栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

後継者へのバトンタッチはどのようにすべきか。(6)~器量のない子に譲れば会社が滅びる

2010-09-27 12:16:50 | 視点
 過去の歴史を振り返っても、後継者育成に成功した例はあまり多くない。

権力は禅譲されるものではなく、簒奪すべきだ、と言っても、なかなかそこまでしっかりした者はいない。

むしろ尻込みするか、「そんな親不孝なことはできない」としたり顔で言う人間の方が多いだろう。

「だからダメなんだ」といっても仕方ない。

結局、権力を譲る方が後継者をそれに相応しく育てるしかない。

 そこで2つの例を紹介しよう。

1つは家康の例、もう1つはデュポン社の例だ。

 まず家康の育て方。

 家康は秀忠を早くから後継者として認定したわけでも、可愛がったわけでもなかった。

 秀忠は周囲からも後継者と目された頃、家康から二度もきつく叱責されたことがある。

 一度は関ヶ原


        (以下略)



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