ることを目的にした会合のはずで、知事の意見を伝達するだけの会なら、こういう「集い」はいらないだろう。
にもかかわらず、自分の意見だけを聞け、やり方が気に食わなければやめろというのは民間企業でもあり得ない話だ。よほどのワンマン創業者社長でもない限り。上場企業なら、そんなことをいう社長は逆に首を切られる。
大阪府という行政のトップは上場企業の雇われ社長と同じであり、いくら選挙で選ばれたといっても府民全員が橋下氏を選んだわけでもない。
様々な人の意見を聞き、英知を結集して事に当たるのが行政トップに求められているわけで、反対意見を封じるだけでなく、辞めろというような言い方は、弁護士としてもおよそふさわしくない。
本当に彼は弁護士としての仕事をきちんとしていたのだろうかと思ってしまう。
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筆頭は小泉元首相と石原東京都知事。
黒か白か、右か左か、イエスかノーかのような二者択一を迫るやり方は、ある意味分かりやすく、また選びやすいから、大衆はそうした指導者を支持しやすい。
ところが、かつてのヒトラーやスターリンもそうであったように、提示する問題の前提が違えば、違った選択肢もあるのだが、そういう選択肢を巧妙に出さないようにしている。
今回の場合も「ことあるごとに『自分は選挙で選ばれた府民の代表者』といって正当化する。橋下さんは人として尊敬できない」と述べたのに対し、
「上司に対するものの言い方もある。私のやり方があなたの意に沿わなければ、職を変えてくださって結構です」
と答えている。
「知事と職員の集い」という集会であり、目的は知事と職員がコミュニケーションを図ることを目的にした会合のはずで、知事の意見を伝達するだけの会なら、こういう「集い」はいらないだろう。
にもかかわらず、自分の意見だけを聞け、やり方が気に食わなければやめろというのは民間企業でもあり得ない話だ。よほどのワンマン創業者社長でもない限り。上場企業なら、そんなことをいう社長は逆に首を切られる。
大阪府という行政のトップは上場企業の雇われ社長と同じであり、いくら選挙で選ばれたといっても府民全員が橋下氏を選んだわけでもない。
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本当に彼は弁護士としての仕事をきちんとしていたのだろうかと思ってしまう。
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